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ソーイング本にも載っていない
学校でも教わらない”コツ”を知って
「10年かけてもできなかったのが出来た！」
あなたのハンドメイドを
既製服レベルにしませんか？
初心者でも既製服のようにきれいに仕上がる
ソーイングプレタスクール
【RANPI】主宰
曽根 かおりです。
既製服でもハンドメイドの仕様でも
よく見かける後ろ襟ぐりのホック
こちらは市販品のブラウスですが、
こちらにも付いています。
これって、
着ているうちに
知らぬ間に外れたりしませんか？
作られたことがある方も多いと思いますが、
付け方が悪かったのかな・・
と、思われるかもしれませんね。
ですが、
これは仕方のないことなんです。
人の体のここって、すごく動きがあるんです。
下を向いて肩を丸めれば弧になるように広がるし、
肩を後ろに回してストレッチするような動きをすると
逆になり、つまりこの部分が浮きます。
手を挙げて バンザイすればもっと浮きます。
日常の中でこれに似たような動きは
結構出てきていますが、
後ろなので自分では
ここがどうなっているのか見えない。
バンザイした時のような
この部分が余って浮いたようになったときに
緩んで外れやすくなるのです。
先日ちょうど、
この服を着て美容院に行ったのですが
最後にシートを取って、
鏡で後ろ姿を映してくれた時、
見事にぱっかり空いてました・・・
止め忘れて着てきたみたいで
ちょっと嫌ですよね・・
そして、自分ではめようとしたら
これがなかなかハマらない・・
こう言うところって、
小さいホックがついてることが多いです。
このブラウスを朝着る時もハマらなくて
首を入れて前に回して、見て止めて、
それからぐるっと後ろに回して
腕を入れる。
という順番で着たことを思い出しました。
美容院でもなかなかハメられずに
結局美容師さんにハメてもらうことに・・＾＾
美容院では
運動的な動きはしないけれど、
シートを着たり脱いだり、
シャンプー台に寝たり・・
と意外に肩周りの動きはあったんですね。
さて、これが、外れやすい原因。
で、対策としては、
基本的にこのスタイルでスプリングホックのデザインは
私は作りません。
なぜかと言うとこの通り、外れやすいからです。
ホックの代替えとして、
ループとボタン。
この方が、圧倒的に外れにくいのと、
ハメやすいです。
どんなに小さくても、
ボタンには厚みがあります。
そして、こういう場所に使うボタンは
大きくて薄いより、
小さくてコロンとしたボタンがおすすめです。
でもどうしてもボタンは嫌で
スプリングホックがいい場合
（デザイン的にボタンを出したくない・・）
せめて、スプリングホックの大きさを
no,１にすること。
スプリングホックの大きさは
no.０から１、２、３・・・とありますが、
ブラウスなど薄手のものには
控えめにno.０がついていることが多いです。
先程の市販のブラウスもそうでした。
no.０は小さすぎて非常に非常〜にに
止めにくい。
おまけに
ハンドメイドなら、付けるのも非常に付けにくい。
私は基本的にno.０は使用しません。
no.１にするだけで
付けやすさもハメやすさも圧倒的に違います。
因みにno.２はこう言うところに使う
普通の服には大きすぎます。
こんなことを含めて、
開きの止め方法、考えてみてくださいね。
因みに
ここが空いてるから外れやすいのであって、
スカートやワンピースのように
上までファスナーで止まっているものは
外れませんよ＾＾
空いているから外れやすいのです。
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