自民、農協改革に慎重論相次ぐ 全国幹事長会議 

(2015/2/ 7 18:00) アットエス


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自民党の全国幹事長会議であいさつする安倍首相。左は谷垣幹事長=7日午後、東京・永田町の党本部

 





自民党が7日、党本部で開いた全国幹事長会議で、安倍晋三首相(自民党総裁)が進める農協改革は4月の統一地方選に悪影響を与えるとして、地方側から慎重論が相次いだ。首相は「統一選の先頭に立って頑張る。勝ち抜いて来年夏の参院選につなげたい」と訴え、改革に理解を求めた。
 首相は農協改革に関し「地域の農業が50年先まで続くための改革を行わないといけない。地域の農協が主役になって所得を上げる成長分野に変えたい」と強調した。今国会については「戦後最大の改革の成果をしっかりと挙げていく『改革断行国会』にしたい」と説明した。


政府の目指す農協改革って何だろう・・・?

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当面のターゲットはJA全中の弱体化であろう・・・?
何故弱体化を図るのか?
単刀直入に言えば政府の方針に素直に従わないからである。

株式会社は出資者である株主の利益を追求するシステムである。
一方、組合員である出資者の利益を優先する協同組合では出資して準組合員にならない限りその恩恵を受けることはできない。
例え、多額の資金を出資したとしてもその発言力は一票に過ぎない。

郵便局に続き農協の弱体化を目指す隠された目的はここにある。
そのためには準組合員を制限することが手っ取り早い方法である。
準組合員が利用できないように制限すれば農協の弱体化は一気に進む。
しかし、農協組合員はそこまでの世間知らずのお人よしではないだろう・・・

何故、政府は誰でも判るようなことを地域農協が自由に経営ができるようになどと尤もらしい口実を挙げるのだろうか・・・?

そこには自己資本力抜群の農協が目障りだとする圧力が透けて見える。

本来、農協改革は組織組合員が考えるべき性格のものである。
政府が圧力を掛けること自体、うさん臭いことである。

最後に、農協の組織図をもう一度見てみよう・・・
素人目にも無駄を省ける箇所は数多く見当たる。
しかし、無駄も何かしの役に立っているのだが無駄を省いて組織を一体化したら、そこには化け物のような農協が実現する。

独占禁止法に抵触するような巨大組織ではあるが、その目的が組合員の利益であれば独占禁止法違反で処罰することは容易なことではないことを付け加えておこう。