ありがとうございます。
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】主宰
＆オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
ここ数年、流行りのデザイン。
バストに向かってタックが入ったブラウス。
生徒さんでも作られる方がよくいらっしゃいます。
こちら、生徒さんが依然作られたもの↓
市販のパターンや、ソーイング本でも
よく見かけます。
昨年のブラウスカリキュラム講座でも、
最後にご自身でデザイン・パターンアレンジを
行なうのですが、
こちらでも、
このバストタックのブラウスを作られた方が
何名かいらっしゃいました。
タックブラウスに限らず、
何か作られるときに
『この生地で、大丈夫ですか？』
と、生地をお持ちになる方が多いです。
基本的に【向かない】生地は、
あまりないのですが、
生地によって、
出来上がりのイメージが、
変わります。
ご本人の求めているものと合えば
それでOK。
ですが、
もちろん、その生地でもできますが、
出来上がりが、ご本人の思っているのと違う場合が
あります。
こんな感じになりますよ～。
とか、
出来るけれど、
この写真のような感じにはならないかも。
と説明させていただきます。
タックブラウスでいうと、
肉厚で、弾力のあるポリエステルのような生地ですと、
ポワンと、たっくが膨らみ、
タックの本来の持ち味が十分に発揮できます。
お洗濯しても、ノーアイロンで
元通り。
一方、綿や麻、
またはレーヨンが入った素材は、
タックは、落ち着いたしなやかな感じが
出ますが、
タックの山に折り線が付きやすいので、
着こなしていくうちに、
畳まれたようになっていきます。
こちらの感じが好みだったら、
こちらでOKなんですね。
また、レーヨン混の素材は、
シワになりやすく、
アイロンをかけたい感じになりますが、
タックなので、アイロンをかけるのも、
ちょっと面倒なデザインです。
それと、
もう一つ、タックの方向です。
バストに向かって八の字に広がっているのは、
女性らしく、バストを美しく見せてくれます。
デコルテにボリュームの無い人や
やせ型のひとには
向いているデザインです。
一方、バストが大きい人や、
肩からデコルテにかけて
肉付きのいい人は、
全体に
【大きい人】や【太った人】
に見えてしまう可能性もあります。
タックをあえて、
直下に降ろしたデザインが、
スッキリとほっそり見えます。
どんなふうに見せたいか。
と、
どんな生地で作るか。
は、いつもセットで考えます。
是非イメージをよーーく練って
考えてみてくださいね。
ただ洋服を選んで買う
では身に付かないチカラが身に付いていきます。
こういうところが、とっても大切で、
作ったけれど・・
なんだか【野暮ったい服】
から抜け出せる一歩です。
タックの方向を、
バスト向き➨直下に
またその逆。
2本のタックを3本に。
等は、
パターンアレンジで出来ます。
その方法を
次回にお伝えします。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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カリキュラム講座は２０１９年４月予定です。
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