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東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”【RANPI】主宰
&オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
ひとつのパターンから、
色を変え、
素材を変えて、
作ることに慣れてきたら、
ちょっとレベルアップ。
仕立てを変えてみる。
上級者編です。
どんな仕立ての方法があるのか、
どの仕立ての方法が
この1着に似合うのか、
仕立てを変える。
というのは、
着るシーンを変える。
という事でもあります。
昨日のレッスンでの、生徒さん。
何度か作ったことのあるブラウス。
元々は、前あきにカーディガンタイプでしたが、
前をわ裁ちにして、
かぶりのブラウスにしたり、
丈を長くしてみたり、
いくつか作ってきましたが、
今回は、その同じパターンを使って、
素材は秋物のウールリネンガーゼ。
前あきタイプにしたのですが、
素材が、ふわっと柔らかく軽量です。
本の仕立てでは、
前橋は、1,5㎝の縫い代で、
半分に折って三つ折り。
柔らかいふわふわ~な感じで
軽いカーディガンタイプで
作ってもいいですが、
前立ての仕立てを変えてみました。
裏打ち。
同色で薄手のしっかりした綿生地
1.5cm幅の前立てを裏側に付けました。
柔らかい生地のカーディガンでも、
前端だけしっかりまっすぐ落ちて、
ちょっときちんとした感じが出ます。
「あ~。いい感じかも♡」
仕立てを変えてみることが想像できたら、
かなり上級者です♪
逆に言うと、
仕立てによって、
カジュアルにも、
エレガントにも、
または、
プチプラ風にでも、
高級服にでも
変身できそうです。
どんな風に作りたいか。
を想像するのが難しかったら、
どんなシーンで着たいか。
どんな所に着ていきたいか。
これを考えると、
仕立てが決まってきます。
例えば、ステッチを入れるか入れないか。
こんなことも
決まってきます。
ブランドの仕立てがしっかりしているのは、
コンセプトがあるから。
デパートの服売り場に行っても、
そのブランドの世界や
空気感がきれいにまとまっています。
小さな箱スペースがずらりと並んでいます。
前を歩いていると、
あ、ここ好み♪
と、つい店の中に入ってしまうのも、
ちょっと違う・・・
とか素通りできるのも、
ただ目の前を通ったその一瞬に、
”好き” か ”好きじゃない”
をお客に
わからせるコンセプト力がありますね。
”既製服のように作る”
は、技術を磨いていけば
腕は付いていきますが、
では、
”既製服のように”
せっかく
”作った”
のに、
何だか作った感があふれ出している。。
と感じることがあるなら、
こういうところかもしれません。
すごーーく綺麗に作ってあるのだけど、
なんだか、パッとしない・・・
作った感じが抜けない・・・
はこういうところもあるかもしれません^^
ちょっと視点を変えてみるのもいいです♪
本日も最後までおよみくださり、
ありがとうございます。
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