アパートのおばちゃんからサツマイモをもらいました。
早速レンチンしてリンゴのバタージャムを付けていただきました。
食べ物が美味い。
秋ですねぇ。

秋というか、私の住む田舎はもう冬のような寒さです。朝晩寒くて雪が心配になるくらい。

のんきにサツマイモを食べていられるのもあと1ヶ月あるかないかです。



最近、やっとドラマを見る時間ができてきました。
一昨日はYouTubeで『きのう何食べた?」を見ました。
期間限定で無料みたいです。

『きのう何食べた?』はよしながふみさん原作の、シロさんとケンジという同性カップルの食生活を中心とした物語です。

ごはんのシーンて疲れてる時なんか癒されるんだよなぁと思って帰宅後見始めたんですが、気づくと真剣に見入っていました。

第10話、ケンジ(内野聖陽)は浮気されるのが心配で、シロさん(西島秀俊)に小日向(山本耕史)と2人で食事しないでほしいと言います。
ケンジはシロさんと出会う前、過去に自分が浮気してしまいパートナーとの関係が壊れた経験があり、シロさんに同じことをされないか不安になってしまったのです。
自分がしたことを相手にするなと言う矛盾に苦しむケンジ。シロさんの前で思わず号泣してしまいます。(そして共に泣く私…)


なんだか、人間ってそうだよな、と思います。
皆そういうもんだ、と腑に落ちるというか。
気持ちは理屈じゃないというか、こうだからこう、と決めて行動できるような簡単なものじゃないですよね。


迫真の演技もさることながら、こういう人の感情の動きを自然に見せるのは制作側も結構難しいんじゃないかな、と感じました。
この場面がドラマだけのシーンなのか原作にもあるのかわからないのですが、ストーリー優先で都合良くキャラが動かないように、視聴者側がちゃんと感情移入できるように物語を作るのはまさにプロの技。
私みたいなド素人はなかなか客観的に自分の作品を見ることができず、先生によく指摘されていました。(「こうは思わないのでは?」的な…)
特にカップルの相手役に対する気持ちは、人の手で作りすぎると逆に嘘くさくなりそうだし、考えろと言われたら尻込みしそう、なんて思いました。別に言われてないけど…
完成したドラマを見ると、相変わらずものづくりの仕事をリスペクトしてしまいます。
胸熱スねぇ…!


それもなんですが…

ケンジこと内野さんは警察ドラマ『臨場』の主演なんですが、あまりにも印象が違いすぎてビビりました。

『臨場』では「オトコ!!!」(漢←こっちの漢字)の雰囲気だったのに、『何食べ』では見る人を微笑ませる超ふわふわ乙女。
とても同じ人間とは思えない…俳優ってすごい。人間不信になりそう…


俳優さんについてよく思い出す言葉あります。
『相棒』のインタビュー中、薫ちゃん役の寺脇さんが
「役だけどその人にないものは出ない」
話してました。
なるほど。
ますます俳優さんが魅力的に見えてしまう。

そしてそして。
大好きな『相棒』が18日から最新シリーズが始まるんです!
夏場、どんなに仕事がキツくても10月までは生きるって決めてたんです!
なんとか生き抜き、もうすぐ最新の右京さんを拝めそうです!わあああ!!!


気になりすぎてむしろストレスになっていた『ハヤブサ消防団』と『VIVANT』も無事見終わりました。
秋ドラマもいっぱい刺激を受けつつ楽しみます^_^