『住めば都』は永久に来ず。 | 『住めば都』は永久に来ず。

『住めば都』は永久に来ず。

浅田 ゆみ、名城 蘭、結城 薫による、リレー小説『住めば都』は永久に来ず。を連載中…?

父の遺産のアパートの管理人になってしまった来島草太郎(華も恥らう高校2年生!)と変わった人ばかりのアパートの住民約6名とのハチャメチャどたばた系(仮)な管理人生活。

28th[KNIGHT OF MIDNIGHT]

「…草太郎くん。」
「ん?…何?珠実ちゃん。」

一通り午前の授業を終えて昼食の時間。

僕のところに先程自己紹介してくれた珠実ちゃんがお弁当を持ってやって来た。


「草太郎くんとお弁当が食べたくて…いけませんか?」
「え!?駄目じゃないよ!僕も珠実ちゃんと一緒にお弁当食べたかったし…。」
「おいおい。それって俺と弁当喰いたくないってことかな?来島くん~。」


後ろから京介くんにチョップを入れられ僕は頭を抱える。

そう。

今京介くんに学級委員の仕事について詳しく教えて貰っているのだ。

お弁当を食べながらね。


「別に京介くんとお弁当食べるのが嫌だって訳じゃないよ…!」
「ほー。なんだか怪しいですねぇ。俺独り身かぁ寂しいぃ―。確かに俺馬鹿だけどこういう精神は持ってるんだよ?」


…なんで僕嫉妬した彼女に言い訳する彼氏みたいになってるんだろう…。

哀しい。
哀しいよ。

すると京介くんは珠実ちゃんの方を向いて珠実ちゃんに話し掛けた。


「まぁ珠実さんは前学級委員だから丁度良いかも。(まさか珠実さん君草太郎くんにホの字……?いやぁまさか違うよね?)」
「えぇ。だから私は来たんですわ。(ホの字とか流行らないんじゃボケ。年齢疑われるぞ。)」
「じゃあ二人共僕に教えてくれるの?」


非常ににこやかな二人。

僕はすごく嬉しくなった。


「あぁ、だから『俺にも』聞いてくれて構わないよ?」
「『私の方が』詳しいので、好きなだけ聞いて下さいね?」
「うん!!ありがとう!!」


…何か雰囲気がおかしかった?
















「フフ…!僕の出番無し…!!良いでしょう!!次回でしゃしゃり出てやりますから!!…え?次回は違う人が書くから可能性低い?…知るものですか!!」

next…
浅田ゆみ