クイーンズライチ、その他、まとめてレビュー
QUEENSRYCHE
クイーンズライチは20才位の頃、アルバムを3枚購入していて、「OPERATION:MINDCRIME」、「EMPIRE」、「PROMISED LAND」を、所持していましたね。
その後、上記のアルバムを全て売却した後、三十路過ぎになって、「OPERATION:MINDCRIME」(デジタル・リマスター)を定価で購入したけど、このアルバムに関しては市場価値も高くて、中古で入手し難いんだよなぁ、良い事だよね。
20才位の頃は、ピンク・フロイドのアルバムも集めていたし、プログレッシヴ・ロックやコンセプト・アルバムを、意識して聴き始めた時期だったんだよね。
「OPERATION:MINDCRIME」を最初に聴いた時は、ドリーム・シアターの「IMAGES AND WORDS」に比肩する楽曲のクオリティに、西川きよしのように瞠目したのを憶えていますね。
今、現在、私のブログのランキングで、HR/HMの部門では、「OPERATION:MINDCRIME」を5位にしてますけどね。
又、20才位の頃、「OPERATION:MINDCRIME」の歌詞に着目はしていたけれど、今、改めて歌詞を読み返してみると、社会的なメッセージ性や壮大なストーリーが素晴らしく、感服する次第。
「OPERATION:MINDCRIME」のコンセプト・アルバムとしてのストーリーは、現代と近未来の両方の視点が組み込まれていて、南米での戦争にアメリカが血税をつぎ込んでいるとの指摘など、当時の社会情勢を細かく反映させている、との事。
上記のアルバムのコンセプトには、ソヴィエト社会の支配層の腐敗ぶりを鋭く風刺した作家、ジョージ・オーウェルの影響が映し出されているのではないか、と憶測されていたらしい。
まぁ、私も、ジョージ・オーウェルの「動物農場」や「1984」は、何回も再読しており、全体主義的政治の恐怖を描くディストピア作品に関しては、知的好奇心の意味を含めて、刮目してますけどね。
クイーンズライチの社会的メッセージのある着目すべき歌詞を、以下、抜粋。
-「以前はマスコミが真実を伝えていると信じていた 今ではあちこちで賄賂がまかり通っている 皆が悪党になった今 いったい誰を信じればいいんだ?」
「革命が呼んでいる 革命がお前たちを呼んでいるんだ」-(「REVOLUTION CALLING」)
-「学校にも行ってない奴は 命令どおりに動く殺し屋になる」「計画名:精神犯罪 私たちは超過勤務もいとわない 地下革命組織」-(「OPERATION:MINDCRIME」)
-「金持ちが政府を マスコミを 法を支配する」「あんたの感じている痛みを俺に話してくれ」-(「SPEAK」)
-「病気を撒き散らしているんだ 現実を直視するべきなのに 誰も見ようとしない」-(「SPREADING THE DISEASE」)
-「6日前 人生が急転直下した はるか上から命令が下された もう一度 俺を使う必要があると 奴らは俺の番号を握ってる」-(「THE MISSION」)
-「衝撃で目が覚めた 監視されている カメラがくまなく探索している」「俺は愛なんて信じていない いままでも そしてこれからも」-(「I DON'T BELIEVE IN LOVE」)
DREAM THEATER
ドリーム・シアターは、20才位の頃、「IMAGES AND WORDS」、「AWAKE」を購入して聴いていて、「IMAGES AND WORDS」は、ヘビー・リピートでしたね。
特に、「ANOTHER DAY」という曲は、歌詞を覚えるまでに、ヘビー・リピートしてたし、多分、ファンの間でも一番人気の曲だと思いますよ。
私は、上記のアルバムを売却した後、三十路を過ぎて、「IMAGES AND WORDS」を新品で再購入して、私のブログのランキング、HR/HMの部門では、4位にしてますね。
ドリーム・シアターは、ボストンの名門、バークリー・スクール・オブ・ミュージックで音楽理論を真摯に学んでいた、錚錚たるメンバーによる実力派バンドなんだよね。
ドリーム・シアターの音楽性のレベルに関して言うなら、驥足を展ぶ処であり、今まで聴いたHR/HMの中で、神々しいまでに、文句なくナンバー1だろうなぁ。
特に、プログレッシヴ・メタルとして、複雑で整然とした独特のリズム展開が白眉であり、ジェイムス・ラブリエの歌唱力と相俟って、相当なハイレベルのサウンド・クオリティを生み出している、というね。
ドリーム・シアターの曲の中で、メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「もしもどこかに無駄に過ぎ去っていった過去に対する 憂いに満ちた恐怖があっても 人間は耐えることを覚えなければならない」
「世の中のために戦っているのに 今回だけは助けてくれる人もいない」「命が愛情より確かだなんてことはない(時間を掛けて考えてみよう)」-(「TAKE THE TIME」)
-「世を見渡しても理解はない」「おまえに心の底から懇願したい 少しは理解を示してくれと」-(「LEARNING TO LIVE」)
SLAYER
19才位の頃、スラッシュ・メタルで頻繁に聴いていたのは、メタリカ、メガデス辺りで、アンスラックス、スレイヤーに関しては、レンタルで済ませていたんだよな。
三十路を過ぎて、再びHR/HMを聴くようになって、専ら聴いていたジャンルは、スラッシュ・メタルであり、アンスラックス、スレイヤー、テスタメントもCDを購入するようになったんだよね。
スレイヤーで所持しているCDは、「REIGN IN BLOOD」、「GOD HATES US ALL」、「CHRIST ILLUSION」の3枚で、この3枚以外のアルバムは、レンタルで済ませているけど、全てのアルバムの出来が良いんだよね、どれも同じ曲に聴こえるけどね(笑)。
「REIGN IN BLOOD」は、言わずと知れた名盤であり、私は輸入盤を新品で購入したけど、国内盤は過去に、歌詞の問題で発売禁止になった経緯があるんだよな。
私は、「REIGN IN BLOOD」の収録曲、「ANGEL OF DEATH」を自分で和訳して、聴いていた訳ですが、この曲は、アウシュヴィッツ強制収容所のホロコーストを批判している曲なのに、問題になるのが腑に落ちないんだよな。
一体、どういう歌詞にスレイヤー、大丈夫なんですかね。
スレイヤーの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「何も考えず信じるという行為に人生を無駄遣いして」「目を覚ますんだ、俺の言うことを無視することは出来ないはずだ」-(「DISCIPLE」)
-「お前があまりにも知らぬ、その世界の在り方に」「混沌は決して終わらぬと知ったその思いを教えてくれ」-(「NEW FAITH」)
-「もう誰も秩序など保てない 政府こそが敵である以上」「敵対行為が調和を煽る 崩壊への第一歩 内からの絶滅」
「恐怖政治 それは狂気」「それはただの心の汚染 解決策など無い」「恐怖政治 自己満足こそが おまえの終焉」-(「CONSFEARACY」)
ANTHRAX
アンスラックスのアルバムは、「THE GREATER OF TWO EVILS」、「SPREADING THE DISEASE」、「AMONG THE LIVING」の3枚を所持していますね。
アンスラックスは、スレイヤーと違って、メロディアスなスラッシュ・メタルであり、ジューダス・プリーストやアイアン・メイデンといった、イギリスのバンドからの影響が大きいんだよね。
スラッシュ・メタルは、パンク・ロックというフィルターを通過していて、技術至上主義という観点から分析するジャンルでは無い、という事は、須く理解しておくべし。
そして、アンスラックスは、ニューヨーク出身のバンドであり、LAメタルのパラダイス的な美とは対極的な、退廃的且つ破滅的な美と怒りを、表現しているバンドなんだよね。
アンスラックスの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「一体誰のために自分の人生を生きるんだ? カギをかけられたみたいに適合という罠の中に閉じ込められる」
「独立とは自己決定権を所有すること 権力がおまえの魂を牢獄に投げ込む」「戦え さもないと狂っちまうぜ」
「おまえにもプライドやヴィジョンがあるはず 服従するな 負けるな」-(「A.I.R.」)
-「何もわかってない盲目のリーダーにはもう二度と頼れない 人類全体に与えられた教訓さ」-(「AFTERSHOCK」)
-「人類 社会の敵は己の心を語る人ではない 社会の敵は闇雲に進み行動する人だ」
「お前は人の命を奪う それがお前の運命なのか お前の街角が警察国家になるんだ」-(「KEEP IT IN THE FAMILY」)
TESTAMENT
テスタメントは、三十路過ぎに「FIRST STRIKE STILL DEADLY」というアルバムを購入して、聴いてますね。
「The New Order」というアルバムもレンタルして、聴いてるけど、これも三十路過ぎになって借りたアルバムですね。
「FIRST STRIKE STILL DEADLY」は、セルフ・カヴァー・アルバムであり、「The Legacy」と「The New Order」からの楽曲が収録されてるんだよね。
80年代のスラッシュ・メタルは、オールド・スクールと呼ばれる、如何にもメタルらしいメタルで、それが、現在の音圧で再現されている「FIRST STRIKE STILL DEADLY」は、至高の絶品だよね。
アンスラックスのアルバム、「THE GREATER OF TWO EVILS」も、現在の音圧で過去の曲が再現されているけど、スピード感が落ちている分、好き嫌いは分かれると思うんだよなぁ、俺は好きだけどね。
まぁ、個人的には、スラッシュ四天王に、拮抗しているテスタメントをプラスして、スラッシュ五虎将軍と呼称していますね。
テスタメントの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「私が告げる言葉を聞くのだ 破滅の教訓が語る言葉を」-(「THE PREACHER」)
-「過去に予知されていた 悲劇がもたらされる」-(「BURNT OFFERINGS」)
(2025/12/16)