南陽市元中山にある諏訪神社(国道13号線の元中山交差点から入って間もなく)。
フクロウの棲む森に創建されたと伝わり、108品種5千株の芍薬(しゃくやく)が咲く「芍薬苑」としても知られています。
夕方5時近くだったので、ひっそりと静まり返っていました。
この辺には刀鍛冶も多かったのでしょうね。
青森でもそうでしたが、「鬼」と付く名のある所に刀鍛冶あり(この近くには鬼面石があり)。
そして、何故か『小町観音』。
小野小町が愛した芍薬が縁となり、平成17年に鎮座。
そういえば小野小町の故郷の秋田・雄勝町(現・湯沢市)では、至る所で芍薬の花を見かけました。
こちらは『子守観音・マリア観音』……ん? 隠れキリシタン?
拝殿へ。
~ 山形新聞 2017-01-01付 ~
ここには2羽のフクロウ「福(ふく)ちゃん」と「籠(ろう)くん」がいます。可愛い~
県内で保護された2代目で、「籠いっぱいの福を分け与える」という意味合いもあるのかも。
諏訪七福神。
「しゃくやく祭り」も毎年賑やかに行われています。
以前、テレビで拝見したのですが、宮司さんが面白い方なんですよ。
この方。
上と同じ宮司さんです。
色とりどりの芍薬を栽培し、苗の販売もしています。
お見事!
~ 山形新聞 2013-06-18付 ~
「芍薬殿」という建物前に、フクロウの彫り物……あら、黄色いおリボン素敵ね。
でも、よく見たら虫でした。真っ黄色な毛虫なんて初めて見ました。綺麗。
リンゴドクガという蛾の幼虫みたいです(毒蛾と言っても毒はないらしい)。
芍薬苑の中に、不思議な祠が見えます。
数年前に天国へ“巣立った”、初代の2羽のための『ふくろうの宮』。
今回は時間切れで会えませんでしたが、フクロウちゃんズにいつかは会いたいな。
あ、さっきの虫が空で巨大化! 最終形態はモスラだったのか!
ん、あの雲も怪しいぞ……! あれはもしや……。
国道13号線に戻ります。
国道13号線を北上中。気になるピラミッド型の山と月と、あの雲。
一見、レンズ雲。果たしてその実態は……やっぱりレンズ雲?
おお~。素晴らしい! 中に入ってますか……?
不思議な雲を見るとやっぱりワクワクします。
ピラミッド型の山々もドキドキ。
何故か、とってもセンチメンタルな気分になるのです。