ブログにご訪問いただき、
ありがとうございます。
ソーイング本にも載っていない
学校でも教わらない”コツ”を知って
「10年かけてもできなかったのが出来た!」
あなたのハンドメイドを
既製服レベルにしませんか?
マチ針を使わず既製服のように縫う
ソーイングサロン&スクール「RANPI」の
曽根かおりです。
シリーズでお伝えしている
【私のソーイング人生】
やりたいことに全力に向き合っていると
結果云々ではなく、
どれだけ豊かな気持ちでしあわせに
いられるか。
この先の人生で、
基盤になる体感覚を
しっかりと刻みました。
学校見学で感じた
全身に鳥肌が立ったあの状況を
ほぼ維持できて過ごした至福の3年間
好きなことを仕事にする。
だれもが望むようなしあわせが
はじまる
と、思っていました。
縫うことへの本当の葛藤が
始まったのは、
ここからでした。
【私のソーイング人生】
好きなことを仕事にするという葛藤・
なんで私はきれいに縫えないのか
専門学校卒業後、
私は、アパレルのパタンナーとして
就職しました。
『パタンナー』とは、
聞き慣れない人もいるかと思いますが、
会社でデザイナーがデザインした
服のイラストを元に、実際に型紙を起こす人です。
大好きだったファッションを仕事にする。
3年間の中で学んだ時に、
パタンナーの威力に感銘を受けて
パタンナーになりたい!と思い、
夢が叶う人生がスタートします。
職人系の仕事は
服飾に限らず、
学校で習ってきたことと、
現場の仕事はまるで勝手が違います。
アパレルは1年を通して
展示会やコレクションが行われる
イベントが多い業種です。
朝から夜遅くまでイベント前になると、
終電の日々、時には乗り遅れる日々、
それでも好きなファッションの
現場で働くことはとても充実していました。
言葉で表現するのが苦手な私が、
ファッションを通して自分を表現できる場
であることは、
学生でも仕事でも感じていられました。
仕事でパターンを引くこととは別に、
学生時代から、実際にミシンを使って
服を作る作業が大好きだった私は
イベント間の合間の時期、
夜や土日のお休みを使って
よく自分の服を縫っていました。
仕事でパターンを引くこと
趣味で自分の服を作ること
どちらも私の生活に
なくてはならないものでした。
そこで、
パタンナーとして働くうちに
疑問が生じてきます。
私が引いたパターンを
工場に出して上がってくる既製品は
とってもきれいに縫い上がっている。
それに比べて、
同じ私が引いているパターンなのに、
自分で縫うと、
なんだかモッサリしている・・・
洋裁をされる方、
長くすればするほどこの感覚
誰でも感じるのではないでしょうか・・・
私も全く同じでした。
何が違うのか、
何度縫っても縫っても
疑問は膨らむばかりでした。
ある時、仕事柄、
縫製工場に行く機会があり、
そこで見た光景に唖然としました。
そこには、
大勢の人数が流れ作業のように
ミシンに座っていて、
細かい分業でどんどん服が
組み立てられていき、
ゴールにはきれいにできあがっています。
更におどろいたことが、
そのどこにも、
マチ針が1本も無いこと
そして
ほとんどの人が、
私よりも若い
高卒から20代くらいの
人たちだったこと。
あとから聞いたら、その人たちは、
特に服飾学校を出ているわけではないということ。
どういうこと?
カルチャーショックすぎて、
学校に3年間も行って、
それ以外にもその後も
たくさん縫ってきている私よりも、
高卒で働いている
ここにいる女の子の方が
圧倒的にきれいに縫えてるわけです。
どう考えても矛盾すぎて、
ショックを通り越して呆然としました。
そこから、
私は更に自分の技術に
磨きをかけはじめます。
私だってきれいに
縫えないはずはない•••
学校では、大量のマチ針、
そしてしつけをきっちりかけて丁寧に縫う。
ことを教わってきたので、
それに磨きをかけていました。
散々工場を見てきたはずなのに
マチ針を使わずに縫う。
ということの
意味がわからなかったのです。
とうとう私の技術磨きに限界がきました。
スピードはあがってきたものの、
やはりなんとなく
手作り感から抜け出せない仕上がりでした。
作った服を着ていて、
友人に「作ったの?」と聞かれるたびに
なんとなく嫌な気持ちになる。
きれいに縫えずに、
それでも自分で作った服を着ているのに
泣きたくなるような日もありました。
既製服と手作り服は、
同業のアパレルの友達からは
やはり一目でわかるのだと思います。
すてきな生地を見つけてワクワクし、
デザインを考え、
パターンを引き、
それを縫って、
着る。
学生時代から、この楽しさが、
生きる楽しさになり、
「ファッション」という人生最高の伴侶を見つけた!
一生結婚もしなくたっていい!
と本気で思い、のめり込んでいたのに
この全ての工程が何よりも好きで
仕事も趣味も服飾三昧な私が、
だんだんと、
この「縫う」というところだけが、
ぽっかりと欠乏していることに
気付き出してから
楽しさが半減してきていました。
どうやったら、
既製服のようにきれいに縫えるのだろう・・
学校に3年も行ったのに、
あとどこに何を
習いに行くところがあるのだろう・・
あの工場に就職すれば、
私もきれいに縫えるのだろうか・・
どうしても、どうしても、
きれいに縫えるようになりたい!
この想いは日々募るばかりでした。
私の人生の伴侶だと思っていた
”ファッション”が、
このままだと崩れてしまう。
好きなデザインが思いついても、
パターンが引けても
きれいに縫えなかったら、
私、
ちっともしあわせじゃない。
悶々としている中、
定期的にやってくる
アパレルの忙しいイベント、
展示会の季節がいつものようになってきたある日、
みんなが殺伐としている仕事中に、
「どうも〜〜♪!」
と入ってきた一人の女性。
その女性を見て、
そうだ!!
と帰り際に追いかけました。
ーその5へ続くー
【私のソーイング人生】その1
先生になるなんて思いもしなかった妄想と手作り不器用な子供時代
【私のソーイング人生】その2
【私のソーイング人生】その3
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