ご訪問いただきまして、
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 ＆オーダーメード服のお仕立て
"外に来て行ける服が縫えません"
"思ったようなイメージに出来上がらないです"
こんなお悩みの理由を、
どうしてそうなるのか、
よくよく考えてみて、
３つの理由
①パターンがきちんとしてない
②縫製が、あまり良くない
③生地とデザインのミスマッチ
に続いて、
③生地とデザインのミスマッチ
について、私なりに思うことを
書いてみます。
この、生地とデザインとのミスマッチ。
実のところ、
思ったようなものに出来上がらない原因の
ほとんどが、これではないかと思います。
多かれ少なかれ、
出来上がった服にそう感じることが
ある方は多いと思います。
これにプラスして、
①と②が加わっていたら、
かなりアウトな感じになってしまうのではないでしょうか。。
少し、キビシイ事を言うようですが・・・
これって、出来なくて当然なんです。
それは、何故かというならば、
プロの職業だからです。
その職業がファッションデザイナーです。
単に洋服好きがなれるような職業では
ありません。
『デザイナーとは、
誰もがなりたいと思う職業ではないけれど、
誰でもなれる職業ではない』
と、学生の時に、
あるトップデザイナーから聞いた言葉ですが、
ものすごく腑に落ちた言葉でした。
デザイナーって、ものすごい量のデザイン画を日々描きますし、
生地についても日々勉強しています。
服だけでなく、あらゆるものを観て、
自身の価値観や美的センスを磨いています。
それに加え、パターンも縫製も、
実際の業務には無いですが、
頭の中では熟知していないとなりません。
そんな人たちの中から、
毎日新しいワクワクするようなファッションが
生まれてきます。
じゃあ、趣味で楽しんで作ってるだけだと、
いいものが出来ないって言うの？
と言われそうですが・・・
そういう事ではありません。
ただ、そうやって、ファッションは
生まれてくる。
という事だけ、ちょっと意識してみてくださいね。
到底、私にももちろん
追いつかないところです。
そこで、
趣味で楽しみながら、素敵なものを作るには
どうしたらいいか。
以上の理由から、
自分の考えやセンスだけ頼りに作ると、
「・・・・・んー」
という服になってしまう。
まずは、マネをしましょう。
作るのが好きな人って、
生地屋さんばっかり行きませんか？
私は、服は作るからいいの。って。
そこには、デザインのヒントが無いです。
実際のお店に足を運んで、
見てみましょう。
出来れば、自分がこんなの作りたいなーという
お店のものを。
まずはそこにヒントがいっぱいあります。
そのお店で、
ただ買い物客気分で見るだけでなく、
デザイナ―気分で見てみましょう＾＾
・いつも作っている生地、
こんなデザインもアリなんだ、
・今持っている生地で、こんなの作っても
かわいいかも。
・ベルト幅、これだけ太くすると、今っぽいかも。
・ココには、こういうポケットが付いてることが
多いな。
更には、
裏側を見て、
・ブラウスの襟ぐり、こんな始末の仕方もあるんだ。
・裾の縫い代の折り帰りの幅
・ステッチの入れ方
などなど、
ただ洋服を買う目線だけでなく、
ちょっとそういう目線でお店を見てみると、
かなり勉強になります。
楽しいです。
生徒さんにも、話の流れで、そんな話を
するときがありますが、
みなさん、洋服は買えるんです、
選べるんです、
いいな。と思って手に取るんですね。
じゃあ、その、いいな。と
思ったもの、
何がいいと思ったのか、
生地なのか、色なのか、デザインなのか、
いちいち考えてみる。
洋服を、
洋服としてでなく、
洋服になる前の生地を想像して
見てみる。
感じてみる。
いいな。
これ欲しいな。
とワクワクした感じは、
見えないモノですが、
きちんと自分の中に
センスの財産となって蓄積されていきます。
お店が近くに無いの。
行く時間が無い。
という方は、
雑誌や
ネットで、見てみるのも
いいです。
洋服屋さんのHPや、
通販サイトでも。
通販サイトのいいところは、
洋服の詳細が、
細かく、写真もアップで色んな角度から
あるところ＾＾
生地屋と、リアルの店舗。
両方バランスよく、見てみてくださいね。
正しい縫い方を知らずに
ただ闇雲に縫っても上達が無いように、
デザインを学ばずして
ただただ縫い続けても、おしゃれなものは
出来ません。
自分の好きな服だけ、
見れば（学べば）いいわけですから、
楽しいです。
少しでもご参考になっていただければ♡
今日も
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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