孤独と戦うあなたへ

あらためてお話いたします。

風俗嬢として10余年働いております。

なぜ、私がそのお話をここでするのか
その前に、風俗に入る前から
今に至るまでの経緯を

お話させていただきますね。

最後までお読みいただけると

嬉しいです❣️

以前、

私はパートタイムで働きながら

5人の子供に恵まれでそれなりに
幸せな家庭でした。

ある時から前の夫は
仕事がうまくいかなくなり
それと同時に
ストレスを私や子供に

向けるようになっていました。

子供の教育のこと
お金のこと
問題が次々と表面化してきたのです。

私は子供たちを守るために離婚を決意し
5人を連れて家を出ました。

そんな状況なので、
養育費などの要求は出来ず、

すぐに経済的にも
精神的にも辛い日々を

過ごすことになりました。

とにかく子供たちが

一番辛かったでしょう。

生活環境の変化に私のことを
罵る時もありました。

全て私の選択。

子どもには何の責任もありません。

シングルマザーになり
公的な支援の手続きは出来うる限り
手を打ちました。

それでも
経済的な問題は重く

のしかかってきます。

パートの掛け持ちで15時間くらい
働いてもどうにもならない

現実がありました。

とにかく子どもには

ちゃんとした教育を
受けさせてあげたい

そう思って働けば働くほど
子ども達は荒れて家の中は

悲惨な状態でした。

そこで割りのいい

仕事を探していたところ
風俗の求人が目にとまったのです。

私と同じように困窮している方は
一度は考えたことがあるのでは

ないでしょうか？

もしかしたら同じように

働いているのかもしれませんね。

いくつかの店で断られ
この世界も意外に簡単に

働かせて貰えない
ということを知りました。

簡単に考えていたのです。

そして
「ヤバイ仕事」というイメージも

ありました。

でも、そんなことは

言っていられないので
自分の身を削っても子供たちが

なんとか生活できるように
親の経済状況で選択肢が

狭めてしまうのは
私自身一番避けたい状況でしたから。

いくつかの店を周り
働かせてもらえるようになったのが
今のお店です。

その頃の私は生活やつれしていて
お世辞にもキレイとは言えなかった
と思うのですが、
無事お店に出ることがきまり
働きはじめました。

ところが一週間くらい経った頃、
これまでにない刺激に不正出血。。。
予約のお客様をお断りする結果に。

スタッフには怒られるし、
仕事はできないし。。。

途方に暮れている私に
集団待機だったのでお姉さんが
病院を紹介してくれて
一週間後に無事復帰。

出勤した時には
スタッフは私が辞めるものだと

思っていたらしく
驚いた様子だったけれど

辞めるわけにはいかない

という現状を伝え
それ以降はスタッフからも
アドバイスをして

いただけるようになったのです。

そして3ヶ月経とうとしていた頃
リピーターが増えはじめ
気づくとナンバー入りしていた。

以降私はリピート率の高さでは

ずっと1位。

店からは信頼され、

一目置かれるようにまでなりました。

もちろん安いお店ながら
パートの時給とは比べものにならない

それなりに稼げるようにもなり
無事に進学の費用など

出せるようになりました。

子どもはそれぞれ進路を決め
大学へ進学したり
就職した子もいます。

末っ子が小学校入学したころ
再就職を考えた時期もあるが
経歴にかけるような資格もなく
履歴書を前に早くも再就職を諦め

手に職をつけて独立する決心。

そして
夜は風俗嬢、

昼はリンパケアセラピストとして
働きながら独立に向けて。。。

独立するまでの間は２年くらいだったが
もちろんその間にも

様々なことが起こりました。

また別の機会があればお話しますね。

勉強中は夜のお客様が

練習台になってくださり
私にとっては好都合だった。

なので、同時期の生徒よりも早く
実践の場にでることになりました。

そして、独立。

夜の方でも
お客様には2度楽しめると好評で
マッサージを目当てに来るお客様も
いるほどでした。

そうなると
男性向けのマッサージの方も
独学でするようになり

男性としての自信を取り戻してあげる
マッサージもできるように。

つねに向上心を持って
お客様にもっと楽しんでもらうためには
満足していただくには
ということを追求している。

それは今でも変わらないが、

変わったことといえば

ビジネス仕様のさゆみをやめたこと

ありのままでいいんだと言うことを知り
お客様の中には
１０年以上通ってくださる方も

いるのです。

時には恋愛相談
時には仕事の愚痴聞き
時には奥様の相談
そして、親の介護

学生の時に初めてお会いして
就職し、お付き合いしたい女の子が。。。
節目節目に顔を見せて

報告して下さったりね。

仕事を始める前に持っていた
「ヤバイ仕事」という見方は
今はありません。

ただ、
世間的に立場の無い仕事であります。

なので、
これからがまた新たな挑戦です。

水商売、とくに風俗の仕事は
「セーフティーネット」と言われています。
私にとってまさに今の仕事がそうでした。

ただ、問題は入り口は沢山あっても
出口を探すのは難しいのです。

私が再就職を諦めたように
将来的な不安から就職活動を始めても
資格や経験がないのです。

さらに
一般的な会社員の生活パターンを
取り戻すこともまた
出戻る女性の多くが抱えている問題です。

同業の女の子は偽名を使い
職業を隠すのが普通です。

私のように
自分が働いているお店以外で
風俗嬢を名乗る人はほぼいない
と言ってもいいと思います。

身内だけでなく自分の周りの人が
偏見で見られるかもしれないので
その方がいいでしょう。

私はそれを承知で
ある意味覚悟して名乗っています。

が、
意外にも偏見を感じたことはありません。

それどころか
今は風俗嬢として一般の方に向けて
前に立ってお話をさせていただく機会も
増えました。

オープンにはできないものの
男女問わず、興味を持って
私の経験から学ぼうとして下さっています。

稼げるようにと追求してきた
テクニックが一般の女性向けの講座にも
なっています。

同業の女性の中には
私のようなオープンにできる方
ばかりではないでしょう。

一人孤独に悩んでいる方がいたら
力になりたいのです。

私は沢山の方に支えられて
今生きています。

だから

あなたに寄り添うことができます。
悩みを聞くことができます。
解決の道を一緒に考えることも
協力者を紹介することもできます。

ひとりで悩まないでください。

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