火の国・熊本

前回の続きですが――

チブサン古墳の「チブサン」とはプレアイヌ語で船の降下する所」を意味します。

現地の方々も語られているような乳房が由来なのでは決してなく、

この辺りにはいにしえより、不知火、天火、鬼火、奇火・・・と呼ばれる不思議な現象が見られ、その様子はいくつかの古代の記録にも残されているのです。

 

八代(やつしろ)の郡の白髪山(しらかみやま)に到りて、

日晩(く)れて止宿(やど)りき。
其の夜、虚空に火あり、自然
(おのずから)(も)え、
稍々
(やややや)に降下(くだ)りて、

此の山に就きて燎(も)えける時、

健緒組、見て驚きあやしみき。

 

~ 『風土記』 肥前の国より ~

 

崇神天皇(3世紀後半)の頃、益城郡の朝来名峰で土蜘蛛の首魁、

打猴・頸猴が180人余りを率いて天皇に背いたので、

天皇は健緒組に命じてこれを討たせました。

これを討ち平らげた健緒組が八代郡の白髪山に着いたとき、

夕暮れ空に火が燃え上がるのを見て、驚いて天皇に報告したところ、

天皇が「火の下りし国ならば、火の国というべし」と告げたことから、

九州・熊本は、『火の国』と呼ばれるようになったようです。

 

 

また「日本書紀」には、景行天皇(4世紀前半)が熊襲を平定するため九州にやってきたとき、八代海で不思議な火(=「不知火」は現在でも毎年9月に見られる)を見かけたことから、火の国の名が付いたともあります。

 

 

 

~ 形を変えながら自由自在に飛び回る不知火 「11PM」より ~

 

 

 

他にも由来として、阿蘇山(1,592m)の噴火、火打ち石の産地などの説もあり。

ちなみにこの肥後国は、14世紀頃から隈本(くまもと)と呼ばれていましたが、
1607年に加藤清正が築城の際、城名として強そうな熊本にその字を変えたそうです。

 

 


 

 

チブサン古墳の壁画にあるような三角形の物体を見て意識を失った人もいます。

 

 

こちらは実話に基づいた臨死体験の物語だそうですが、

著者が交通事故に遭い大怪我をし、ICUで治療を受けている際の出来事が綴られています。

激痛に耐えながらICUのベッドに横たわっていると……、

一瞬で宇宙船内のような場所に切り替わり、そこには医師と看護師がいて、

医師に両手をかざされたかと思うと、一瞬で再びICUに戻ってきます。

すると先ほどまであった激痛が消えていたとのこと。

(※実は私も過去にこれと似た体験をしたことがあります)

 

さらにその日の夜21時頃、著者が泊まる消灯された病室にその医師と看護師が現れ、寝たふりをする著者の頭の後ろに回って何かをやり始めます。

すると、天井が歪んでグニャグニャと動き出し、天井全体が真っ暗になり、

その中心に青い光に縁取られた「真っ黒な三角形」が浮かび上がります。

それがクルクル回りだし、どんどん早く回転、やがて著者は眠りに就き、

気付いたら朝……という展開に。

 

 

 

UFOコンタクティである秋山さんも、

三角形の図形のテレパシーによるUFO乗船訓練(とのこと)を受けています。

 

まず、「赤い逆三角形」の中に丸がある図形が頭の中に見え出し、

中の丸が上に上がって、「赤い三角形」の下に今度は「青い三角形」が現れます。

それらが半時計周りにワルツを踊るようにクルクルと回り出し、

青い三角形がブワーッと巨大化します。

すると、それらの向こう側に半透明の黄緑色のUFO母船が見えてきて、

一瞬にして意識が母船の中にテレポートします(※このときは肉体ではない)。

しかし、乗ってすぐ記憶をなくしたり、意識が戻ってくることも何度かあったようです。

その後も、シミュレーションのレベルが段階を踏んで徐々に上がっていきます。

 

なぜ三角形であるのかは不明なのですが、人間には3つまで意識を分けることができるという意味が含まれているのかもしれません。(例:UFOを眺めている自分/そのUFOに乗っている自分/母船からそれを眺めている自分)

多重多層の3つの世界に、

自分を同時に存在させるという訓練も秋山さんは受けています。

同時にそれらの場所にはっきりいるという感覚で、これがなかなか難しいようですが……。

個人的になぜか修験者のイメージ、熊野三山とか出羽三山が思い浮かびました。

おそらく「三」と名の付く聖地には、宇宙からの教えの名残りもあるのかもしれません。

例えば出羽三山は、「過去・現在・未来」を表してもいるのですが、

同時にそれらに存在できるように昔の人々は修行を積んでいた……、

なーんて考えるのも面白いのではないでしょうか。

身も心も自然と一体化し、邪念も取り除いた上で、瞑想するというやり方で。

 

出羽三山の開祖・蜂子皇子は、

宇宙の存在とコンタクトしていたような気がしてならないのです。

皇子を導いたというヤタガラスがまず、怪しい(笑)。

ヤタガラス=UFO?

 

  

~ 出羽三山界隈にて撮影 ~

秋山さん曰く、UFOが飛ぶ際にはこのような赤っぽい色になるとのこと(鑑定済み)。

 

余談ですが、加藤清正の墓碑が、この出羽三山の麓にあります。

■ 過去記事コチラ ⇒ 山形にある加藤清正の墓碑 <1>