レンタル落ちDVDで100円で購入、安いっしょ~。
「誰が為に鐘は鳴る」は、アメリカ人である文豪ヘミングウェイが、自らのスペインでの義勇軍としての実体験を元に発表したベストセラーの小説を、映画化したものですね。
因みに、私は、ブログの音楽レビューで、「誰が為にNO MUSIC,NO LIFE」というエッセイを書いていますね。
以下、DVDの裏面より、粗筋を引用しておきますね。
1937年、内乱に揺れるスペイン。
右翼化するフランコ派勢力に対抗するため、共和政府側に国際義勇軍として参加していたアメリカ人大学教授ロベルト・ジョーダン(ゲイリー・クーパー)は、3日という限られた時間での橋梁爆破の任務を受ける。
援助を求めて訪れた地元ゲリラに身を寄せる美しい娘マリア(イングリッド・バーグマン)と出会ったロベルトは、任務遂行への準備のかたわら、マリアとの短くも激しい恋に落ち・・・。
粗筋の引用は、以上ですが、ゲイリー・クーパーとイングリッド・バーグマンという大スターの二人のキャスティングは、ヘミングウェイが希望した、との事。
イングリッド・バーグマンをカラー映像で観るのは、初めてだけど、「カサブランカ」で観たバーグマンとは印象が大分、違うんだよなぁ、何れも製作された年は、1943年なんだけどね。
まぁ、フランコ派勢力の兵士に両親を殺され、髪の毛を切られた上に犯される、という仕打ちをされた上で逞しく生きる女性(マリア)役のバーグマンは、アカデミー賞助演女優賞受賞に相応しい演技だったと思うよ。
又、ロベルト役のゲイリー・クーパーも、乾坤一擲の橋梁爆破のシーンで、体を張った緊迫感のある演技が格別に見応えがあり、眉目秀麗で長身で、ナイスミドルだと思いましたね。
スペイン内乱は、国際的なファシズム対民主主義の戦いで、第二次大戦の予行演習だったんだよね。
だから、重要な史実の理解を深める上で、この作品は、鑑賞した方が良いと思いますね。
以下、スペイン内乱についての説明を、ブリタニカ国際大百科辞典から引用して記しておきますね。
スペイン内乱(1936~1939年)は、人民政府に対して、国内からは保守派、国外からはイタリアのファシストとナチス・ドイツが支援した武装反乱。
1936年2月16日の総選挙で勝利を収めた人民戦線派は、左翼共和党、共和同盟の連立内閣を組閣、政教分離、農地改革などの政綱を掲げ、ファシスト勢力の指導層を投獄、左遷した。
しかし、F.フランコを旗頭とする軍部、王党派、右翼諸党は、7月17日にまずスペイン領モロッコで軍の反乱を起し、それが本土の軍隊の決起を促した。
人民戦線政府側は労働者、農民の支持を得、フランコ側は地主、資本家、教会の支援を受けていた。
ドイツ、イタリア、ポルトガルはフランコ側を助けて多量の兵器、弾薬、有力な義勇軍を送り、ソ連は人民戦線政府を支持して、武器、弾薬を送り、軍事代表団を派遣して全面的に支援した。
フランコ側は当初共和政を支持する民衆の抵抗にあい苦戦を強いられたが、ドイツ、イタリアの援助を受けて8月以後盛返し、9月末には本土の約3分の2を手中に収め、10月フランコは自ら国民政府の統領(カウディリョ)と宣言した。
交戦者双方を支援するドイツ、イタリア、ソ連などは、自国の最新兵器を送り、斬新な戦法を試みたので、スペイン内乱はあたかも国際的な新兵器試験場の観を呈し両陣営に凄惨な残虐行為が発生した。
スペイン正規軍の大部分がフランコ側に属した為、またソ連の援助兵器の質の悪さ、人民戦線側の兵器購入力の不足、イギリス、フランスの不干渉政策などの為、人民戦線政府側の善戦にもかかわらず、39年1月26日バルセロナが陥落。
3月23日には共和国政府軍が維持していたマドリードでフランコ軍との和平を求めるクーデターが起り、同月28日フランコ軍はマドリードに入城した。
かくてスペイン内乱はファシスト勢力側の勝利に終った。
(2026/1/4)