ありがとうございます。
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”【RANPI】主宰
＆オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
先日のレッスンで、ポーチを作られた生徒さん。
お手持ちのグログランの生地でと、
裏地にかわいい柄のガーゼの生地を
使用しました。
”ポーチを作ったことがなくて、
作りたいと思ってました。”
という事だったので、
一番シンプルな形の裏付きのポーチを
ご案内しました。
ちょうど、生地の用尺があったのですが、
初めて作られる方には、
ポーチとはいっても、
あまり小さいものではなく、
ある程度の大きさがあるものが
オススメです。
それは、、
わかりやすいから。
ファスナー２０ｃｍのものを使用しました。
なぜある程度の大きさがわかりやすいかというと、
ファスナーは、
開いた時に、止まりのところでくっついています。
最初の片方は付けやすいのですが、
もう片方を付ける時に
やりにくいのです。
そして、
生地に余裕があったとしても、
底で接ぎを入れたほうが
パタンと開くので
縫いやすい。
生徒さんの中でも
ポーチなどの小物を作っている方の
多くのお悩みが、
”結局、手でまつっちゃう・・・”
小さいものだったら、
手でまつってしまっても、
それほど苦ではないかもしれません。
洋服と同じように、
”既製服の縫い方”
のルールで縫うと、
ほとんど
手作業無しで、出来上がります。
かつての仕事で、
パターンも、縫うことも、
小物を扱ったことはありません。
それでも
洋服も、小物も、
考え方は同じです。
ルールがわかってくれば、
どんなものでも、
ミシンのみで縫えるようになってきます。
小物は、ポーチひとつとっても
形が様々です。
ファスナーを付けるところが
まっすぐだったり、
カーブしていたり、
マチが付いていたり…
その度に、わからなくなって
結局手でまつるよりも、
理屈や理論を
わかれば、
どの形にも応用できます。
手でまつる風合いもあるので、
その雰囲気で作りたい場合は
いいですが、
そうではないのに、
仕方なくファスナーの裏側をまつる。
マチの部分を手縫いでどうにか押し込める。
こんなことも、
洋服の既製服の縫い方と
考え方は同じなんです。
数学の問題を、出てくるたびに
アタマをひねるより、
公式を覚えてしまえば、
楽しく解けるのと一緒です。
急がば回れ
で、既製服の縫い方の
１・２・３…と学んでいくと、
その範囲でのことを、
ご自身で考えられるようになっていきます。
先ほどの生徒さんのポーチ、
中もこんなにきれいに
出来上がりました。
とっても喜んで下さいました。
覚えたら、あとは練習。
何回か作っていくと、
細かいところのきれいなポイントが
わかってきます。
小さなものでも、
ちょっと考えながら作っていく
習慣で、
どんどん身に付いていきます♪
本日も最後までおよみくださり
ありがとうございます。
登録してもメールが届かない。という方は
こちらをご一読くださいませ。
***８月スタート受付中***
➨満席となりました
次回のカリキュラム講座は２０１９年４月予定です。
現在、個人レッスンのみ順次受け付けております
にほんブログ村
Instagram➯
ソーイング教室【ranpi】の
