熱力学
ここで、スペシャル
2変数の全微分の式は、一般的に、次ぎのように書けます
dX=(∂X/∂x)ydx+(∂X/∂y)xdy
ここで、(∂X/∂x)y は、yを定数と見なしたときに、Xのxによる微分(偏微分)を表します
X=x^2*y、とすると
d(x^2*y)=(2x*y)dx+(x^2)dy
になります
ここで、dy=0(yは定数)とすると
∂X=(∂X/∂x)∂x
X+C=∫∂X=∫(∂X/∂x)∂x yを定数とした積分、になります
それに対して、dX が、全微分ではないとき
dX=f(x、y)dx+g(x、y)dy
のとき、一般に、線積分になりまして、この場合、曲線として、x=x(t)、y=y(t)、とパラメータ表示すると、この式は、経路に依存して
dX=f(x、y)*(dx/dt)dt+g(x、y)*(dy/dt)dt
ここで、線積分は
∫(f(x(t)、y(t))*(dx(t)/dt)+g(x(t),y(t))*(dy(t)/dt))dt
になります
これは、全微分の一般で、積分の経路(経路)が、閉じた線上にある場合、この場合、一般に
§f(x、y)dx+g(x、y)dy≠0
特別な場合、dXが全微分の場合、積分路によらず
§dX=§(∂X/∂x)dx+(∂X/∂ydy=0
になります