南階段と石炭ストーブ | ひまつぶし

ひまつぶし

創業36周年

 
もう12月になろうとしています。早いものです。
私の小学生時代の教室のストーブはもちろん石炭ストーブです。
高学年の頃石油ストーブになったのかな?

まだストーブをつけてもらえない11月ごろは教室も寒くて…田舎でしたからそりゃー寒いのです。
そこで、休み時間になるとほぼ全員が南側にある外階段に団子になりながら日向ぼっこをするのです。
外から見たら、きっとお猿さんがかたまって寒さをしのぐように見えたと思います。
みんなで片寄せながらじっとしていると、お日様の暖かさが感じられとても気持ちの良いものでした。

ぼちぼちストーブを設置となると、まず煙突が取り付けられちょっと教室の風景が変わります。
朝当番が新聞紙を丸めて、小枝や薪に火を付け石炭を少しずつ入れて燃やすのです。石炭が燃える匂いは冬が来た感じがしました。
ストーブの上に水を入れた桶の中には、全員のビンの牛乳を入れて温めますが、たまに温まりすぎて割れたり吹き出したりしていました。
ストーブの上でパンも焼いていました。悪童が電子レンジじゃと言いながらストーブ蓋をあけ火鋏でパンをつまみ入れて焼いていましたが、すぐに真っ黒…

そんな楽しいお昼休みでした。

夕方ストーブ当番が石炭をバケツに全部かきだし石炭捨て場まで持っていきました。

結構低学年でもやった記憶があります

それから石油ストーブになってからは、火を付けたり消したりすることはとても楽ちんでしたが…