サイズオーダーの服のお仕立てと
既製服のように仕上がるソーイング教室
【ranpi】主宰 曽根 香です。
ミシン糸、何を使っていらっしゃいますか?
うちの教室で使用しているミシン糸は
こちら↓↓↓
フジックスのキング #60
基本は全てこちらです。
糸には、たくさんの種類もあり、
新しい糸もどんどん開発されたりして
いますので、
一概には、どれが一番いい。
というのは、その人その工場それぞれ
でいいと思います。
私の教室は、
タイトルにもあるように
”既製服のように縫える…”
というのが、モットーなので^^
縫い方、工程もそうですが、
糸や道具選びもそのように
レッスンさせていただいております。
私が、これをずっと愛用している理由は、
サンプル縫製の仕事をしていたときの
その会社で全てこの糸だったから。
もちろん、その糸での仕上がりも
いつも縫っていて、
納得いっていたからでもあります。
綺麗に生地に馴染むし、
光沢があって申し分ないです♡
工場でよく使用されている糸の
ひとつです。
同じようなタイプで、
エースクラウンというのも
あります。
この二つは、昔からあって
私がアパレルで働いていたころも、
工場は、どちらかだったかな~。
ずっとあるので、
品質も値段も安定しているし、
糸色も豊富に揃っています。
私も、もうずっとこれを使っているので、
必要な糸色をそろえていくうちに、
気が付くと、
揃って来ましたよ♪
新しい品種改良されて
いい糸もたくさん出ているけれど、
出たばかりは、
糸ではない他の商品同様、
値段も高いし、
色も揃っていないし、
無くなるかも…?しれない
工場では、なかなか扱われないかもしれないけれど、
個人では、色々試してみるのはいいかも
しれませんね。
家庭用で、一番よく使われているのは、
こちらではないでしょうか?
↓↓↓
シャッペスパン
私も、学生の頃は、
コレのみ使っていました。
(もう古いのしかないので、ラベルが
今と違いますね、きっと^^)
でも、工場で、既製服で、
これを使っている工場は
おそらく無いでしょう。
同じ60番なのですが、
シャッペスパンのほうが、
はるかに太いです。
キングの50番でも、シャッペスバン
より細いように感じます。
写真で撮ってみましたが、
ん…
写真だとわかりにくい。。
縫ってみましたが、
ん…
縫ったところもわかりにくい。。
糸の太さなんてそのくらいの
微妙な差なんですね。
それが縫いあがると
大きな差になるのです。
触ると、
肉眼で見ると、
明らかに違います。
私も、今ではこれを買うことも
使うこともありません。
何十年も買ってないと思います。
薄手の生地の時に、
このシャッペスパンは
ちょっと無理があるように、
個人的には感じます。
通ってくださる生徒さんが、
「先生のところの糸、違うんですね、だから
綺麗にできるんだー」
とおっしゃる方がいますが、
縫っていくと、
感じてくださるのかも。
なんか、縫いあがり、パッとしないなあ~と
思う方は、
糸、変えてみると、
いいかもしれませんよ。
ただ、大きいので、(3000m巻きです)
家庭用ミシンだと、糸立てにささらない
場合もあるかもしれません。
ご確認くださいね。
けれど、
いい糸なんですが、ロックミシンには
向きません。
ロックミシンには、
同じキングの、違う糸を使っています。
次回ロックミシンの糸について
書こうと思います♪
最後までお読みいただいて、
ありがとうございます。