ニルヴァーナ、まとめて、アルバムをレビュー

BLEACH / NIRVANA


プリッツ・・・、じゃなくて、プリーツ・・・、でもなくて、「BLEACH」(1989)ですね。(プリーツとは、ひだ、折り目の事。特に、スカートなどの折りひだの事。)
因みに、ブリーチとは、漂白、脱色の事で、私も、10代後半から20代前半位までは、結構、髪の毛をブリーチしていたヨン。
「BLEACH」は、ニルヴァーナのファースト・アルバムになりますが、まぁ、私は、「NEVERMIND」、「IN UTERO」を購入した後に、「BLEACH」を購入した訳で、友人F君は、当時、ニルヴァーナの中では、「BLEACH」が最も良いアルバムだよって言ってたんだよねぇ。
私は、当時(10代後半、1993年頃)は、「BLEACH」は、気に入っては無かったけれど、このアルバムは、オルタナティブ・ロックやハードコア・パンクの影響が最も濃いアルバムであり、通向けのアルバムなんだよねぇ~。本当にF君は良さを理解していたのか、懐疑的ですねぇ~。
まぁ、私も、その後、ニルヴァーナのカート・コバーンが影響を受けた、ワイパーズ、ビック・ブラッグ、ブラック・フラッグ、ビート・ハプニング、その他、を聴くようになって、漸く「BLEACH」の良さを理解出来るようになった次第なんだよねぇ。
とは言え、「BLEACH」やニルヴァーナの初期の曲で聴かれる、機材の「キーン」というフィードバックの音、畢竟、初期衝動と言われる音は、当時(90年代前半)は聴いた事が無かった音であり、オルタナティブ・ロック「んちゃ!」といった感覚だったのを記憶しているヨン。
まぁ、ニルヴァーナは、多くのリスナーに対して、オルタナティヴ・ロックの入り口としての役割を果たしているけれど、リアルタイム世代の私から言わせて貰えば、ニルヴァーナは、グランジ・ブームの終焉と共に、一旦、存在感が無くなった後、オルタナティヴ・ロックのムーブメントにより再評価された存在だったと思うんだよねぇ。
そういう経緯があって、私は、三十路以降に、ニルヴァーナのCDを中古で再購入した訳だけど、それだけでなく、リアルタイム世代として言わせて貰えば、ニルヴァーナの「NEVERMIND」に於けるサウンド・プロダクションは、当時は、ロックの原点回帰どころか、最先端のロック・サウンドといった印象であり、80年代のロック・サウンドを一気に古臭く感じさせる事に成功したんだよねぇ。
勿論、メタリカも、サブ・ポップのアーティストに影響を受けて制作した「METALLICA(ブラック・アルバム)」というアルバムを世に発表しているけれど、要は、リアルタイムに於けるグランジの印象としては、ロック・リバイバルでは無く、音質から音楽性まで含めて、最先端のロック・サウンドだったという事を言いたい訳だヨン。
そして、「BLEACH」に関しても、リアルタイムとしては、ロックの原点回帰どころか、最先端のロック・サウンドとして聴いていて、正直な事を言うと、当時は、80年代のロック・サウンドの方が、テンポが良くて明るい曲が多く気分が高揚するし、「聴きたいのは、80年代ロックだろ!」と、当時の私は、声を小にして言いたかった訳だヨン。
まぁ、それは兎も角、以下、「BLEACH」の収録曲について、ピック・アップして解説していくヨン。
4曲目「School」は、コバーンが教育制度の中で目の当たりにした数々の規制は、大人の社会でも同様だと気付いた事から作られた曲であり、カート・コバーンの激しい怒りを感じるんだよねぇ。
まぁ、加藤君、癇癪を起こさないで、児玉清のイチゴキャンディー、或いは、ライオネス・コーヒーキャンディーでも舐めて、落ち着けば良いヨン、と言いたくなるような、相当なフラストレーションを感じる曲でもあるんだよねぇ。
まぁ、私も、人生経験上、小学校や中学校を登校拒否して、引き篭もりになる事を余儀なくされるような人間や、私の家の近所でも見かける、学校に行ってる振りをしていると思われる子供の事などを、私は、知っていたりするんだよねぇ。
それは、正しく「School」の歌詞で歌われる「Wouldn't you believe it,it's just my luck(どうだよ、これ。運が悪いったらありゃしない。)」という、思い通りにならない理不尽な社会や、不幸な人生の事でもあるんだよねぇ。
私の場合、勝田工業高校、水戸コンピューター専門学校、と普通に学校を卒業してきたけれど、学校のシステム自体、そして、社会のシステム自体に、憤りを感じていて、その点に関しては、カート・コバーンに共感する処があるヨン。
又、「School」の歌詞で歌われる「No recess(休み時間なし)」という歌詞は、何時でも何処でも、奴隷として扱き使われる事を意味していて、それは、学校に行ってる振りや働いてる振りをしている人間に関しても、結局は、システムに唯々諾々と管理されて、「No recess(休み時間なし)」にされているという、厭世観を意味している歌詞だと思う訳だヨン。
5曲目「Love Buzz」は、60年代後半、「Venus」で旋風を巻き起こしたショッキング・ブルーのカヴァー曲であり、中東の雰囲気を感じるリフが印象的だヨン。
6曲目「Paper Cuts」は、児童虐待の犠牲者の立場に立ってコバーンが歌った曲であり、まぁ、世の中には、居丈高で癇癪持ちで獰悪で我儘で陋劣で、子供を恫喝して貶めて虐げる毒親の元に生まれた、外れガチャを引かされている不幸な子供も存在する、という事だヨン。
8曲目、スコップ・・・、じゃなくて、「Scoff」は、ライヴで映えるナンバーで、「In my eyes, I'm not lazy(俺の見るところ、俺は怠け者じゃない)」、「Heal a million / kill a million (100万を癒し、100万を殺す)」といった歌詞が印象的だヨン。
最後に、アルバム「BLEACH」の音楽性を総括するなら、ハード・ロックやパンクの魅力を凝縮し、ロックのベクトルをプリミティブな原点に戻した上で、ラウドネスな音とポップなメロディを組み合わせた音楽性になっていて、粗削りではあるけれど、「NEVERMIND」に通じるサウンドの原型が、このアルバムで出来上がっていると言えるヨン。

NEVERMIND / NIRVANA


寝番、毎度かぁ~・・・、じゃなくて、「NEVERMIND」(1991)ですね。(寝番とは、宿直、泊まり番の事。)
それにつけても、納豆は、ネバネバしていて、うめ~ど~(茨城弁)。
私が、ニルヴァーナの「NEVERMIND」を購入したのは、水戸コンピューター専門学校1年生の頃(1993年)であり、その頃は、ネルシャツ等の古着っぽいファッションが流行っていて、何かこうね、社会全体が暗い雰囲気というか、グランジ化している処があったんだよねぇ。
(因みに、ニルヴァーナの「NEVERMIND」のジャケットのプリントで、オーストラリア公演のヴィンテージTシャツは、現在、100万円以上の値段が付いてますねぇ。又、私が専門学校時代に着ていたチャールズ・マンソンの長袖Tシャツは原宿で購入したものであり、その他、オフスプリングなどのロック系のTシャツを所持していたけれど、現存しているロック系のTシャツは、OCSだけだヨン。)
私が、高校生の頃のファッションと言えば、ミチコ・ロンドンのTシャツやポロ・ラルフローレンのポロシャツを着たりしていて、まぁ、小奇麗な感じのファッションだったんだけどねぇ。
それが、専門学校1年生の頃は、ミスター・ジュンコの1万円以上するパーカーを、友人F君に3000円で譲ってもらったりして、まぁ、ファッションが大きく変遷していく時代でもあったんだよねぇ。
まぁ、それは、ファッションだけに言える事では無く、音楽のメインストリームも、HR/HMから、オルタナ/グランジへと大きく変遷していった訳で、オルタナ/グランジのアイコンとも言える存在であるニルヴァーナは、もう何が何でも外す事の出来ない絶対的な超人スーパーウルトラ・アーティストの存在であり、「只者では無い!」という訳だヨン。
そして、ニルヴァーナの音楽性の特徴と言えば、何て言うんですかね、HR/HMとパンクが半々に配合された音楽性と言えば良いんですかねぇ、まぁ、そんな感じなんだよねぇ。
まぁ、それを言うなら、我が母校、勝田工業高校も、オタクとヤンキーが半々に配合された学校だったんだよねぇ。
そして、私と言えば、高校時代、見た目は、まぁ、ちょっちゅだけ、ヤンキーの雰囲気も微妙に無くは無いような気がするけれど、家に帰宅すれば、ファイナルファンタジー4に感動し、泣きながらプレイしていたという、何て言うんですかね、まぁ、そんな感じのキャラクターだったヨン。
又、正確に言うなら、勝田工業高校の場合、ヤンキーと言っても、見た目はヤンキーだけど、中身は体育会系の人が多かったんだよねぇ。因みに、勝田工業高校バレー部は、全国大会に出場するレベルなんだよねぇ。
まぁ、それは兎も角、「NEVERMIND」は、専門学校1年生の頃、購入していて、暫くして売却した後、三十路になってから、再購入した経緯があって、その他のニルヴァーナのアルバムも同様に、購入してから暫くして売却した後、三十路になってから、再購入しているヨン。
「NEVERMIND」は、2000万枚以上を売り上げた名作、且つ、代表作であり、イギリスではダンス・ミュージック、アメリカではヒップホップが台頭していた時代に於いて、グランジというジャンルとして、ロックを復興させた功績があるヨン。
又、「NEVERMIND」から、ドラマーのデイヴ・グロールが参加しており、これは、メジャー・レーベルのゲフィンと契約を結んだ事と同様に、重大な変化だと思うヨン。
以下、「NEVERMIND」の収録曲について、ピック・アップして解説していくヨン。
1曲目「Smells Like Teen Spirit」は、言わずと知れたニルヴァーナの代表曲で、私も、最初に聴いた時は、それなりに良い曲だなぁ~、と思ったヨン。まぁ、ボストンのヒット・ナンバー「More Than A Feeling」のリフを拝借しているのは有名な話だヨン。
3曲目「Come As You Are」は、思い切りフランジャーを効かせたギター・サウンドが、水中で録音したかのような印象を与え、アルバム・ジャケットとリンクしているヨン。
7曲目「Territorial Pissings」は、ステージ上の大騒乱を招く定番ナンバーで、シングルに値する逸品でもあり、「Gotta find a way(道をみつけなきゃ/なんとかしなきゃ)」といった歌詞が印象的だヨン。
12曲目「Something In The Way」は、カート・コバーンが自らを題材にした寓話であり、1985年の終わりに、アバディーンでホームレスだった頃の不便な暮らしの体験に基づいて、書かれているヨン。
まぁ、不便な暮らしと言えば、私も、2016年以降は、インターネット、携帯電話(スマートフォン)、車、といった必需品的な物が無い(使用もしない)という、余りにも倹しい質素な生活を送っており、それは、今も、続いているヨン。
又、2015年から2025年までの10年間の私の生活と言えば、風呂やシャワーも使わずに、身体をタオルで拭くだけで済ませて、服も100均ショップで購入した100円のTシャツとトランクスといった下着以外、買っていないという相当に質素で倹しい生活を送っていたヨン。(まぁ、この程度の事は序の口なんだけどねぇ。)
まぁ、それは兎も角、この曲は、歌詞の隠喩の表現が最も重要であり、私が真なる意味として推察するには、釣り人は支配者であり、餌は被害者であり、魚(国民)は加害者に見えて実は被害者であり、国民は奴隷(被害者)である、という構図を歌詞で表現していると思うヨン。
13曲目「Endless,Nameless」は、「Something In The Way」から約10分ほどの空白の後で流れるシークレット・トラックで、以降、シークレット・トラックを入れるという手法は、CDの常識と化したヨン。(それにしても、シークレット・トラックが、いきなり掛かると「びっくりしたなぁ、もう!」となるので、個人的には、シークレット・トラックは、好きくないヨン。)
まぁ、最後に言うておくと、「NEVERMIND」は、私は、何百回も聴くレベルでヘビー・リピートをしていて、まぁ、今の若人は、CD1枚をヘビー・リピートするような音楽の聴き方は、しない、しない、懐メロ・・・だと思うヨン。

IN UTERO / NIRVANA


烏賊(イカ)、茹でろ・・・、じゃなくて、「IN UTERO」(1993)ですね。
「IN UTERO」は、1993年、私が、水戸コンピューター専門学校1年生の頃、発売されたアルバムで、購入は、「NEVERMIND」と、大体やね、同じ時期になるヨン。
「IN UTERO」を最初に聴いた時は、良いと思える収録曲が少なく、これは失敗作だと思ってはいたけれど、「Serve The Servants」のオープニングの不協和音等、今まで聴いた事が無かった音質の違和感に関しては、吉田戦車の漫画を初めて読んだ時に感じた、良い意味での違和感に近い感覚があったヨン。
まぁ、当時は、「IN UTERO」をプロデュースしたスティーヴ・アルビニの存在も知らなかった訳だけど、結局、オルタナティヴ・ロックを通過してから、「IN UTERO」の本当の良さを理解出来るようになった訳で、それにしても、20才前後の当時の気分で言うなら、「IN UTERO」の様なダークな音楽は、聴きたくなかった訳だヨン。
又、1994年に、カート・コバーンが自殺した時、リアルタイムに於いて、友人F君、その他との会話で、カート・コバーンの事が少し話題に上ったりしたけれど、まぁ、尾崎豊の夭折の時の様には、着目される感じでは無かったんだよねぇ。
そもそも、ロック・スターで豪邸暮らしの人間が、何故、自殺するのか、当時は、理解出来なかったし、まぁ、アーティスト等の著名人の自殺の場合、一般人の感覚からしたら、理解出来ない事情がある場合が多いんだよねぇ。
まぁ、その点、この私に関して言えば、苦悩の度合いは、誰から見ても分かり易く、明らかに大きい苦難だと思うし、世の中や人生をアキラメロンと誰に言われようとも、自分の人生がエンドになるまで、可能な限り、自分の行うべき使命の為に戦い、必死のパッチで頑張って生きていこうと思っているヨン。
但し、言うておかなくてはいかん事として、拝啓、自殺した人を糾弾するような事は、絶対に言いたくない訳で、カート・コバーンの苦悩の人生と表現によって救われた、という人が沢山に存在する訳で、要は、私もあなたも、この酷い世界に生まれ、苦しみを抱えて生きている、という共感が最も重要な訳で、何て言うんですかね、つまり、そういう事だヨン、敬具。
又、ブルース等のブラック・ミュージックやパンク・ロック、その他の音楽のユーモア的な表現から、私やその他、大勢の人が救われる事も多いだろうし、要は、音楽だけで無く、アーティスト等の様々な形式による表現活動によって、救われている人が、この世界には、沢庵・・・、じゃなくて、沢山、存在しているという事だヨン。
以下、「IN UTERO」の収録曲について、ピック・アップして解説していくヨン。
2曲目「Scentless Apprentice」は、複雑なソングライティング・テクニックを避けて、アメリカン・ハードコア・アンダーグラウンドの精神を貫こうという決意を表明した曲であり、如何にも、スティーヴ・アルビニの手腕を感じさせる名曲に仕上がっているヨン。
又、この曲は、人間の匂いに対する嫌悪感について歌われているけれど、まぁ、私が住む家の周りや家の中は、誰かに意図的に変な匂いにさせられている事が多く、まぁ、それは、私生活にかなりの悪影響を齎していて、私に対する相当に酷い仕打ちと言えるんだよねぇ。
5曲目「Frances Farmer Will Have Her Revenge On Seatle」は、共産主義に傾倒し、ハリウッドを潤し、迫害から逃れる為に酒とドラッグに溺れた、シアトルの女優フランシス・ファーマーの衝撃的な生涯に影響を受けたコバーンが、自分自身と重ねて作った曲だヨン。
ファーマーが受けた仕打ちは、現代の魔女狩りに他ならないものであり、カートは、ファーマーの伝記を読んで、憤りを感じていて、その怒りが、「I miss the comfort in being sad(悲しみに浸る心地良さが懐かしい)」といった歌詞で表現されているヨン。
8曲目「Milk It」は、ソフトとハードといったニルヴァーナの音楽が持つ二面性が如実に表現されていて、「Look on the bright side is suicide(物事を楽観視するなんて自殺行為)」といった歌詞も印象的だヨン。
12曲目「All Apologies」は、最も感動的な曲をアルバムの最後の曲順に持ってくるという意図が感じられていて、リミックスをスコット・リットに依頼して、曲の繊細さを最大限に引き出しているヨン。
まぁ、最後に言うておくと、「IN UTERO」は、ニルヴァーナのアルバムの中では、最も完成度の高い作品である、という評価がされる向きもあり、個人的にも、アーティストのアルバム制作に於けるアティチュードについて、考えさせられる面を持つ素晴らしい名作だと思うヨン。

INCESTICIDE / NIRVANA


インセンティブ、下さい・・・、じゃなくて、「INCESTICIDE」(1992)ですね。(インセンティブ(incentive)とは、目標への意欲を高める刺激。特に、企業で与える報奨金・奨励金。)
「INCESTICIDE」は、恐らく、三十路を過ぎてから中古で購入したと思うけれど、20才位の時期にも所持していた記憶があって、まぁ、記憶が、曖昧モコモコとしている感じだヨン。
畢竟するに、20代の頃、「INCESTICIDE」は、あまり聴き込んだ記憶が無いアルバムという事になるけれど、収録曲自体は、結構、気に入っている訳で、三十路以降、オルタナティヴ・ロックを通過した後、聴いた時には、「BLEACH」と同じレベルの聴き応えを感じていた訳だヨン。
まぁ、「INCESTICIDE」は、過去の作品を掘り起こしたコンピレーション・アルバムで、初期のハードコア系のテンポの速い曲が中心に収録されている訳で、「聴きたいのは、こういう音なんだよね」と思わず、呟きシローになるような曲が、多く収録されているヨン。
以下、「INCESTICIDE」の収録曲について、ピック・アップして解説していくヨン。
1曲目「Dive」は、サブ・ポップで最後のフル・シングルとして、「Sliver」と組み合わせてリリースされていて、パワフルなリズム且つ不器用な魅力があるグランジ色が強いナンバーで、ニルヴァーナ最高の部類の曲と言われているヨン。
3曲目「Stain」は、肯定的な意味で、見事なまでに洗練を欠いた雰囲気を持つナンバーで、ドラムが思いきり前面に出ているのが特徴的な楽曲だヨン。
5曲目「Turnaround」は、ディーヴォのカヴァー曲で、6曲目「Molly's Lips」と7曲目「Son Of A Gun」は、ヴァセリンズのカヴァー曲だヨン。
8曲目「(New Wave)Polly」は、「NEVERMIND」収録の「Polly」を、バズコックス調な演奏で、軽めな雰囲気にアレンジした曲だヨン。
9曲目「Beeswax」は、ニルヴァーナ初期に見られたハードコアとハード・ロックの融合が見事に表現された曲で、特にドラミングがパワフルな演奏で印象的だヨン。
12曲目「Hairspray Queen」は、ギャング・オブ・フォーを想起する楽曲であり、UKアート・パンクとUSハードコアが小気味良く融合されている曲と言えるヨン。
13曲目「Aero Zeppelin」は、安易なタイトルだが、エアロスミス、レッド・ツェッペリンと、ニルヴァーナが影響を受けたバンドに敬意を表した楽曲であり、中々、感興を催す作曲になっているヨン。
まぁ、最後に言うておくと、「INCESTICIDE」は、未発表曲を集めたアルバムではあるけれど、ニルヴァーナのルーツとなった音楽の影響を理解する事が出来る、素晴らしいアルバムとなっているヨン。

BEST / NIRVANA


「BEST」(2002)は、三十路以降に再びニルヴァーナが聴きたくなって、最初に取り敢えず購入してみたのがベスト・アルバムだった、という事もあって、意外と何回も繰り返して聴いているアルバムなんだよねぇ。(ニルヴァーナのアルバムは、20代後半位に、一旦、全て売却している。)
まぁ、ベスト・アルバムは、短い活動期間だったとはいえ、ニルヴァーナの数々の名曲が密集して凝縮して収録されている訳で、購入して損する事は無いと思うヨン。
まぁ、密集していると言えば、私の家の周りも2005年以降、家が次々と密集して建ち始め、2015年以降は、相当なハイペースで私の家の周りに、何軒(数件以上)も家が建つようになったんだよねぇ。
(特に、私の家の東側に位置している黒い家は、相当な至近距離で、2017年頃に建っている。)
正しく、家、家、家ー!(by 山崎邦正)といった感じになっていて、私の家の周囲は、まぁ、それなりに、不気味な雰囲気のエリアになっているヨン。
元々、私の家の周りは、東海駅まで3キロ以上も離れていて、最も近いコンビニで1キロ、最も近いスーパーで2キロという、辺鄙で不便な立地条件で、2000年以前は、住民が少なかったヨン。
それが、何でこんなに・・・、特に、2015年以降、私の家の周りに、理解出来ないレベルで、家が、密集して建っているのか・・・、何でだろう~、何でだろう~、な、な、な、何でだろう~。
まぁ、それは兎も角、以下、ベスト・アルバムの収録曲について、ピック・アップして解説していくヨン。
1曲目「YOU KNOW YOU'RE RIGHT」は、感情の抑制から、一気にハイに突き抜けていくカオスが魅力的な曲であり、如何にもニルヴァーナらしいナンバーで、この曲が公式に聴ける事になって、嬉しい限りだヨン。
8曲目「HEART-SHAPED BOX」は、R.E.M.に捧げられた作品で、プロデューサー、スコット・リットがリミックスに当たっているヨン。
14曲目「THE MAN WHO SOLD THE WORLD」は、デイヴィッド・ボウイの71年のナンバーで、邦題が「世界を売った男」になっていて、当時のカートの心境を反映したカヴァーだと推察できるヨン。
16曲目「WHERE DID YOU SLEEP LAST NIGHT」は、1930~1940年代に活動していたアメリカの黒人フォーク・シンガーであり、12弦ギターの名手でもあるレッドベリーのカヴァー曲だヨン。
まぁ、最後に、ニルヴァーナのベスト盤について総括するなら、リマスターになって、音質が良くなっている事に満足感があるし、時系列による無難な選曲で、良い意味で典型的なベスト・アルバムに仕上がっていると言えるヨン。

ベスト・アルバムの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「物事がこんなにハデに膨れ上がった事はなかった」「もう隠れる必要も無い さあ、誰かの話をしよう」「そうさ、お前は正しいよ」-(「YOU KNOW YOU'RE RIGHT」)
-「「いや 私ではない 私はコントロールを失うことはない 君は向かい合っているんだ 世界を売った男とね」」-(「THE MAN WHO SOLD THE WORLD」)
-「橋の下 罠は水しぶきをあげてる 俺が罠で捕らえた動物は みんなペットになる」「だけど魚を食べるのはいいんだ 連中は感情がないんだから」「何かがひっかかる・・・」-(「SOMETHING IN THE WAY」)

Sliver - The Best of the Box / NIRVANA


擦場・・・、じゃなくて、「Sliver - The Best of the Box」(2005)ですね。(擦場(すりば)とは、川魚が川底に身をすりつけて産卵する場所。堀場。付場。)
「Sliver - The Best of the Box」は、2005年以降に、レンタルして、リッピングして聴いているヨン。
「Sliver - The Best of the Box」は、まぁ、デモ音源中心の御蔵出し的なアルバムですねぇ。それにつけても、オクラは納豆に混ぜて食べると、うめ~ど~(茨城弁)。
因みに、御蔵出しと言えば、「Future Shock」のブログに、OLDのカテゴリーとしてアップされている音楽レビューと書評の記事は、全て、修正しない形式で、御蔵出しとしている記事で、元々、pomeraという機器を使って、SDカードに保存しておいた下書き用の文章であり、人に読ませるのは、前提にしてなかったヨン。
(ブログにアップしている私の過去の御蔵出しの文章は、敢えて文章を全く修正しない形式で載せていますが、エレキングの野田努や、「シカゴ音響派を聴きながら」の管理人(skks)は、過去にアップした都合が悪いと思われる記事を、色々と修正しているんだよねぇ。)
又、ブログにアップしている、詩(PCのHDDに残していた作品)や、2015年以前の小説(練習用として書いた小説で、pomeraを使用して書いたか、或いは、ノートに手書きした作品)も、御蔵出しという形式になっているヨン。
詳細に言うなら、ブログにアップしている詩に関しては、2004年から2010年の間に、何となく書いた詩が、PCのハードディスクに残してあって、それを一応、修正しない形式でアップした訳で、小説に関しては、2011年から2014年の間に、練習用に書いた短い中途半端な小説を、2025年、エレキングとの兼ね合いが無くなった事で、修正しない形式で、ブログに記事としてアップした訳だヨン。(twnovelに関しても、同様。)
まぁ、御蔵出しなので、本気を出して書いた文章では無く、文章や作品のクオリティは、私の本来の実力と比較して、相当に下がる訳で(それでも、2025年以降の外部的な要因に依る劣悪なコンディションで書いている、全ての文章と作品よりは、遥かにマシ。)、ニルヴァーナの「Sliver - The Best of the Box」に関しても、正直、デモ音源に関しては、あまり聴く気がしないんだよねぇ・・・。
まぁ、「Sliver - The Best of the Box」の収録曲の中でも、スタジオ録音のデモ音源に関しては、それなりに音質は良い訳で、7曲目「Blandest」、8曲目「Ain't It a Shame」、9曲目「Sappy」に関しては、ミルキーは、まぁまぁの味、聴く気がするヨン。
そして、唯一、正式に録音された収録曲、「Oh,The Guilt」は、原始的な怒りが表現されていて、ビッグ・ブラックのサウンドにも近く、相当な聴き応えがあるヨン。

(2026/9/23)