ご訪問いただきまして、
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 &オーダーメード服のお仕立て
メルマガからいただくコメント、メッセージでも、
"外に来て行ける服が縫えません"
"思ったようなイメージに出来上がらないです"
というものが、
ダントツ多いです^^
色々考えてみるのですが、
大きく分けると
その原因は・・・
①パターンがきちんとしてない
②縫製が、あまり良くない
③生地とデザインのミスマッチ
ほぼ、
ほぼほぼ、
これのどれかだと思うのですが、
①について、
例題として、
そっかー。こういうところか。。
という事が昨日のレッスンで
あったので、
シェアしますね。
(生徒サン、ごめんなさいねー
ありがとう^^)
ご自身で作られたタックスカートを
履いてこられた生徒さん。
ファスナーもベルトも付いていて
とても綺麗にできていて、
何も困ったことは無さそうに
見えたのですが、
『ちゃんと、ここでもう一度作りたいんです』と。
そして、『脇ポケットも付けたい』と。
どこが、ご自分で気に入らないのか、
色々聞いてみたら。。
こんな感じ?のタックスカート。
タックって、
いくつもあると、
たたんでいくと
ほんの、ほんの1mmも無いくらいづつ、
ズレてきて、
ベルトの長さと合わなかったりします。
これは、紙ではなく、
生地なので、厚みもありますし、
誰がやっても、
ほんのちょっとのズレは、出てきます。
生地にもよりますが。
で、
タック取ると、
ベルトと長さ合わなくなるから、
ベルト幅の長〜いの作っといて、
タック寄せたスカートに、
スルスル〜っと長さ合うところまで、
ベルト付けていく。
と、おっしゃる生徒さん^^
……
これです^^原因。
ベルトのパターン、
きっちり取ります。
左脇あきか、
後ろあきかで、
パターンは違います。
このベルトのパターンに
何が何でも合わせるように
スカートを
縫い付けます。
考え方として、
例えば
織りのゆる~い生地で
タックをたたもうと、触っているだけで
布端がほろほろとほつれてくるような
そんな生地だとしても、
ベルトの長さは
1mm足りとも譲れません・・・^^
極端に言うと、
タックの量が変わろうが、
タックの数が変わろうが、
そんなになることは無いですが、例えでね。
『スカート本体』と『ベルト』
だったら
変えてはいけないのは、
ベルトなんです。
逆に言うと、
そこさえ守ってくれれば、
①パターンがきちんとしてない
の理由による、
外に着て行けない服には出来上がらないはずです。
そこには、
何が必要かというと、
きちんとした、ベルトのパターン
です。
ベルトの長さ総寸法のパターンではなく、
左脇あきベルトだったら、
こう↓
後ろあきベルトだったら
こう↓
自分のお腹にあてる感じで
イメージしてみて下さい。
脇あきだったら、
前が、後ろに重なります。
後ろあきは、
右が左に重なります。
同じではないです。
持ち出しの位置が変わり、
合い印の位置が変わりますよ♪
パタンナーが工場に依頼する
パターンには、
最低限この位の記載はあります。
そして、
出来上がったスカートを
計って、この寸法に出来上がってこなかったら
返品・やり直しです・・・^^
縫う方も必死です。
パタンナーだって必死です。
誤った
パターンを渡してしまったら、
その通りに出来上がってきてしまう事だって
ありますから。
スカートのウエスト部分と、
そこと縫い合わさるベルト。
同じ長さのものを、
縫い合わせる個所って、色々出てきます。
布ですから、当然、
あれ…?合わない。
となることはあると思いますが、
譲ってはいけないのは、
どちらか考えてみて、縫い合わせると
変なことにはならないです。
パターンがきちんとしているからこそ、
それを信じて、
縫い合わせていけます。
こうやって、
綺麗に出来上がるイメージを
持って、作ってみてくださいね。
今日も
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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