真剣に、 | 捲土重来

捲土重来

敗れたり失敗したりした者が、再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ。「捲土重来」今の私にぴったり。
よりいっそう学問、人徳を磨き上げ、互いに励まし競争し向上したい。そんな人間関係を築くために。

 

前回

「婚活パーティーは、合同企業説明会に行くノリで行かなければなりません。婚活パーティーでの異性との会話は、就活における役員面接だと思って臨みましょう。」(引用抜粋)

受け入れる側も行く側も

病気なんじゃね?ということを書いた。

 

でも、バリキャリの女は、もしくは男、特に実家暮らしの男は、

果たして家事を完璧にできると?

一人で生活することができるのか。

もしくは結婚を機に専業主婦、主夫になり、

旦那が持ってくる20万30万の給与所得から生活できるのだろうか。

 

子供を産むためなどの将来への預貯金、

家族の保険加入、将来の財テク投資など、

さらにその所得からの料理のエンゲル係数、通信費、家賃などへの配分、

毎日毎日の部屋の掃除は大晦日への対策、風呂場などのみずまわりの掃除。

換気扇、コンロなどのメンテナンス及び清掃。

料理の技術の上の献立作成から買い物を予算内に収める事。

具体的にあげればきりがない。

 

それを本気で仕事のように真面目に取り組んだら

大変な作業だと言うことが

容易にわかる。さらにひとりきりで実践するとしたら・・・・。

 

一言で”ヒモ”、”三食昼寝付”、”寄生虫”

バカにされているが、どの職業でもバカにするような仕事ではない。

それは”主婦(主夫)業”でも、本気の仕事だと思えば同じこと。

便利屋を24時間呼んでみればわかるだろう?

一体一カ月でいくらかかるのか。

 

”もの”を片付けると言う作業もある。

大量に生活からでる”もの”

生活していれば”もの”は増える。

大体断捨離を推奨しているのは、”もの”を片付けられない人に対して。

もしくはものぐさで、片づける事が苦手な人に対して。

絶対的に物の数が少なければ仕事量が減るからと言うのは容易にわかる。

しかし、子供が生まれれば”もの”は増えるに決まってる。

片づけるためのスキルも必要不可欠で、収納する技術も必要となってくる。

 

自分だけならモノを減らす断捨離は効果的だろうが、

自分以外の人間が生活することによって

最低でもそのアレンジは必要になり、思った効果はなかなか出しにくい。

これもまた難しいのだ。

 

これを世の中で一言で言うなら”家事”ということ。

 

これが楽だと?

 

真剣にやってみろと言いたくなる。

 

とてつもない膨大な仕事量が、

毎日襲い掛かってくるだろう。

 

昔から比べてどんどん複雑になってきている”家事”

石器時代は岩と包丁と川で洗濯だっただろうが、

今は電化製品が助けてくれるだろうが、それ以外のこと、

例えば子供のPTAはどうよ。めんどくさいぞ。

 

多方面からの家事、育児に対する情報収集も

現在ならではの家事仕事となっているだろう。

 

それを

仕事を稼ぎながらやるなんてことを昔はやっていたが、

不倫する時間などあるはずもない。

 

毎日が戦闘状態。

 

 

 

わたしは

炊事、洗濯、掃除、財テク、育児、

自営業であっても、家事のすべてをすることはできなかったが、

働きながらすべてできる人はほぼ皆無だと思うし、

それを専業でやっている”主婦(主夫)”を立派な業種とみなしている。

 

”ヒモ”、”三食昼寝付”、”寄生虫”

そう言う人はまったく家事をやっていない

ただの薄っぺらい人間であると言わざる得ない。

 

 

ハイスペックに多い考え方は、

「金さえ稼げばいいんだろ?」

 

そんな人種がそういうことを考える人間が多いと言うことは否めない。

 

 

真剣に、家事を取組んだら

その辛さが身に染みて分かるだろう。

 

 

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