ブログにご訪問いただき、
ありがとうございます。
ソーイング本にも載っていない
学校でも教わらない”コツ”を知って
「10年かけてもできなかったのが出来た！」
あなたのハンドメイドを
既製服レベルにしませんか？
みなさんは、今何を縫っていますか？
これから何を縫おうとしていますか？
私は、夏になった途端に
秋のものを考えています＾＾
この感覚は、アパレルでの会社員時代に
鍛えられた気がするのですが、
洋服を作るみなさんにとっても
なかなかいい思考だと思うので
シェアしたいと思います。
店頭でシーズンものが並んだ途端に
もう夏物・・？
もう秋物・・？
季節早取りしすぎなのではないか・・
と思うくらいに
実際の気候と合ってない時も
ありますよね。
ですが、
その時期に店頭に並ぶ。ということは、
そのもっと前に縫っているわけですし、
そしてそのもっともっと前にメーカーでは
デザインを決めて仕込みに入っているわけです。
季節外れの時に、
何度も何度もパターンを引いて
サンプルを作って、
チェックして・・
としていると、
店頭に並ぶ頃、実際にその季節が来る頃には
かなり見飽きてしまって
着たい意欲も薄れるものもあったりします＾＾
その中でも、やっぱり
その季節になって、やっと着れる！
と思うもの。
制作当時はあまりなんとも思っていなかったけれど
その季節になったら
「なんかいいかも♪」と
着たくなるものもあります。
春になって、春物を見ながら作るもの考える
夏になってみんなが着ているものを見て、
いいな♪と思って作る。
これもいいですが、
ちょっと先取りして、作るまでもしなくても
作るものの計画を立てる。
それが無理でも、
作りたい、着たいを想像してみる
ことがおすすめです。
メーカーにいた時は
だいたい季節を1年の4分の3くらい
常に先取りしていたので、
ある意味、いつも新鮮な気分でした。
今からすると、
きっと３ヶ月も経たないうちに
暑い最中に
秋物が堂々と店頭に並ぶでしょう。
「もう、秋物！？
見てるだけで暑い」
なんて言わずに、
今の自分は、今年の秋に
何を着たいかな・・
という予想と
どんなものが出ているのか
流行っているのか
（といっても流行りに乗る必要はありませんが）
汗かきながら
見ながら想像するだけでも
無意識に感性って磨かれていきます。
並んでいる秋物を見て、
ステキ！とか、好き！と思うものがあったり、
今年の感じは、ピンとこない・・
でもいいのです。
この感性を育てていくことがとっても大切なのです。
何に大切かというと
「生地とデザインの合わせ方が難しいです」
「生地を買いに行っても、どう選んでいいかわからない」
こんなお悩みをよくよく聞きますが
こういう答えが無いようなものって、
結局のところ、
日常での審美眼を鍛えていかないと
育たないところです。
これこそ
「縫う」ことの何十倍も何百倍も
見えないくらい地道なことの積み重ねです。
でもやらなくても困らないところ。
これがミソ、大ミソなんです。
そういうことをしたところで
すぐに何かが変わった結果もわかりませんし、
何年経っても答えが
わからないところです。
でも
”これからの季節”のように
まだ”無い”ものを
見つけにいく。楽しみはあります。
夏が来たー
みんなが着てるー
こういうの流行ってるかもー
で、作り出す追われスタイルで作るのではなく、
今年は、これ着たい。
この夏は、こういうの着たい。
こういうのが流行ってるから
自分にはこうアレンジすると似合うかも。
率先して作るものを決めたり、
予測を立てたりすると
もっともっとソーイングが楽しくなっていきます。
季節外れに店頭に次の季節のものが並んだら、
ちょっと気にかけてみると
おもしろいです♪
ご参考までに♪
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