サラダを食べていたらドレッシングが左目を直撃しました。
どういう原理ででメガネしてんのに目にドレッシング入るんだよォ。
ただでさえこっちは雪でテンション下がってんだよォ。



さて。
先日、文学YouTuberのベルさんが、ブックサンタの活動を紹介していました。
ブックサンタは、様々な理由で大変な状況にいる子どもたちへ本を届けるチャリティー活動です。参加書店かオンラインで本を贈れます。
初めてこの活動を知り、私もやってみることにしました。

オンラインでもいいかと一瞬思ったんですが、私の聖地、近くの蔦屋書店が参加店になっていたので行ってみました。

入ってすぐ、目につくところに専門のコーナーが。
早速本を選んでみようと思ったんですが、はたして一体何を基準に決めればいいものか。
子どもどころか、人に本を贈ること自体初めてです。

本の一例が並べてあったんですが、目を引くのは幼児向けの絵本。見た目が可愛くてプレゼントのイメージがわきやすい。
ただ、不足してるのが小学生向けの本のようなので、私はそちらを選ぶつもりだったんです。

なるほど。
小学生、一体何を読んでいるのかさっぱりわからん。
自分がその頃何を読んでいたかも、清々しいくらい何も覚えていない。
なんなら今年読んだ本すら危うい。
毎日無事に生き延びるのに必死なもんで…


ちょうど小学生向け推薦図書のカタログが置いてあったので見てみると…

『ソロ沼のものがたり』著:舘野鴻

なんだこの他人事とは思えないタイトルは。
「沼」と聞いて血が騒がないヲタクはいないだろう。

タイトルに挑発されて即決し、実物を探してみたんですが、残念ながら見つからず、他の本屋にも行ってみました。が、やはり在庫なし。
そして今日、ようやく図書館で見つけました。

内容を確認したところ、「ソロ」は木の名前で「沼」は舞台なので、ヲタクは一切出て来ません(当たり前)。
かえるや虫など、沼に住むいきものたちのファンタジーで、作者自身の繊細なタッチの挿絵も素晴らしい。ストーリーも絵も作者一人というのは、こども向けの本ではよく見る気がしますが、よく考えると本当にすごい。パワーがあるんだなぁ。


私はオンラインで匿名で参加しましたが、住所を入力したり店頭に持って行ったりするとオリジナルステッカーがもらえるみたいです。


ちなみにサイトでは、プロの作家が子どもに贈りたい本のタイトルも見れます。

私が大好きな湊かなえさんは、「一生そばにおきたい宝物の一冊になるのでは」と清川あさみさんの『もうひとつの場所』を選んでいます。
さすが、プロは読者の先の先まで考えている。
私が本を選んだ理由はくだらないですが…


色々見ていると、本が好きな子どもって多いんだなと感じます。
何かに夢中になれるのは幸せなことですよね。
私が贈った本も、誰かの好きなものを見つけるきっかけになれば嬉しいです^_^