さあ気合いれて ノートを広げて 見上げるよ黒板を

好きなこと我慢して 頑張って いるつもりさ

 

気が付きゃスマホで 時間が飛び散り 現実逃避しまくり

やらなきゃいけん わかってる いい点はとりたい

 

ページをめくる瞬間に 覚えたことも忘れちゃう

 

なんやこれみたことないわ もっともっと思い出せ

眠たくっても いやがりながらも やったのに 思い出せない

 

定期テストだね AH AH いくつもの教科

AH AH うまく言えないけれど 大惨事だよ

あの時感じた AH AH 予感は本物

AH 今 全て忘れたい そんな気持ち

 

 

さて、定期テストですね、もう終わったところもあれば、まだまだ始まってないところ、なんなら定期テスト自体がないところがあります。

 

 

勉強が順調にいっている生徒もいれば、そうでない生徒もいるでしょう。

 

 

自宅での勉強には誘惑がつきもので、私は誘惑に負けまくるタイプですから、自宅で勉強できる子どもたちはほんと凄いな、と思います。

 

 

特に中1に関しては初のテストということもあり、そもそも「テスト前に勉強をしなければいけない」という感覚すらないことも多々あるように思います。

 

私も小学校の時は、漢字テストはともかく次の日にテストがあると言われても別に何にも思ってなかったし、なんなら「ありのままの自分で受けるほうがカッケー」くらいは思っていました。

 

実際最近塾でテストを頻繁にするようにシフトしていているのですが、それでも準備しない・勉強してこないというのが当たり前で、まずはそこからの指導が必要になってきています。

 

「総合型を受けるにあたって生徒にどういうことを求めているか」という、ある大学の動画を拝見していたときに、「準備をしていない学生が受験しに来ているのを見て、とても悲しい気持ちになる」というような内容をおっしゃっていましたが、少なくとも私もそういう気持ちになります。まあ結局本人の人生なのですが、口うるさいと思われてもこういうことって伝えないとわからないかなと思うので直接言ってます。悲しい。

某中3年の国語の試験範囲にも漢字に関して「1年からずっと同じ問題を出しています。勉強していなければ試験時間がどれだけあっても0点です。」という文言を見つけました。・・・・泣いちゃう

 

 

 

 

人に期待しすぎるから悲しくなる、怒るんだ、っていいます。

自分の都合のいいように動かないからといって怒るのはおかしい、ということもよく聞きます。

 

まあ、わかりますよ。わかりますとも。

どうすればいいんでしょうね。動かなくて困るのは生徒。ものごとには期限があって、その期限に間に合わなくても、私はまったく困らない。だからこそ、本人が危機感を持っていないからこそ強く言うこともあります。言わなくなる、というのは少なくとも今の私にとっては「できるようになった」か「もう諦めた」かの二択になってしまうような気がします。

もちろん「無関心」にならなくても「優しく諭す」という方法もあるはずなんですが、どうしても私は「できるようになるまで優しく言い続ける」ことによって、「間に合わなくなる」リスクのほうを怖がっているのかもしれません。それがいいことか悪いことかはわからないけれども、必要なことなのではないか・・・?いやそれともほかに方法があるのか・・・?なんてことは毎日悩んでいます。

 

話がそれた。このあたりは「勉強に遅れている生徒または支援級などから普通級に行きたい生徒に対しての記事」で書くつもりだった内容なのであとで削除するかもしれません。

 

 

 

ある中学校の1年生の試験範囲を眺めてみる

 

まあ塾でちゃんと勉強している子じゃないと点取れないだろうな、という印象を受けます。

 

私個人としては「1年のうちにテスト勉強で失敗してみろ、ここで痛い目見たほうがいい」と思っていますが、それでもショックを受けたりなんて言うのは普通にあるでしょうね。

 

例えばH中なんかは、勉強を真面目にしないでテスト受けたら英語を除いた4教科で200点行かないんじゃないかな、と思っています。(英語は習っている習っていないで個人差が大きく、ノー勉で満点もわりと当たり前にありますし、一方でローマ字すらまともに書けない生徒・・・おそらくアルファベットの問題以外はほぼ全滅するであろう生徒もそれなりにいて、そういう生徒は40点くらいになるんじゃないかなと思います)

 

 

もちろん全くのノー勉じゃないんですよ、たぶん。

 

友達と教えながら勉強したりとか、学校のワークやったりとか、わからなければ答えをうつして〇をつけるとか、まあこの程度のことはするかもしれない。

 

でもそんな方法だとね、授業聞いているだけである程度わかるという層じゃなきゃ本当に手も足も出ない。

 

その結果を受けて、じゃあこれからどうすればいいかを考えればよい。

 

 

 

 

もし二年生以上なのであれば、勉強していても点が伸びない場合はほとんどのケースで勉強方法を間違っているか、または根本的にやっている時間が足りないか。

 

 

他所の塾はどれくらいやっているんだろうか?うちはかなり少ない方だと思っているけれど、その基準ですら達していないのに、本人たちは「頑張って結構やっていると思っている」という印象を最近特に受けます。まあそうなったらね、無理よね。

 

こういったのってやはり自分ではなかなかわからなくて、だから他人のアドバイスを受けたほうがいいことだとも思います。

 

 

いい点とりたい努力したくない いやしてもいいけど無理したくない

 

これめっちゃわかる わかるよわかる

 

でもこれは働きたくないでござる!に近くて、やらなきゃいけないのよね。

 

 

いや別にやらなくてもいいの。やらなくてもいいけど、やらなかったことで受ける自分にとっての不利な扱いは自分の人生にずっと付いてくるというだけ。

 

 

勉強はさ、学歴のためとか、いい学校行きたいとか、見栄のためとかいろいろあると思うんだけれども、なんというか「考えること」を身につけるためにやっておいて損はないとは思うのです。

 

 

 

ただ最近は、「考えることができる」というのは果たして人生に対して本当に+なのか?なんてことも考えちゃったりします

 

だからこそ子どもたちは、自分で情報を仕入れて、自分で判断してくれればいいなと思うのです。だって自分の人生なんだからさ。