オアシス、まとめて、アルバムをレビュー

Definitely Maybe / OASIS


オアシスの「Definitely Maybe」は、20代の頃から、アルバムを所持していて、長らく愛聴しているんだよね。
まぁ、オアシスと言えば、1stの「Definitely Maybe」と2ndの「(What's The Story) Morning Glory?」の2枚のアルバムなんだよなぁ。
上記の2枚は、ロック・ファンならマストのアルバムで、捨て曲無しの名曲ばかりが並ぶ、歴史的な名作と言えますね。
「Definitely Maybe」は、1994年にリリースされ、イギリスで1位を記録し、オアシスは、その後、トップ・バンドの道を歩む事になるんだよね。
以下、「Definitely Maybe」の収録曲について、説明をしていきますね。
1曲目「Rock 'n' Roll Star」は、「今夜、俺はロックン・ロール・スターなんだから」という歌詞に現れているように、オアシスの明確な成功願望とポジティブな姿勢を感じさせますね。
3曲目「Live Forever」は、カート・コバーンの死に怒りを抱いたノエルによる、強い「生」への思いを込めたナンバーで、英国で8位になってますね。
7曲目「Columbia」は、ストーン・ローゼスの影響が濃いナンバーで、8曲目「Supersonic」は、オアシスのデビュー・シングルですね。
10曲目「Cigarettes & Alcohol」は、「でも、結局、手に入ったのは煙草とアルコールぐらいのもの」といった歌詞で、労働者階級の悲哀が歌われてますね。

「Definitely Maybe」の曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「多分、俺はこうやって生き永らえてるだけ 多分、俺は何もかもが信じられないだけ」「俺達だけは永遠に生き続けられる 永遠に生き続けられる」-(「LIVE FOREVER」)

Whatever / OASIS


「Whatever」は、昔、所持していましたが、今はリッピングして聴いていますね。
まぁ、「Whatever」は、オアシスの中で好きな曲、ベスト5に入りますね。
日本に於いて、この曲は、2002年にソニー「VAIO」のCMソングになったのを皮切りに、これまで日本で合計5社のCMに起用されてますね。
意外な結果なのですが、2022年に、ブックメーカーがイギリス国民を対象に行ったアンケート調査の結果に依ると、「Whatever」は、トップ10にも入ってない、との事ですね。
一方、2025年のJOYSOUNDのカラオケランキングによると、「Whatever」は3位に鎮座している、との事ですね。
ノエル自身が、日本の「Whatever」人気に驚いている位で、理由としては、コード進行がJ-POP的で、日本人のリスナーに親しみを覚えさせている、という事が考えられますね。
又、全編にロンドン・フィル管弦楽団のストリングスをあしらったアレンジが、ビートルズ的であり、日本人の心の琴線に触れたのではないでしょうかね。
まぁ、ノエルが書く曲自体が、「歌謡曲」的であり、オアシスはイギリス人にとっての「演歌」だけでなく、日本人にとっても「演歌」的な存在だと思いますね。

(What's The Story) Morning Glory? / OASIS


「(What's The Story) Morning Glory?」は、20代の頃から、アルバムを所持していて、リアルタイムで聴いていて、長らく愛聴していますねぇ。
「(What's The Story) Morning Glory?」は、オアシスを世界的なトップ・グループにしたモンスター・アルバムで、セールスは全世界で2500万枚以上になりますね。
因みに、このアルバムの制作中にドラマーの変更があって、ポール・ウェラーと長く組んでいたドラマーのスティーヴ・ホワイトの弟、アラン・ホワイトが新任のドラマーになったみたいですね。
(ギャラガ(ナムコのシューティングゲーム)・・・、じゃなくて、ギャラガー兄弟は、前任のドラマー、トニー・マッキャロルを演奏が下手と言う理由で苛めていたらしい。)
そして、「オアシスとブリット・ポップ 完全版」に依ると、意外と著作権の問題が多くて、「Shakemaker」では多額の損害賠償金を払っているし、「Whatever」や「Hello」などの曲も著作権の問題があった、との事ですね。
又、アルバム・ジャケットは、ロンドンのソーホー地区、バーウィック・ストリートで撮影されていて、「Abbey Road」のジャケットに写された横断歩道と同じく、撮影場所は「聖地」となっている、との事ですね。
音楽性に関して言うなら、「(What's The Story) Morning Glory?」は、プロデューサー、オーウェン・モリスによる爆音ミックスが、特徴となっていますね。
このアルバム以降、ロック・バンドのレコーディングでは、限界ギリギリまでコンプレッションをかけて音圧を高める傾向が加速した、と言われてるんだよね。
又、ロック・バラードの代表格であり、イギリスでは「第二の国家」と呼ばれる「Don't Look Back in Anger」のピアノのイントロやコード進行は、ジョン・レノンの「Imagine」にインスパイアされている、との事ですね。
そして、「Don't Look Back in Anger」は、ノエルが歌う結果になったけれど、リアムが歌うイメージが全く湧かない程に、ノエルの声が嵌っていて、定着しているんだよねぇ。
又、この曲は、2017年5月に起こったマンチェスター・アリーナの爆破テロ事件で犠牲者となった22人への追悼で、群衆が自発的に歌ったらしいですね。

Be Here Now / OASIS


「Be Here Now」は、過去に、アルバムを所持して、リアルタイムで聴いていましたが、今は、リッピングして聴いていますね。
アルバムの先行シングル「D'You Know What I Mean?」は、エレクトロニカ的なアプローチで、しかも曲が7分43秒という長さで、当初、リスナーは戸惑いを感じたようですね。
まぁ、「Be Here Now」は、失敗作とされているし、確かにファーストやセカンドと比べるとクオリティが落ちるけれど、個人的には、そんなに悪くない印象があるんだよなぁ。
アルバムのチャートとしても、イギリスでは1位で、アメリカでは2位、日本では3位の大ヒットアルバムになっているんだよね。
意外なのは、ノエル・ギャラガーが、オアシス初のベスト・アルバム「Stop The Clocks」で、「Be Here Now」から1曲も選曲しなかった事なんだよね。
「Be Here Now」は、「Stand By Me」、「Don't Go Away」、「All Around World」といった名曲が収録されているだけに、勿体無いと思うんだよなぁ。
又、このアルバムは、医師から「喉で歌う」スタイルを指摘されたリアムの、初期のスタイルのヴォーカルが聴ける最後のアルバムなんだよね。

Standing On The Shoulder Of Giants / OASIS


「Standing On The Shoulder Of Giants」は、レンタルして、リッピングして聴いていますね。
只、このアルバムは、中古で500円以下で見つかる事も多いので、中古で買った記憶もあるんだけどね。
2000年発表の「Standing On The Shoulder Of Giants」は、サンプリングやシンセサイザーなどの新たな手法を取り入れて作成されたアルバムで、楽曲的にもサウンド的にも、バリエーションが豊富な作品になってるんだよね。
特に、「Go Let It Out」のヘヴィなサイケデリア、様々な音色を取り入れた構築的な「Gas Panic!」等、振り幅が大きい楽曲が印象に残りますね。
因みに、本作制作中の1999年に、オアシスを輩出し育てたクリエイション・レーベルが、経営不振により閉鎖した、との事ですね。

Heathen Chemistry / OASIS


「Heathen Chemistry」は、レンタルして、リッピングして聴いていますね。
2002年発表の「Heathen Chemistry」は、前作「Standing On The Shoulder Of Giants」と同様に、過渡期と言われてる作品なんだよね。
只、楽曲のクオリティ自体は、「Standing On The Shoulder Of Giants」よりも向上していて、バンドのダイナミズムも蘇ってきている感じですね。
まぁ、先行シングルとなった「The Hindu Times」や「Little By Little」など名曲が、このアルバムに収録されていますが、リアムが自作曲を提供したりと、ノエルの他に3人がソングライターとして加勢していて、少し散漫な印象になってる処もあるんだよね。
又、リアムはこれまでの歌唱法だと喉を潰すと医師に言われていた為、本作から発声も大きく変わっており、これまでのメンバー脱退も含めて、オアシスの第二章の幕開けとされるアルバムになっていますね。

(2026/3/27)