十五夜の昨日、白鳥の飛来と共に、鳥海山と月山が初冠雪していたようで……。
鳥海山は昨年・平年ともに6日早く、月山は昨年より20日、平年より13日早いそうです。
……あ、突然地元の話題で始まり、失礼致しました。
――さて、前回の続き(結局地元の話)。次は、米の粉の滝ドライブインへ。
あのワッフル型(笑)の「天狗岩」は、月夜の晩に天狗たちが相撲をとって遊んでいたとされる場所なのですが、
この後訪れる大日坊の僧侶が修行していた岩山だとか。
ドライブインは、道の駅「月山」からも近い、国道112号線(月山花笠ライン)沿いにあります。
月山天然水を使用したラーメンやソフトクリームが美味。
ここではその名のとおり、建物の裏側に廻ると、滝が見られるのです。
滝は二つ(米の粉の滝/淀の滝)あるそうですが、この日は一つしか見えませんでした。
米の粉の滝。
崖の上には山形自動車道も通っています。
実際走るとそうでもないのですが、下から見るとやはり高い……。
梵字川渓谷。
かんまん水……と刻まれていますね。
大日坊の僧正が、旅人のオアシス「かんまん水」を重要視し、不動明王を祀ったようです。
不動明王(不動尊)。
こちらの注連縄がかけられた巨木は、「山の神」でしょうか。
古代の人々が山の守護神として崇めていた、山一番の大木。
一瞬、縄文土器の「王冠型土器(火焔土器の仲間)」に見えました。
そっくりですね。
そしてこの後、ここのドライブインでガチャを回したら、なんと! 火焔土器が出ました
火焔(型)土器と王冠型土器は、必ずと言っていいほど一緒に出土することが多く、
縄文人が二者を対立させていたのではないかと考えられているようです。
そしてこの土器を眺めていると何だか下の部分が――、
『未知との遭遇』で宇宙船の降りる場所として描かれたデビルスタワーに見えてきます。
このデビルスタワーは、日本のTVCMにも出ていました。
見ようによってはこの岩山がスーパーカップの形にも見えますが(笑)、
スーパーカップもいろんな種類があって二者以上に対立していますね。
そうか、デビルスタワーは実はどんぶりや土器だったのか……って違うか(^^;)。