今日もブログにご訪問いただき、

ありがとうございます。

 

 

東京 東久留米市

”既製服のように仕上がるソーイング教室”

【RANPI】主宰

&オーダーメードの服のお仕立て

曽根 かおりです。

 

 

マチ針やしつけ糸を使わず

既製服の縫い方を基本に

一人できれいに早く1着を仕上げる

ハンドメイド方法をレッスンしています。

 

 

 

 

 

・ダーツの先

・ポケットの位置

・切り込む角

 

 

 

 

こんな位置にドンピシャに印を付けたい。

 

 

 

一番正確で早いのは、

 

目打ちで刺し跡を残すこと

 

 

 

針のように細い「点」

付けられます。

 

 

 

 

ですが、

目打ちが効かない生地も結構あります

 

 

 

その時は、

ペンなどで印を付けます。

 

チャコペン

水やアイロンで消えるペン

 

 

など、今は便利なものはたくさんあるようですが、

 

 

私は、鉛筆や色鉛筆で

付けちゃいます。

 

普通の文具です。

 

 

それも付かない。

 

 

そんな場合に登場するのが

 

「きりびつけ」

 

 

 

 

きりびつけは、

例えば、このポケットの位置に印したいとしたら、

 


 

中表に重なっている生地の上に

パターンの上から、

 

 

2本とりにしたしつけ糸で

印を挟むように

糸を渡します。

 


 

 

次に

 

この点を、バッテン「✖️」に糸で渡し、

「✖️」の交わった真ん中に

ポイントの印がくるようにします。

 






 

その際に、糸を引き切らずに

たるませておきます。

この糸ですね↓

 


 

 

その輪になっている糸をカットします。

 


 

そうするとパターンから外せることができて、

 


 

 

こんな感じに糸だけが、

生地の上に残ります。

 


 

ただ、これだと、中表の2枚の生地が

くっついたままです。

 

 

 

このくっついた状態から、

 

生地を切らないように

注意しながら

ハサミで糸のみをかとしていきます。

 



 

一気に4カ所切らずに、

 

1カ所づつ丁寧に少しづつ

生地をめくりながら

糸をカットしていきます。

 

 

 

こんな感じに

糸をなるべく短く

生地の中に埋まっている状態になるくらい

短くカットします。

これで、2枚が離れ離れになりました。

 


 

 

 

最後に

上に伸ばしていた糸、

こちらも、生地ギリギリのところで

カットします。

 


 

 

 

 

 

こんなに、短くして取れないの〜?

 

 

 

と思われるかもしれませんが、

 

きりびつけの基本は、

 

 

 

 

糸は生地の中に埋まる長さで。

 

です。

 

 

 

長くしておくと、

 

生地を動かしたり、縫ったり擦れ合うたびに、

 

糸をさらってしまい、抜けやすくなってしまうのです。

 

 

 

 

この埋め込むことで、

 

服が仕上がるまで、

ほぼ抜けません。

 

 

4つ点ができるので、

1つ抜けたとしても

 

まだ3点あるのでほぼわかります。

 

 

 

 

きりびつけのいいところは、

 

生地を汚さず、

表も裏も同じ位置に印を付けられることです。

 

 

一番裏側だけは、バッテンになっているので

この交わったところが

「点」になります。

 


 

 

この印つけをする際の注意点が2つ。

 

 

 

●なるべく小さなバッテン「✖️」にすること

 

 

 

出来上がった4点の糸の真ん中が印になります。

大きなバッテンにすると

 

一番裏側はいいですが、

 

4点の印は、4点の真ん中が大きすぎて

本当の位置がぼやけてしまうからです。

 



 

 

●糸を交差する時に、線上を避けて斜めに刺すこと

 

 

例えば先ほどのポケット位置のような

ポケットの付け線がある場合、

 

 

戦場に十字架のように刺すと、


 

ポケットの付け線の上に糸が乗ってしまい、

実際にポケットをつける時に

邪魔になるからです。

 


 

 

斜めに刺すことで、

ポケットの付け線そのものに邪魔をしません。

 

 

 

 

 

印をつけることはとっても大切です。

 

 

目打ち

ペン

きりびつけ

 

 

順に手間ですが、

 

 

 

この順で、

正確性も薄れていきます。

 

 

洋裁はほとんどの物事が

手間がかかれば丁寧。というわけでは

ありません。

 

 

 

 

時間をかければ、きれいに仕上がる

 

というものでもありません。

 

どちらかとうと、逆です。

 

 

丁寧さや時間はどこにかけるのか、

 

それは本当に必要なのか。

 

私も

きりびつけしか、方法が無い。

という時にしかやりません。

 

 

 

 

必要なところに

必要な方法で

 

 

 

 

印つけ一つとっても

そんなことを見極めて進めていくと

 

仕上がりの「きれい」に

 

繋がっていきますよ^^

 

 

 

 

 

 

最後までお読みくださり

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

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