マリリン・マンソン、その他、まとめてレビュー
MARILYN MANSON
正確に書くと、マリリン・マンソンは、米フロリダ州フォート・ローダーデールにて、ブライアン・ヒュー・ワーナーことマリリン・マンソンを中心に結成されたバンド名、という事なんですよ。
御存知だとは思いますが、マリリン・マンソンという名前は、マリリン・モンローとチャールズ・マンソンの名前を組み合わせた、名前なんですよね。
因みに、私は、20才位の頃、友人たちと一緒に、東京の原宿に遊びに行った時に購入した、チャールズ・マンソンの赤色の長袖Tシャツを、気に入って着用してたんだよね。
巷間では、こういうのを厨二病と言うんでしょうか(笑)。
後々、チャールズ・マンソンのアルバムも購入する事になるんだけど、上記の長袖Tシャツには、そのアルバムのジャケットのチャールズ・マンソンの写真が、プリントされてるんだよね。
友人S君には、その長袖Tシャツにプリントされているのは、オウム真理教か?と言われたけどね、オウム真理教が巷間を騒がせていた時代だったんだよね。
余談ですが、私みたいな御上りさんにとって、東京に遊びに行って感動するのは、原宿と御台場なんだよなぁ、御台場は、彼女と遊びに行ったんだけどね。
話をマリリン・マンソンに戻して、マリリン・マンソンのアルバムは、過去に何枚か所持していたけど、今、手元にあるのは、ベスト・アルバムだけなんだよな。
「MECHANICAL ANIMALS」のジャケットのポスターも購入していたけど、特別、ファンという訳では無いんだよね。
サマーソニックに行った時も、マリリン・マンソンとスリップノットの出演日ではなく、ベックとプライマル・スクリームの出演日を選択したからね。
まぁ、マリリン・マンソンは、トレント・レズナー(NIN)がアルバムの制作に携わっていたりして、音楽性としては、オルタナティブの波から派生したインダストリアル・メタルだよね。
乃至、憎悪や諦念、虚無といったマイナスな感情を吐き出す音楽性は、露悪性やカルト性と合わせて、シアトリカル/ショック・ロックと呼ばれているらしいですね。
マリリン・マンソンの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「おまえの自由は縛り付けられて声も出せずにいる この抑鬱状態は素晴しい」「ゆがんだ時代 みんながオレの名前を知ってる」-(「mOBSCENE」)
-「オレは関心すら示さない世界の奴隷なんかじゃない」「オレたちが正しかったとき おまえらは無視を決め込んだ」-(「The Fight Song」)
-「新しい嘘っぱちに対する準備はいいか? 立ち上がって認めるんだ」「明日なんか絶対来やしない こいつが新しいデタラメさ」
「オレたちはそいつを理解しているか? ノー」「オレたちはそいつをほしがってるか? イエー」-(「This is The New Shit」)
-「人によっては他人を利用し 人によっては利用されたがる」「人によっては他人を悪用し 人によっては悪用されたがる」-(「Sweet Dreams(are mede of this)」)
-「あんたがして欲しくないことを俺はやるだろう」「週間のトーク・ショーで エセ道徳は立派に機能している」-(「Gett Your Gunn」)
KORN
コーンも、スコーンも、とんがりコーンも、好きなんだよね、コーンは、バンド名だけどね。
コーンは、米カルフォルニア州ベイカーズフィールド出身の5人組のバンドで、ヒップホップやジャズの要素を取り入れ、混沌とした暗さと重さ、痛々しいまでのリアリティを表現してるんだよね。
コーンで所持しているアルバムは、「KORN」と「GREATEST HITS VOL.1」の2枚だけど、昔は、アルバムを全て所持していたんだよね、中古で安かったからね。
でも、中古で安かったのは、上記の2枚以外のアルバムで、コーンの1stアルバムの「KORN」は、中古では見つからなくて、タワーレコードで新品で買ったんだよね。
「KORN」は、最初、レンタルしてMDで暫くの間、聴いていたんだけど、かなり気に入って聴いていたので、潔く新品で購入したんだよなぁ。
要は、コーンのアルバムで、最も良いと思うのは、「KORN」なんですよ。
2作目「LIFE IS PEACHY」から、日本で人気が高くなったんだけど、段々と曲がメロディアスなメジャー路線に変化していったんだよなぁ。
「KORN」は、曲のメロディに関しては抑えられていて、その分、厭世観としての感情的な表現が強くなり、引っ張り込まれる感覚があるんだよね。
まぁ、バキバキしたグルーヴィーなベース、ヘヴィなリズム・ギターが作り出すダークなサウンド、ジョナサン・デイヴィス(vo)の陰鬱で過激な絶叫、といったコーンの特色が最も顕著なのは、「KORN」だと思うよ。
ジョナサン・デイヴィス曰く、人間は生まれた時から邪悪な面を誰でも持っていて、そうした人間性をテーマに、自分との戦いを表現している、との事。
コーンの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「なぜ俺が責められねばならないのか教えてくれ 俺達は同じはずだったんじゃないのか」「俺は必死にがんばったんだ 俺は務めを果たした」-(「DID MY TIME」)
-「最善を尽くして生きてきたんだ それでも俺は人となれないのか?」「まだ何かが起こるのか?」-(「ALONE I BREAK」)
-「世の中は嘘の山 ああ、俺は死んでいくんだ」「誰か、俺には誰かが必要なんだ」-(「SOMEBODY SOMEONE」)
NINE INCH NAILS
ナイン・インチ・ネイルズのアルバムは、「WITH TEETH」までの5枚のアルバムを所持しているでござる、NIN、NIN。
元々は、ウッドストック94のライブ映像で、ナイン・インチ・ネイルズの「happiness in slavery」の演奏を観て、ファンになったという経緯なんだよね。
そして、その時期から、私は、従来のメタルから遠ざかり、ラウド・ロック、ラップ・メタル、インダストリアル・メタルを聴くようになったし、大多数のリスナーも、同様なんだろうな。
カート・コバーン以降の音楽を、ポスト・グランジと言い表しているけど、スマッシング・パンプキンズ辺りだけでなく、ナイン・インチ・ネイルズも、個人的には該当するイメージなんだよね。
まぁ、ナイン・インチ・ネイルズこと、トレント・レズナーは、90年代オルタナティヴ・ロックを代表するアーティストとして、世界的に認知されているし、影響力は多大だよね。
トレント・レズナーが表現する、自己嫌悪や自己破壊衝動、虚無感や疎外感、といったマイナス感情の披瀝は、時宜に適った表現であり、マニアックに作り込まれた電子音との相乗効果で、多くのリスナーを獲得するに至った次第。
因みに、「THE DOWNWARD SPIRAL」は、全米チャート2位、「THE FRAGILE」は、全米チャート1位をマークしている、というね。
ナイン・インチ・ネイルズの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「俺はおまえが信じている嘘」「俺はおまえが目をそむける真実」「そして俺がおまえをコントロールする」-(「MR.SELF DESTRUCT」)
-「おい豚野郎 計画したことはすべて水の泡」「おまえのせいで全部台なしだ」-(「PIGGY」)
-「やつは自分の羊たちを行儀よくさせておくための鍛錬を欠かさない」「やつの殺戮と苦悩と苦痛の完全なる王国は やつの名において多くの残虐行為に対する献身を強いる」-(「HERESY」)
-「あいつらをみんな自分の味方につけたんだろう? 自分の嘘をすべて信じこんでいたんだろう?」「破壊者は多くを立証して失うものは何もない そしてやつはおまえを信じこませた」
「やつはやつが欺いている家畜どもにとっては絶対的な存在 罪のない者まで凌辱する」「どうやってそこまで巨大になったんだ? どうやってそこまで強靭になったんだ?」-(「RUINER」)
-「俺は目に見えて弱っていく わかるだろう 世間がいかにして 個人を踏みつけていくか」-(「I DO NOT WANT THIS」)
-「現実になったとは信じ難い恐怖がいくつかある」「誰か、俺を止めないのか? わからない、わからない」-(「The Line Begins To Blur」)
-「おまえが造った檻の中の、あの野獣を見てみろよ 自分がどっちにいるか、おまえは自覚してるのか」
「あいつの目を、あんまり近くで見ちゃいけない ガラスのどちら側に自分がいるか、おまえは自信があるか」
「おまえが築いた人生の安全性とは すべてがあるべきところにありながら その胸の中の虚しさとは それもこれも、物事のあるべき場所」
「おまえの周りにあるものが、どうも見た目通りでなかったら? 知ってるつもりの世の中が、複雑な夢だったとしたら?」-(「Right Where It Belongs」)
ALICE IN CHAINS
アリス・イン・チェインズは、19才位の頃に聴いていたんだけど、その頃は、グランジ・ブームだったんだよなぁ。
その時期は、パール・ジャムやストーン・テンプル・パイロッツ辺りも聴いていたけど、グランジの陰鬱な音楽性が、当時の自分の気分と合わなかったんだよね。
当時は、曇天ではなく碧空の似合う音楽に、感興を催していたと思うんだよなぁ。
まぁ、ニルヴァーナに関しては、頻々に聴いていたけど、「NEVERMIND」は、そんなに暗くないし、パール・ジャムも、陰鬱って程では無いけどね。
アリス・イン・チェインズは、ダークな路線で倦怠感のある音楽だと思うけど、友人N君は、アリス・イン・チェインズの「DIRT」というアルバムを、頗る気に入っているらしい。
私は、アリス・イン・チェインズのアルバムは、今、現在なら、ベスト盤しか所持してないけれど、三十路過ぎに改めて聴いた時は、気に入って聴いてたんだよね。
初期ブラック・サバスに影響を受けたドゥーミーでダウナーな音楽性が、三十路過ぎの自分の気分に合っていたんだと思うんだよね、当時は、人生の艱難辛苦が多かった時期なんだよなぁ。
まぁ、グランジ・ブームは、80年代の陽気なサウンドの対蹠的な音楽性に吸引力があったとも言えるけれど、当時の社会の病巣の披瀝に若人が渇仰していた、と換言する事も出来るんだよね。
アリス・イン・チェインズの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「俺は途方にくれている」「助けてくれ、頼むから」「どうせ無駄な労力を使っているのだから」-(「MAN IN THE BOX」)
-「課せられた犠牲の悪夢が現実になる」「最後には古ぼけて山をなす奴らの骨」-(「THEM BONES」)
-「怒れる椅子に座っている 空気を占拠する怒れる壁」「俺を見つめている、怖いんだ」「俺たちが投獄された法人の監獄」-(「ANGRY CHAIR」)
-「暗黒の穴の中で お前はしっかりとアドヴァイスを受けるだろう」「それだけゲームが好きなら 当然加わるよな そして真実の中で嘘をつき お前も同類になるのだ」-(「GRIND」)
-「だがお前とて目をふさがれているわけではない お前にもちゃんと見通せるはず」-(「HEAVEN BESIDE YOU」)
-「なぜお前は俺の顔を打つんだ、ああ」「お前には考える時間があったのに、そうだろ」-(「AGAIN」)
PEARL JAM
パール・ジャムは、19才の頃、ニルヴァーナを辿って、次の段階に漸進して聴いていたんだよなぁ。
パール・ジャムは、グランジといっても、古典的なハード・ロックをベースにしたメジャー指向の音楽性で、後々、アメリカン・ロック・バンドの代表的存在にまでなったんだよね。
パール・ジャムは、米ワシントン州シアトル出身の5人組のバンドで、デビューした当時は、ニルヴァーナの偽物と決められて、日本では正当に評価されていない処があるんだけどね。
まぁ、パール・ジャムのアルバムも売買を繰り返して、今、手元にあるのは、「VITALOGY」だけですね、他のアルバムは、リッピングして聴いている次第。
そして、「VITALOGY(生命学)」のコンセプトについて、敷衍して思う処は、人間の生命体としての科学知識は、医学として良い方向に利用される場合と、人間を支配する為、悪い方向に利用される場合がある、という事ですね。
乃ち、人間が生きる、という事はどういう事なのかを、生命体として哲学的に、全ての人々が考慮する必要がある、という事なんですね。
パール・ジャムの曲の中で、社会的メッセージ性のある着目すべき歌詞を以下、抜粋。
-「悪魔は身代金を支払い… 耳に心地良い言葉を囁く…」「嘘を信じて 切り抜けろ… なんと神々しい!」-(「TREMOR CHRIST」)
-「全てが語られたわけではない…」「私はサタンの手を握ったことはない、自分で確かめてみて…」-(「SATAN'S BED」)
-「この世界に安らぎはない…」「怠け者が家を持つ」「犠牲者は公開を求める」「降参し… どのみち処刑され」「生きるために死ぬ者もいる…」-(「IMMORTALITY」)
(2025/12/20)
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