スマッシング・パンプキンズ、その他、まとめてレビュー

The Smashing Pumpkins


スマッシング・パンプキンズは、「SIAMESE DREAM」、「MELLON COLLIE AND THE INFINITE SADNESS」の2枚を所持しています。
又、「Rotten Apples(Greatest Hits/Judas O)」は、レンタルしてリッピングして聴いていますね。
スマッシング・パンプキンズの音楽性は、シューゲイザーやゴシックロックからの影響を感じさせながら、ポップ・センスのあるロックとして仕上げているのが、特長だと思いますね。
恐らく、スマッシング・パンプキンズは、マイ・ケミカル・ロマンスのようなエモ~ポップパンクの系譜のバンドだけでなく、ポピュラー音楽全般に影響を与えていると思いますよ。
セカンド・アルバムの「SIAMESE DREAM」は、全米だけで500万枚以上のセールスを上げていて、ロック史上の名盤とされていますが、「MELLON COLLIE AND THE INFINITE SADNESS」の方も、それに負けずとも劣る事の無い名盤ですね。
まぁ、デビュー時期の関係もあって、ニルヴァーナやパールジャムと比較される存在だったスマッシング・パンプキンズも、オルタナ/グランジのブームが落ち着いた事によって、正当に評価される存在になったんだよね。
スマッシング・パンプキンズが、ニルヴァーナやパールジャムと大きく違う点を言うなら、彼等の音楽は、スピリチュアルであり、エモーショナルであり、アグレッシヴであり、パッションが漲っている処だと思うんだよね。
特に、歌詞に生命力と感情と文学性を感じるので、興味がある人は聴いてみたら良いと思うべよ。

スマッシング・パンプキンズの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「いま僕は独りきり おなじみの孤独感 愚か者の計略にはまった奴らには 涙を隠せる」-(「SOMA」)
-「ねぇ 想像してみないか 生れた時は僕らも純真で 林檎のような瞳で世界に投げ出されたんだって」
「沢山のダイヤモンドと 百万年の詰まった一発で 失望した者は そこに居なかったかのように姿を消す」
「自分の心のウイルスに侵され 自分の病気に敗北したってわけさ 自分の欲求の病気に」-(「GEEK U.S.A.」)
-「僕を見張る 死 拒絶」「どのみち彼らは僕らを選ぶけど 僕らは仲間にならないよ」-(「SPACEBOY」)
-「これからどこに行こうか? 彼らはみんな 君を変らせたがってる」「そして悲しそうな顔が この町の中で溺れていく」-(「SWEET SWEET」)
-「誰が誰を狂人だと決めて 誰が他人のすがりつく悪を正すの?」「これは 僕が受け止めて 壊さなきゃならないチャンスなんだ」-(「LUNA」)
-「人生は永遠に変わり続け 誰も前と同じで居る事などが出来ない」「信じてくれ 俺を信じてくれ 人生は変わり得るものだ」
「おまえは虚しさに縛りつけられているわけじゃない」「おまえはまだ確信を持てずにいるが 自分が正しいかもしれないということは知っている」
「不誠実なやつらを俺たちが晒し者にしてやる 今夜」「俺たちがすべてを正しくしてやる すべてを感じてやる 今夜」
「おまえの人生において 言葉にも出来ない瞬間が 今夜訪れる 今夜 不可能が可能になる」「俺がおまえを信じるのと同じくらい 俺を信じてくれ 今夜」-(「tonight,tonight」)
-「世界は吸血鬼 吸い尽くす事がその使命 秘密の破壊者が おまえを炎に捧げる」「裏切られた欲望 ゲームの一部 知っていながらも 俺は見せてしまうだろう」
「怒りに満ちていながら 俺はまだカゴの中のネズミのようだ」-(「bullet with butterfly wings」)
-「俺は二度と戻らない 俺は絶対に屈しない おまえたちのツバを浴びて輝いたりはしない」
「このメッセージを 愚か者の言葉を聞く勇気を持った全ての連中に捧げる」「俺を連れ戻す事は おまえには出来ない 何故なら俺は 全てをおまえに投げ返すから」-(「an ode to no one」)
-「全ての思想警察が 眠りを包囲する 俺の輝かしい文学はノロノロと続く」
「俺の不幸から溢れ出る蒸気が 俺に恐れる力を与えてくれた そして俺の心の中では 俺は全ての人間なんだ」-(「porcelina of the vast oceans」)

COLDPLAY

コールド・ウォー・・・、じゃなくて、コールドプレイですね。(冷戦(cold war)とは、砲火は交えないが、戦争を思わせるような国際間の厳しい対立抗争の状況。第二次大戦後の米ソ関係を表す。)
コールドプレイは、「A Rush of Blood to the Head」をレンタルして、リッピングして聴いています。(中古で購入した記憶もあるし、レンタルかどうかは定かでは無いですけどね)
「X&Y」もレンタルして、リッピングしていたけれど、ファイルが見つからないですねぇ。
東海村立図書館では、「VIVA LA VIDA OR DEATH AND ALL HIS FRIENDS」を借りて来て、MDにダビングして聴いていますねぇ。
コールドプレイは、アルバム毎のセールスが1000万枚を超えるレベルにあり、全世界規模で成功を収めた英国の最大のロックバンドですね。
「VIVA LA VIDA OR DEATH AND ALL HIS FRIENDS(美しき生命)」のライナーノーツでは、クリス・マーティン(vo,g,piano)のインタビューの内容が掲載されてますね。
インタビュー内容を、概略するなら、以下になりますね。
「今の自分たちよりも高い次元を目指したい、もっと質を上げたい、信じられない位に恵まれている立場に居るのだから、どんどん磨きをかけていきたい」
「今までの3枚のアルバムも誇りに思っている。特に、「X&Y」は、アルバムを通じて難しい時期を通り抜けてきたし、制作時は、ハングリーで色々な可能性があったし、自由な気持ちだった」との事です。
つまり、「X&Y」制作時は、「どんよりと重たく冷たい沈黙」がバンド内を支配していて、逆境から生まれた「X&Y」によって、コールドプレイは、勇気と確信を得たらしいですね。
コールドプレイの音楽性の特徴は、深いメランコリィと精緻なメロディにあり、美メロ、ピアノ・ロックといったシンプルなタームで語られていますが、メンバーの聴いている音楽は多岐に渡るようです。
「美しき生命」の制作時には、北アフリカのティナリウェン、ラムシュタイン、ショパン、Jay-Z、ビョーク、ドナ・サマー、メキシコのルイ・ミゲル、中国の伝統音楽、レディオヘッド、ボブ・ディランなどを聴いていたようですね。
特に、影響を受けているのは、北アフリカのアラビックなリズムやラテン・ミュージックで、「美しき生命」でもアルバムの内容に反映されてますね。
因みに、「美しき生命」のプロデューサーは、ブライアン・イーノとマーカス・ドラヴスですね。
「VIVA LA VIDA OR DEATH AND ALL HIS FRIENDS」を和訳すると、「美しき生命と生命の幻影」という意味になりますね。
要は、「生命への賛美」と「死への冷徹な眼差し」といった背中合わせの意味を持つタイトルで、その意図について概略すると、「この世はあまりにへんてこりんな場所だから、意気消沈するような事があっても、決して打ちのめされるな」という前向きなメッセージを伝えたい、との事ですね。
そして、「美しき生命」には、絶望と希望、喜びと悲しみ、聖と俗、生と死、といった相反する要素や価値観がアルバムを通して提示されている、との事ですね。
まぁ、私も思う処がありますが、不条理な事は起こって欲しくないのは間違いないけれど、それによって、深い意味がある充実した人生になる事も否めない事実で、相反する要素というのは、人生の根源的な要素だと言えますね。
最後に、コールドプレイで好きな曲を挙げるなら、「In My Place」と「The Scientist」と「Warning Sign」になりますね。

MOGWAI


モグタン・・・、じゃなくて、モグワイですね。(モグタンとは、まんがはじめて物語(1978年5月~1984年3月、TBSテレビの子供向け教養番組)に登場する魔法を使うピンク色の生物。)
モグワイは、過去に「Rock Action」を所持していて、今は、「Happy Songs for Happy People」と共にリッピングして聴いていますね。
そして、「young team」、「come on die young」は、レンタルして、MDにダビングして聴いていますね。
まぁ、「Rock Action」はリアルタイムで聴いていたけれど、当時の心境とマッチしないというか、落ち込んでいないと聴きたくない音楽ではあるんだよなぁ。
「young team」と「come on die young」は、三十路を過ぎてからレンタルで聴いていたんだけど、当時は気分が塞いでいる時に、煙草を吸いながら頻々に聴いてましたねぇ。
まぁ、40才位までは、普通に煙草を吸ってましたからねぇ。何も出来なかった10年間で必然的に禁煙する事になった訳ですが、今後も、健康だけでは無く経済的な事も考慮して、禁煙は続けていこうと思いますね。
それは兎も角、モグワイのアルバムは、どれも似たような雰囲気で、何かこうね、重低音に沈みながら、ゆったりとしたリズムに身を任せ、憂鬱な感情に浸り込む、と言うんですかねぇ、そんな快楽性がありますねぇ。
特に、何回も繰り返して聴いていたのは、「young team」、「come on die young」の2枚で、モグワイの代表作だと思うのですが、ポストロック、又は、ポストメタルといったジャンルの代名詞となっているのが、モグワイなんだよね。
因みに、モグワイというバンド名は、映画「グレムリン」に登場する生物「モグワイ」が元ネタになっていますね。

Linkin Park


リンキン・パークは、過去に「Hybrid Theory」を所持していて、「Meteora」はレンタルして、双方ともリッピングして聴いていますね。
リンキン・パークは、米国のバンドで、アルバム・セールスは、「Hybrid Theory」が3000万枚、「Meteora」が2700万枚、トータルでは7000万枚を超えていて、21世紀で最も売れたバンドとされていますね。
リンキン・パークの音楽性は、ニュー・メタルの完成形と言えるもので、グランジの倦怠感、インダストリアル・メタルのデジタル感触、ラップ・メタルの雑多性、ヘヴィー・メタルのグルーヴ感、といったものが適度にミックスされた形になっていますね。
要は、上記の音楽性が、憂いのあるメロディを支えていて、そのバランス感覚こそが、リンキン・パークの特筆すべき長所だと思いますね。
リンキン・パークの中で、好きな曲を挙げると、「Points of Authority」、「Runaway」、「Don't Stay」、「Breaking the Habit」、「Numb」辺りですね。

My Chemical Romance


マイ・ケミカル・ロマンスは、私の記憶だと、ロッキン・オンの2006年の年間ベストで1位になっていて、私は、過去に「The Black Parade」を所持してましたね。
今は、「Three Cheers for Sweet Revenge」、「The Black Parade」をリッピングして聴いていますね。
まぁ、当時のメディアが商業主義的にバンドを持ち上げて評価している、といった印象を私は未だに拭い切れなくて、現時点に於いてこういう系統の音楽を正当に評価した場合はどうなるのか、という事がポイントになると思いますね。
エレキング関連に於いても、元「BURRN!」編集部のライターに文章を書かせている位だし、現時点で言うなら、過去の商業主義的なロックと、どう向き合うかという事が肝要な処ですね。
まぁ、私も「音楽を聴けなかった10年間」という経験をしている相当に稀有な存在の人間なので、感覚自体が一般人と乖離していて、見当違いな記事を書いているのかもしれませんけどねぇ。
それは兎も角、マイ・ケミカル・ロマンス(アメリカ、ニュージャージー州出身)は、エモ/スクリーモというジャンルに括られていて、メタル要素の強いロマンチックなギター・フレーズを復活させた功績は大きいと思いますね。
そして、「The Black Parade」は、ハイ・レベルの楽曲が並んだコンセプト・アルバムであり、歌詞の内容も刮目に価する内容で、まぁ、若い世代をターゲットにした音楽と考えるなら、高評価になりますね。
マイ・ケミカル・ロマンスの中で、好きな曲と言えば、「Thank You for the Venom」ですが、これは、直訳すると、「君たちの憎しみにありがとう」という意味になりますね。

(2026/3/20)