庄内町(旧・立川町)狩川地区の楯山公園に、狩川城跡北舘神社があります。

 

 

 

 

 

 

 

 
城があった面影がありますが、現在はグラウンドとして利用されています。
この時はちょうど草を刈っていました(6月下旬)。

 

 
そのグラウンドの脇に、北舘神社はあります。

 

 
<祭神> 北楯大学助利長公

 

 
御影石の燈籠。

 
と、御影石の鳥居。

 

 
と、大きな狛犬さん。水の神とは北楯さんのことでもあるのでしょう。

 

 

 

 
以前は別の場所に、北館水神社として祀られていたようです。

 

 

 

 

 

 
宿衛舎とあります。造り的に伊勢のかほりがする……と思っていたら、
まさに伊勢神宮から拝領・移築したものでした。

 

 
飾られている絵馬を何げに眺めていたら、「北楯」さんという名字の方がいて、
やっぱりいる(来る)んだね~とちょっと面白かったですw

 

 
蜂さんは留守でした。

 

 

 

 
おにぎり型の雲。さすがは米どころ。

 

 
北楯さんのおかげで、庄内平野の美田は今でも潤っています。

 

 
真向かいに、龍神供養塔(立谷沢川沿いに多い)と歴史民族資料館がありました。

 


狩川村役場→立川町役場庁舎として利用された建物のようです。

 

 
ですが、改修工事中とのことで、開いてはいましたが見学はできず。↑さえの神が見たかった。

 

 
楯山公園の麓にある北舘水神社を発見。

 

 
北楯大堰をまたぐ舘山橋を渡って、石段を上ってゆきます。
 

 
あ、さっきのおにぎりおにぎりがつぶれてきた……。

 

 
狩川地区の家々。奥の田んぼの中に風力発電の風車が見えます。
太平洋側からの「やませ(山背)」が出羽山地を飛び越え、
最上川を通って「清川だし」という強風を庄内平野にもたらします。
「広戸風(岡山)」、「やまじ風(愛媛)」と並んで「日本三大悪風」の一つに数えられていましたが、風車ができてからは、人々を悩ませてきた風速10メートル以上の風が吹く日も半減したようです。実際に風車が強風を弱めていることが、東北学院大学の研究で明らかになったそうです。恐るべし風車。

 

 
晴れていれば、鳥海山の上の方も見えます。

 

 

 

 
石段を上っていった先に、開けた場所とビュースポットの看板がありました。
風車村という風力発電を学べる施設も、この山の先にあるのですが、今回は省略。

 

 
さらに奥へ進んでいくと遊具なども見え、いよいよ公園らしくなってまいりました。

 

 
ちょうどいい位置に、自然に咲いた花が素敵。花瓶いらず。

 

 
銅像が見えました。

 

 
北楯さんです。

 

 
一瞬、芭蕉爺さんかと思ってしまいましたが……(^^;)。

 

 
当時大規模開拓が行われた庄内には、「京田(きょうでん)」と名の付く所が14、
「興野(こうや)」が93、「新田(しんでん)」が129作られ、開拓された新田の数は日本一。

~参照:『飽海史話』~

 

 
そして北舘神社に到着~。実はここに社殿はありません。
この道の先を行くと、この記事の一番最初に載せていた写真の道路に出ます。

 

 

庭園こそありますが、「旧北舘神社本殿跡」とだけありました。

 


ここだけ見ればいい庭なのに~。
 

 
池もあったようですが現在は埋められています。

 

 
戻ってきました。

 

 
庄内空港(酒田市)へ着陸する飛行機でしょうかね。

 


がくっついていないかな……と期待してみる私w

 

 
通りすがりで目に止まった神社にも寄ってみます。

 

 
廣田神社とあります。

 

 
名前からして天照系でしょうか?

 

 

 

 
おお、オーブ! ……と言いたいところですが、太陽光に向かって写すと、
レンズに付着した汚れなどが反射して、このように写り込むこともしばしば。
また、室内でフラッシュ付きで写した場合にも、空中のホコリなどに反射してこのように写ったりします。
また、水辺や滝などでも飛び散った水滴が……以下略。

 

 
そういうことを念頭に置いて見極めることも大切といえば大切……ではありますが……、

 

 
夢もロマンもない、知識や常識(?)に縛られた、
頭でっかちになるのもどうかとあたくしは思うのであります。

 


現代人が忘れてしまった、目に見えないものを信じる力を取り戻しませんか。