onewash(ワンウォッシュ)
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
2023年もあと少しですね。
こちらの記事も読んでいただきありがとうございました。
その続きです。
【レッスン3、4回目】
縫製へ入っていきました。
地縫い糸、ステッチ糸2種、
ロックミシン糸、
などを決め、
まずは、細かいパーツのポケット付けからです。
後ろポケットのこの感じ、
ちょっとズレている飾りステッチも、
ポケット下部分に貼るスレキもこれをそのまま真似ています。
飾りステッチを配色ステッチに。
ファイブポケット仕様なので、
前ポケットにも、コインポケットを付けています。
ポケットたくさんありました。
ダブルステッチの巾を◯+◯ミリになど、細かいですが、ご自身のお好みで決めています。
ステッチというのは、デザインになるので、
ちょっとしたことなのですが、
運針やステッチ巾で、
見た目にすごく変わってくるのです‼︎
アパレルメーカーでは、このような細かい指示までことまで一つ一つ決めていきます。
【レッスン5回目】
次に、パンツファスナー付けです。
パンツファスナー付けは、確かやったことがなくて初めての生徒さんだったと思います。
順序だってやっていき、
大事なポイントなどをしっかり押さえて、
メンズパンツなので、レディースパンツより長めだし、持ち出しや見返しも大きめ
初めてのパンツファスナー付け、
難しかったですが、
16センチ金属ファスナーが
きれいに付きました〜
【レッスン6、7回目】
ファスナー、ポケットなど、
細かいパーツなどが付いてきたら、
いよいよ、本体パンツの縫製へ入っていきました。
後ろヨーク、
股上、股下も、
すべて巻き縫い仕様にすることにします。
脇のみ、ロック始末です。
あっ、そうそう、
パラフィン加工(蝋引き)されている生地なので、普通押さえのアタリがでてしまいやすい生地ですので、テフロン押さえに変えて縫っています。
⇩
この押さえに変えることで、
押さえの型が付くのを防止したり、テカリ防止になります。
巻き縫い仕様にすることで、
生地の厚みが重なるので、
厚みをカットしても最初の段差は防げません。
そんな時は、同じくらいの厚みになるようにいらない生地を最初にかまして押さえを平らにし、
続けて縫うのです。
ちょっと写真ボケちゃってますが、
バックスタイルです。
巻き縫いした裏側
ヨーク切替えのところ。
そして、型紙から作ってレッスン7回目でとうとう縫製が完成しました。
ベルトループとボタンホールなどが残りましたが、
ご自宅で完成されることになりました。
そしてそして....
生徒さんから、クリスマスの日に
完成したご報告の動画をいただいたのですが、
もう、すごくて感動しました‼︎
サスペンダー仕様にされているボタン、
フロントのボタンにもこだわったそうで、
すごくオシャレに仕上がっていますよね。
ミリタリーの感じにすごくマッチしていますね
よく見ると、ベルトループが右前にダブルで付いています。
これは言ってなかったので、アレンジされたそう、これもまたいい
そして、ウエストベルト下に
オリジナルタグも付けました。
挟み込み仕様です。
生徒さんから最初にご相談をお受けしたときからこだわりと愛がたっぷりこもっているのが分かりましたが、
型紙から作成するという徹底さ、
配色ステッチや巻き縫い、縫製仕様にもこだわり、
さらに、サスペンダーパンツ仕様にもできるというオリジナル感、
サスペンダーを付けるボタンにも選び抜き、
ご自身で作られたというオリジナルタグまで!
こだわりとオリジナル感がたっぷり詰まったミリタリーパンツがとうとう完成。
そして、クリスマスイブ当日、
ご主人にプレゼント‼︎
ご主人、むちゃくちゃ大喜びしてくださったそうです♡
着画もいただきました。
きゃ〜、めちゃめちゃカッコイイです
サイズもぴったり、着心地良さそう。
とても似合っておられますよね
もう、私も感激すぎて感無量
生徒さんの頑張った様子が思い替え返されて、ジーン
何度も何度も動画を見返して感動してました
ステッチが少しでも歪むと解きやり直したり、生徒さんの姿勢は素晴らしかったです。
とことんやり抜き、こだわり抜いたミリタリーパンツ、お見事な完成度、
めちゃめちゃ素敵でかっこいいです。
よくここまで、頑張られました。
完成おめでとうございます!!
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