蜂子皇子が出羽の霊山を目指して、荒倉神社から見立て八幡高寺を経て、
次に辿り着いた場所は仙道(せんどう)という集落。

伝説にはこうあります――

道の途中の丘の上に一本の松の木があったので、皇子はそこで休むことにし、
うとうとしていると夢に白髭の翁が現れ、こう言います。
「これより先に二手に分かれる道がある。桔梗のなびく方に進みなさい」
目を覚ました皇子は、不思議に思いながらも歩き出し、
村のはずれに着くと確かに分かれ道がありました。
美しい桔梗の花も咲いていました。
そこで皇子は迷わず、桔梗がなびく方へと進んでいきます。


後にこの村は、

「仙人が道を示してくれた場所」として「仙道」と呼ばれるようになったとか。

  
「聖宮(ひじりのみや)」や「一本松」という地名があることから、

古くから出羽三山の参詣道として、

修験者や参詣者がそれらの下で休憩したと伝えられています。

  
ここを皇子が辿った……かもしれませんね。

  
今野川とあります。

 
仙道構造改善センターとあります。

  
橋を越えると、皇太神社もありました。

  


  


  


 


  


  
鳥居には“石のこばやし”さん。羽黒山に向かう途中の大鳥居の前にある石材店です。

  
皇子が休んだという丘の上の松の木は、この先↑にあったのでしょうかね。

  
ぐるりと廻り込んで、横から村を眺めてみました。

  
現在、目立つ木はあれですけども、皇子が休んだのはこれではないでしょうね。

  
まぁ、イメージということにしておきましょう。

  
※イメージ

 
目印にはなりますね。
この道を辿ると、さきほどの「仙道さわやかクラブ」の看板が立つ場所へと繋がります。

  
石碑がいくつもありました。

 
「~先生」とあります。