第31回介護福祉士国家試験を解説してみた~問49 乾燥肌の方への入浴介助 | 福祉 介護の勉強ブログ

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皮膚の乾燥は痒みに繋がります。

高齢者で、痒さから、搔きむしって、全身、血だらけ、傷だらけの人がいます・・・見てて、こっちが辛くなります。

痛いのは、痒いのよりもつらい・・・という人もいますよね。

「痒み」と「痛み」の神経は別なのを知りました。

 

 

 

生活支援技術

 

 

問題 49 皮膚の乾燥が強くなった高齢者の入浴介護に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。

 

 

1 アルカリ性の石鹸で洗う。

(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)

「よくわからないが、TVのCMで『お肌に優しい弱酸性』・・・なんてのを聞いたことがあるので、アルカリはお肌に優しくないのかな・・・ということで、この選択肢は違うとしよう」

 

 

(調べてみた)

人の皮膚は、皮脂と呼ばれる、脂によって覆われています。この皮脂が皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚内の水分の蒸発を防ぐ役割をしています。皮脂は、皮膚にとってのバリアみたいなものです。

 

肌は、弱酸性です。アルカリ性の石鹸は、酸性の汚れをよく落とします。皮脂も流されてしまい、乾燥のリスクにつながります。

 

私の(解いてみた・・・)ですが、アルカリが肌に優しくないということではありませんでした。アルカリ性は、酸性よりも洗浄力は高いですが、肌への刺激が強く、しみたり、乾燥の原因につながるということでした。

 

 

2 こすらないように洗う。

(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)

「高齢者は肌が弱いので、強くこすると肌が痛むからね・・・でも、問うてるのは、皮膚の乾燥だからね・・・ちょっと保留」

 

 

(調べてみた)

こすり洗いは、皮膚にダメージを与えます。

 

石鹸をよく泡立てて、泡で汚れを落とすように優しく洗いましょう。

 

 

3 硫黄を含む入浴剤を使用する。

(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)

「温泉なんかでは、硫黄の香りがいっぱいのところがありますね・・・でも、硫黄の効能がよくわからない・・・他の選択肢を見てから判断しよう」

 

 

(調べてみた)

硫黄には、皮膚疾患の改善効果があります。

 

ですが、元々、肌が弱い人や乾燥肌の人ですと、症状を悪化させる危険性があります。

 

 

4 42℃以上のお湯で入浴する。

(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)

「42℃・・・私には最適な温度ですが、お年寄りには、熱いかな・・・心臓への負担も大きいでしょう・・・この選択肢はちがうとしよう」

 

 

(調べてみた)

高温のお湯ですと、皮脂が取れてしまいますので、ぬるま湯の38℃程度が適温だそうです。

 

 

5 保湿剤は,皮膚が十分に乾いてから塗る。

(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)

「皮膚が濡れている状態で、塗っても、保湿剤が流れ落ちて効果がなくなるような気がします・・・これかな・・・」

 

 

(調べてみた)

保湿剤の役割は、皮膚の水分を保つことです。お風呂の後には、肌に水分が含まれています。その水分が逃げないように保湿剤を塗ります。

 

私の(解いてみた・・・)ですが、完全に間違いですね。私は、保湿剤を塗ることで、肌に水分を与える・・・と間違った認識をしていました。

 

 

 

 

 

 

 


 

「2」と「3」と「5」が残りました・・・皮膚の乾燥への対策を尋ねているので・・・

 

 

私の答え  「5」   正答は「2」

 

 

 

乾燥肌の高齢者への入浴介助では・・・

  • 弱酸性の石鹸を使います
  • 洗身介助の時には、泡で汚れを流れ落とすように優しく洗います
  • 硫黄の入浴剤はNGです
  • 保湿剤は、入浴後、体が適度に濡れた状態で塗布します

 

 

 

 

マキアレイベル 薬用クリアエステヴェール

 

 

まぁ私はひどい顔ですよ・・・ニキビの後だらけ・・・年をとってほうれい線も目立ちます

今まで、まるでスキンケアとかしてこなかったので、これを機に取り組んでみます

多少なりとも変わるかな・・・