いつもありがとうございます。

瀬谷松栄塾の田中です。

 

英語ね

私もね

英語ずっと苦手で。点数はそこそことれていたりするんだけれども、何が間違っているのか、なぜ間違えているのかわからなかったり、そもそも答えは正解になるけれどなぜそれが正解なのかということがわからなかったり、という感じで躓いていて。

 

だから文法問題は解けるけれども長文になるとわからないとか、普通にありました。

 

ずっと思ってたことは「なにがわからないかわからない」ということです。

 

今でこそインターネットで情報を簡単に収集出来たり、文法書というものがあってそれを調べればいいということがわかっていますが、当時はそんなものもあったかどうかも知らなくて。グラマーの教科書くらいでした。

 

結局なんだかよくわからないまま大学入って、英語論文が全く読めなくて、泣きながら調べていた記憶があります。

 

英語がわからないには段階がありますよね。

 

私は英語専任講師ではないですし、所詮全教科管理型の塾の人間でしかありませんから本当のプロから見たら異論はあるかもしれませんが、今日ちょうどそういう相談を生徒からされたので以下のような説明をしました。

 

 

まず中1範囲内で考える大切なことは、それぞれのポイントが(中学生の学習レベルで)一言で言えるかどうかを判断基準の一つに置きなさい、と

 

そこで、「単語の覚えている・覚えてないは一回別の問題として分けておきなさい」そういう説明をしたうえで、

 

「説明できるできないのチェックをしてみて、知識に関してはきちんと教えてもらわないと無理。小学生のころに英会話を長期でやっていてなんとなく雰囲気がわかる、などならまだしも、そうでないなら理屈で覚えちゃった方が最初は圧倒的に楽だから」

 

「で、説明できるなら問題演習して、自分が本当にどこがわかってないのかをあぶりだす。できないなら説明を受ける。この繰り返し。これをやらないと、モームリ」

 

 

①SVOC ここでは難しい話ではなく主語のつぎに動詞が来る、とかその程度の認識の話(一応SVOCの説明は一通りします)

 

②be動詞と一般動詞の違いと、動詞の使用ポイント (現在形、過去形、三単現、不規則動詞、一文に動詞は基本的には一つしか使わないということ)

 

③疑問文・否定文の作り方 (一般動詞に関しては過去形の方がわかりやすいからそこから勉強してもいいという話も)

 

④疑問詞疑問文 (分は作れなくてもいいから、疑問詞が何を意味するかくらいは)

 

⑤進行形 (いわゆるbe+Ving)

 

⑥副詞とは

 

⑦助動詞の意味とルール (基本的には助動詞のあとは動詞の原形、mustの疑問文の返答だけ注意)

 

以下中2夏まで

 

⑧接続詞 (that, when, if, because の使い方)

 

⑨不定詞と動名詞

 

 

there 構文とかはとりあえずほっとく

 

これがわかってないと勉強してても、答えがあっていても間違っていても、「ああ、これが正しい答えか」と思うくらいで何も心に残らないから身につかないよ、と

 

 

単語の意味がわからないのは、もちろん調べるなり聞くなりしてほしいんだけど、ただ逆に、「単語の日本語訳したものを適当につなげて文をつくる=訳」みたいなこともやってほしくないから

 

自分もそうやっていて、中学はそれでどうにかなってしまって、あとでめちゃくちゃ苦しんだから

 

とこんな話をしました。

 

 

 

もちろん英語のプロの先生に言ったら鼻で笑われる内容かもしれないけれど、まずはここから。そして例外を学んでいく。それでいいじゃん。と私は思っています。