ありがとうございます。
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”【RANPI】主宰
&オーダーメードの服のお仕立て曽根 かおりです。
本によく載ってる、襟ぐり用などに使う
バイアス布の長さ。
3,5cm幅60cm
とか、ありますよね。
50cmとか、60cmとか
切りのいい数字なら、
この位必要かな。
と思うかもしれませんが、
例えば、
62cm。
とか、半端な数字が書いてあると、
この通りにピッタリに切って、そして付ける。
と思ってらっしゃる方もいるようです。
初めて本を見て作ろう。
と思ったら、
きっとそうされるかもしれませんね。
でも、バイアスって、
パターンの襟ぐりの長さを計ると
62cmだとしても、
62cmのバイアスが
ピッタリ付くわけではありません。
様子を見て付けながらいって、
終わったところで、おしまい。
身頃の襟ぐりの長さより、
若干短く終わることがほとんどです。
若干てどれくらい?
これは、生地にもよりますし、
バイアス布の幅にも、
付ける人の手加減にも
よることが多いです。
だから、よく伸びるバイアス布を
使います。
その襟ぐりに、
いい塩梅に馴染んでくれるように。
なので、
縫い代なども含めて、
バイアスを付けたいところの
長さプラス少しだけ余分にあれば
だいたい足ります。
ただでさえ、面倒なバイアス裁ちを、
きっちり長さまで計る必要はありません。
どうせ、その長さピッタリには
付かないのですから。
ただ、
バイアスのそのバイアス加減は、
いい加減ではだめなのです。
バイアスって斜めのこと。
”何となく斜め”
では決してなく、
ここが、きちんと、
正バイアス
きっちり45度を計って裁ってくださいね。
きちんとすることと、
ちょっとどうでもいいこと。
わかってくると、楽になれるし、
間違えると大変なことに。
これって、
やっぱり基本が大事なのです。
基本が何故いいかっていうと、
そのあとの応用が
とっても効くようになってくるのです。
これは、
他のことでも、
誰でもが経験した学校の勉強でも
そうだと思います。
基本がしっかりできてると、
だんだんとひとりでできるように
なっていきます。
応用から取り掛かると、
毎回、応用を解くのに、
苦労してしまいます。
応用は、楽しいですからね^^
最後までおよみくださり
ありがとうございます。
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