民主党の代表選が近づいてきた。
テレビでは自主再建路線か野党再編路線かとその違いを明確にさせたがる。
民主党は任期満了前に代表交代の声が度々湧きあがってきた。
みんなで代表を支えるという文化が育っていないのだ。
良い悪いは別にして民主党の第一世代である小沢、鳩山、菅の各氏は党の拡大に努力し政権交代を成し遂げた。
それに続く第二世代である前原、岡田氏らは第一世代を否定をすることで党の信頼復活を試みた。
このことは第一世代の苦節と努力を実感しない第三世代にも引き継がれてきた。
世間でいうところの民主党はバラバラで纏まらないという文化が形成されてきた所以である。
今回の代表選に当たり各候補者の政策の違いはそれほど見当たらない。
しかし、マスコミはことのほかその違いを際立たせ、そして政策が違うと民主党を不安にさせる。
しかし、冷静に考えてみれば国民は多種多様な考えを持っている。
国民の声を代弁するのが政党であるとすれば、多種多様な考えを是としない政党では自ずと限界があることは容易に想像がつく。
対極軸があるとすれば、大企業や資産家が潤えば国民は良くなるとする自民党的な発想と、多くの国民が潤わなければ国は良くならないとする発想で十分である。
このような考えに立てば民主党の目標は決してバラバラではない。
言い換えればバラバラとみられる要因は目標と手段が雁字搦めになって理解できていないことである。
違っているのは目標達成のための手段・方法である。
目標が同じであれば、例え失敗しても素直に認め別の方法を採れば良いだけのことである。
マスコミが取り出す維新の党等との再編問題であるが、そもそも維新の会はマスコミが造った虚像である。
甘い蜜に誘われて近づいてみればその実態の危うさに気づく。
排除の原理を否定しない限り、民主党の未来には絶対越えられない大きな壁となって立ちはだかる。
懐を大きくもち、維新の党などから毀れた人たちの生存できるスペースを空けておく事で十分である。
一つの指標として、マスコミに潰され民主党を離党した小沢一郎氏を包含できないようでは自ずとその限界は見えてくる。
誰が代表となれば小沢一郎の復党は可能となるのであろうか・・・?