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ブログにご訪問いただき、
ありがとうございます。
ソーイング本にも載っていない
学校でも教わらない”コツ”を知って
「10年かけてもできなかったのが出来た！」
あなたのハンドメイドを
既製服レベルにしませんか？
洋裁学校で学び、
パタンナーになり、
マチ針を使わずに縫う既製服のサンプルを
作る仕事に就き、
洋裁教室を運営する
数々の服飾に関する事に
携わってきて、
どこでも、ひとつひとつ、
私の中に積み重なってきて今があります。
どれも、
必要経験だったなぁと思うのですが、
アパレルでパタンナーをしている時に
得たもの。
こちらを今日はお伝えしたいと思います。
学校とは全く違うパターンの引き方
そして、
自分で引いたパターンは、
自分で縫うのではなく、
他の人(工場)が縫うこと。
ここには、
きちんとルール化されていて
ルール化されているからこそ
それが可能なこと。
この仕組みがあるから、
きれいな服ができていること。
この仕組みについて学んだことがいっぱいでした。
このパタンナー時代に
学校では全く重要視されなかったことが、
工業用パターンの縫い代の付け方です。
この縫い代が、きちんと付いていることで
既製服が何着、何十着、何百着、何千着・・・
と縫っても、誰の手に渡っても
全て同じように出来上がることができる。
ということがわかりました。
逆にいうと。
縫い代を１箇所間違えたら
その間違えた縫い代のままで、
何百着裁断されてしまったら・・・・
どうなるでしょう？
致命的な間違いだったら、
全て生地の仕入れからやり直しです。
やり直せれば、まだいいかもしれませんが、
生地の在庫がない場合もあります。
在庫があったとしても
またそこからやり直すわけなので
納期が大幅にずれ込みます。
工場にも同じことを依頼するわけなので
工賃がかかります。
そして、アパレルはそれを販売するわけなので
本来店頭に並ぶ時期からもずれ込みます。
自分の小さなたった一つのミスが
これ、もう致命的なんですね。
そのくらいの感覚を持って
仕事をしているわけです。
その代わり、
その分、きちんとした、
それはもうきちんと惚れ惚れした服が
出来上がってくるわけです。
このパタンナー時代に
培った縫い代の付け方、
現代では全てCADという機械で
行っているアパレルメーカーがほとんどですが、
逆に手で計算しながら頭を使いながら
縫い代を付けることをしていた時代でよかった。
と、思います。
今では、縫い代の付け方で
悩むことは全く無いからです。
ただ
パターンを引くのは大変だけど、
正しい縫い代を付けるのをマスターすることは
実は誰でもできるんです。
これをマスターしたら、
縫うことへの悩みの半分は無くなる。
といっても過言ではありません。
きれいに縫うとは、
実は、縫うことだけでは
成立しないのです。
既製服のように縫う。
とは、
決して縫うことだけではなく、
きれいに縫うための全ての下準備も入っています。
全てをプロフェッショナルにする。
というのではなく、
必要な押さえるところを押さえる。
それをバランスよく見ていく視点。
これが必要。
その一つがパタンナー時代に培ってきた
パターンの縫い代です。
ここに目を向けると
スッキリとしますよ＾＾
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