――次は、国宝土偶「縄文の女神」のレプリカが展示してある舟形町歴史民俗資料館へと向かいます。
旧・国道13号線沿いの舟形町と尾花沢市の堺にある猿羽根(さばね)峠。
このトンネルの左側に見える鳥居の先に、目的の資料館と地蔵堂があります。
猿羽根山公園として整備。
鳥居を潜るだけで、身も心も車も浄化されて神聖な気持ちになりますね。
写真は、2014年10月に撮影したものですが。
到着~。やっぱり秋はいいですね。この景色がロマンをますます掻き立てます^^。
そんなふうに書かれると、逆に投函しちゃいたくなるのが人間の心理(笑)。
舟形町内の古文書や民具・民俗資料などを保存・展示している施設。
管理棟内には、舟形町西ノ前遺跡出土の国宝土偶「縄文の女神」のレプリカが展示。
営業期間/4月下旬~11月中旬(冬季間休み)
営業時間/10:00~16:30(毎週火曜休館)
入館料/大人110円、学生60円(高校生以上)
小中学生40円(就学前児は無料)
午後4時頃に入館し、館長さんに説明を聞きながらも様々な話で意気投合しました。
堂々たる大きさの「縄文の女神」のレプリカ。
果たしてこれが、縄文の人々を表していたかどうかはさておき……。
館長さん曰く、土器の渦巻き模様は、グツグツとした煮物の湯気が天へ昇るエネルギーを表しているのではないかと(誰かも同じことを言っているらしい)。
マナヅルの足跡も。やはり昔はこの辺りにも多くいたんですね。
実はこのとき初めて、「火焔土器」と「火焔型土器」の違いを館長さんに教わりました。「火炎土器」は総称であることも。ややこしい(^^;)。今ではすっかり憶えましたが。<関連過去記事コチラ 火焔土器と火の鳥>
そして、このパンフレットを見て、馬高縄文館にも行きたいなと思い、2年後の2016年に訪れました。ちょうど火の鳥が見られる宝徳大社の祭りに合わせて……。
資料館周辺の風景。
綺麗ですね~。「うるおいの森」の遊歩道だそうです。
次は、猿羽根山地蔵堂へ向かいます。
二の鳥居ですかね。
さばねやま……この名前も意味深に感じられます。
まぁ美しい!
まぶしい!
もっと綺麗に撮りたかったのですが、ま、いっか。 ← 結構適当
芭蕉も歩いた奥の細道。昔はこの道を人々が行きかったのですね。
羽州街道。
一里塚。
松尾芭蕉、斎藤茂吉、イザベラ・バード、清河八郎なども歩いた道。
いろんな石碑もあります。
地蔵堂へ到着。
戸沢藩境石標。
見下ろせる風景は、とてものどかです。
石段を上ります。
上っていると、戸を閉めている方に「……閉めちゃった」と告げられます(笑)。
左手の建物内でお蕎麦も食べられるようです。
そういえば二の鳥居の手前の看板に、「さばね山そば」とも書いてありました。
別に閉めてもいいんです。ただ、景色を写したかっただけですので。
ちなみにお蕎麦は、昼にはもうなくなるほどの人気ぶりだとか。
股のぞき石。最上川や葉山の風景などが眺望できます。
後生車。
修理したばかりだという杉皮の屋根。
ラブリー
縁結びや子宝にもご利益があるところだそうです。
こんなところにも……(^^)。
では、戻ります。
情緒ありな風情はバツグン!
~ 山形新聞 2013-09-14付 ~
日本三大地蔵の一つだったんですね。
千年以上前に安置された地蔵尊が祀られているようです。