三寒四温。
暖かくなったかと思ったら、また冷え込んだり。
この季節特有の天気が続きますね。
正月明けから仕事が忙しいままで、結局新しい出会い活動などは全然出来ていないのですが、時間が出来たタイミングで、以前からのお付き合いの方とは細々と会ったりしています。
婚外彼女としてお付き合いしていた方とは、最近ちょっと事情があって会わない時間が続いているのですが、セフレ的な関係で仲良くしてる方々とは、相変わらず楽しくお会い出来ていてありがたい限りです。
そんな関係の方と先日お逢いした際、行為の後でベッドでまったり話していた時に、「以前の婚外関係の人との話しを聞かせて欲しい」とせがまれました。
そのコはまだ新婚と言っても良いくらいの方で(結婚3年目)、「なんでそんな話しを聞きたいの?」と尋ねたところ、私との逢瀬を重ねるうちに、「今しているのは浮気なのでは?」と思ったのだそうです。
最初はサポ関係で会っていたので「これは浮気じゃない、割切りだ」って自分のなかでの線引きが出来ていたそうなのですが、お金の関係でなく会うようになった今、自分の中で「相手への好意」と「夫では得られない心と身体の充実」を感じ、「これって浮気なのでは?」と思うようになり、自分はいわゆる婚外恋愛をしているのではないか?と思うに至ったのだとか。
その結果、婚外恋愛そのものに興味が湧き、最近ではブログで婚外恋愛のエントリーを読み漁ってるそうで、(え!?私の駄文も読まれてるのでは?)とちょっとヒヤッとしたりしました、笑
私は、自分のブログで書いていることは全部実話ですが、現在進行形の話しに関しては、少しだけボヤかして書いていますので、バレたりはしないと思いますが。。。
このブログでは何度かさわりだけ書いた、以前お付き合いしていた、これ以上ないくらい深く愛し合った婚外のお相手の話しをしようかな、と思ったのですが、この方との話しは長くなるのでやめにして、出会い系始める前にお付き合いした4人の婚外のお相手のうちの、一人目の話しと二人目の話しをしました。
一人目の方は、以前ブログで書いた
こちらの小説家志望の彼女でした。
私は、独身の頃にお二人、つまり『お相手の方が既婚女性で私が独身』という婚外関係でお付き合いし、結婚した後は、5年前に出会い系サイトを使い始める前にお二人、婚外でお付き合いしたことがありました。
ちなみに、出会い系サイトを使い始めたあとは、ものすごい数の方とお会いしたので、全部の話しはとても書けません、笑
つまり、「二人目の話し」というのは、私が独身でお相手が既婚女性、というケースの二人目の方でした。
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先日、私がよく拝見するブログで、『昔付き合っていた相手と再会して、どうして自分たちは結婚に至らなかったのか、答え合わせをした』というエントリーを拝見しました。
その方のブログでは、若かりし日にお付き合いしていた男性から「今はまだ結婚は出来ない」と言われ、その結果、その相手とは結婚に至らずに終わってしまった、というような記事だったのですが、私にもとても似たような経験があったので、当時のことを懐かしく思い出したりしました。
私のケースでは、私が大学3年生の時で、大学院へ進学すべく受験勉強に勤しんでいた当時に付き合っていた相手から、「就職しないで大学院へ進学??じゃぁ、貴方はいつ就職するの??っていうか、それならいつ結婚出来るの???」と訊かれ(というか詰問され)、「今すぐには結婚出来ない」というようなことを伝えたところ、「じゃぁ、お付き合いは続けられない」と言われてお別れに至ったのでした。
その彼女、マリは2つ歳上で、非常に結婚願望も強く、『結婚が視野に入らない相手と付き合っている時間は無い』という考えでしたので、そこに「今はまだ・・・」と言われたら、そりゃそうなりますよね。。
私達は残念ながら別れを選び、私は大学院へ進学し、マリは父親の会社の伝手で知り合った身持ちの良い男性とお付き合いし、割と早く結婚に至りました。
私はそのことを、マリとの共通の友人から聞かされ「そんな簡単に結婚しちゃうんだ、、、」と半ば唖然と、半ば寂しく思ったことを覚えています。
とは言え、若い頃の事ですので、その後は、すぐに別の女性とお付き合いし、別れ、また別の女性と、と繰り返していたのですが、以前のブログで書いた「小説家志望の婚外彼女」とお付き合いした少し後に、マリから連絡が来たのです。
「逢いたい」
と。
以前の私なら、「いやいや、あなた結婚したんでしょ?、それはダメでしょ」ってなったと思います。
でも、例の小説家志望の彼女と婚外恋愛した直後だったので、自分のなかで不倫というものへのハードルが下がっていたのか、二つ返事でOKして、待ち合わせ場所へイソイソと向かいました。
と言っても、まだ婚外恋愛のイロハも知らない大学院生でしたので、「何かお話ししたいことでもあるのかな?」なんて気軽な気分でした。
別れて3年ぶりに会って聞かされた話は、『性の不一致に起因する夫婦関係の行き違い』でした。
今となっては身に詰まされて分かりますが、こればかりは、結婚したことのない若者には想像すら出来ない事なのではないかな?と思います。
当然、その時の私には、話としては理解出来ましたが、実態というか、心底それが如何に夫婦にとって本質的な問題であるか、は分からなかったと思います。
結局その日、マリに求められてホテルへ行き、3年ぶりに愛し合った二人は、その後ズルズルと関係を続けることになります。
ただ、こちらは独身。
マリは離婚までは考えていなかったようなので、私はマリとは別に独身の彼女(もちろんこちらが本命)を作って付き合ったりしていたので、ある時、マリには「やっぱりこういうのは良くないよ」と伝えて、別れることにしました。
当初、別れることに渋っていたマリでしたが、私の気持ちがないことを悟るとすっぱりと別れてくれました。
これで終わりになったら良かったのですが、、、
それから数ヶ月経ったある日、マリからまた連絡がきました。
「逢たい」
と。
さすがに今回は、「ダメだよ」とやんわりと断ったのですが、「今回は一度だけ、どうしても。訳がある」と。
理由を聞いてみたところ、「旦那の海外赴任が決まった。私も一緒に行くので、この先はもう何年も会えなくなる。どうしても出国前に逢たい」と。
それを聞いたら、私としても、「これは断っちゃダメだ」と思った訳です。
当時、旦那さんの転勤で少し離れた地方に引っ越していたマリに、新幹線に乗って会いに行きました。
再会の会話を交わす間も惜しむかのように求めあった二人でしたが、行為後のピロートークで
「いつ出国するんだ?」
と尋ねた私へ衝撃の答えが返されました。
マリ 「ん?出国?」
セクシー「旦那さんの海外赴任」
マリ 「あー、旦那。来月だよ」
セクシー「そうか。。じゃぁ、今月もう一度来ようかな?」
マリ 「ホント!?うれしい〜」
セクシー「だって、来月以降は何年も会えなくなるしな」
マリ 「ん?行くのは旦那だけだよ。私は当分実家暮らし」
セクシー「はぁー??、海外に行って会えなくなるから会いたいって・・・」
マリ 「あー、アレ? あぁでも言わないと、会ってくれなかったでしょ?」
セクシー「・・・」
まんまといっぱい食わされました。
でもまぁ確かに、正直に話されていたら私は会いに行かなかったでしょう。
彼女が一本取った訳です。
結局、旦那さんの海外赴任に合わせて実家に身を寄せたマリ。
彼女の実家は私の実家からすぐの場所で、その後はまた時折会う関係が再開してしまいました。
その後、付き合っていた彼女との関係を優先させて別れたり、またマリから連絡が来て関係が戻ったり、を繰り返すこと3年。
旦那さんの海外赴任が解けて帰国したタイミングで、私とマリの付かず離れずの関係も終わりを告げました。
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今でも鮮明に思い出すのが、「海外に行くから会えなくなる」という嘘に踊らされて会いに行ったあの日のピロートーク。
当時は、「こんな嘘よく平気でつけるな」と半ば呆れながら聞いたのですが、今となっては、本当に自分のやりたいことに純粋だったんだな、って思います。
婚外恋愛をする人って、皆誰しもそういう面があるのかも、とも。
法律的にも、倫理的にも、私たちは少なからず後ろめたいことをしています。
でも、そうする理由がある訳ですよね。
それは、例え人の道に背こうとも自分がやりたいことを貫きたい、という欲求、一度しかない人生で後悔はしたくない、という希求。
そういったことに素直、正直な人が、婚外恋愛に走るのかな、と思います。
そんな話を思い出したら、マリに会いたくなりました。
アラフィフになったマリは、今も自分の欲望に素直なのかな?
私と別れた後、他に婚外関係の男が出来たりしたのかな?
もしかしたら出会い系とかやってたりして?
・・・昔の婚外彼女に想いを馳せつつ、深ける夜長を過ごしています。