こんにちは
 

 

onewash(ワンウォッシュ)

ソーイング洋裁教室です

 

 

 

 

縫製工場の手法、

かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、

マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を

自宅教室にてレッスンしています。

 

 

 

生徒さんから、ご相談がありました。

「ご主人へのプレゼントにしたいのですが、お気に入りのデニムパンツから型をとって作るところから始めたいのですが、できますか?」




とお持ちいただいたのは、

 ANACHRONORMの既製デニムパンツ👖


 

サイズ感も、

後ろポケットのデザインも、

縫製の感じや

雰囲気などイメージはこれ。



ただ、アレンジでサスペンダーも付けれるようにできたら◎


ということで、早速レッスンに取り掛かっていきました!



【レッスン1回目】

 

まずは型紙を作るところからスタート。


現物があるのでそのままのサイズを計り、

完コピーしていきました。


 


そして、縫製仕様も確認していきますが、

やはり既製のデニムパンツというのは、

巻き縫いがほとんどのもので見られます。



巻き縫いすることにより、

さらに加工を施したり、デニム本来のアタリと言われるものを表現するのです。



でも、デニムだけではなく、着ていくうちに色落ちやシワ感が出てきたりする生地もたくさんありますよね。




デニム工場では、一発で巻き縫い出来るミシンがあるのですが、

教室では、そんなデニム仕様の巻き縫い出来る工業用の腕ミシンがないので、見た目巻き縫い縫製にしました。



出来上がりの線を引き終えたら、

各パーツが合うかどうかの寸法チェック。




次にそれぞれの縫製仕様を決める。


巻き縫いなのか、

方倒しするのか、

ロック始末するのか、

ダブルステッチは、どことどこにするのか、

縫製仕様を全て決め、

それらを踏まえて、縫い代を付けていきます。


 

 



生地は、こちらに決められていました。


⚪︎パラフィン加工のミリタリー生地

用尺 150センチ巾2.2m



パラフィン加工とは、

蝋引き加工を施されている生地でアタリが出やすいので、ボトムスやアウター用に最適で、

洗うと柔らかくなり、色落ちを楽しめます。



これは教室用に仕入れてたものなのですが、教室でもとても人気な生地です。




既製品のデニムパンツを忠実にとり、
型紙作成が完了しました。

 
 

 

 【レッスン2回目】


型紙が完成したので、2回目は裁断に入っていきました。



ここで大事なところ、
トレースしているだけだと、みなさん、
恐らく何も考えずに
型紙を写しているかもしれませんが、


型紙の各パーツを頭に入れ、
縫い代が⚪︎センチだから、縫製仕様はこうなる、
とかまで考えられていますか?


なかなか難しいかも分かりませんが、
裁断しながらでもよいですし、
縫製仕様や縫製の順序を考えながらできるとよいですね。

 

 

型紙を制作していくと良くわかってくるかもしれませんね。

こことここが合うから縫い代がぴったり合うようににこう出すんだなーとかです!





  


今回は、縫製仕様を既製品の通りにするため、


股上、

股下、

ヨーク切替えは

全て巻き縫い仕様。


脇は、割りでロック始末。


フロントファスナーあき、

金属ファスナー16センチをご用意。






生徒さんの

こだわりポイントがとてもたくさんあるのですがおねがい


まず、後ろポケットのデザインをよく見てください。


赤のダブルステッチと、

ポケットの真ん中ほどから下側にステッチがありますよね。





この後ろポケットステッチより下側にはスレキが貼られているのです。


これはデニムパンツでよく見られる仕様なのですが、スレキを裏側に貼ることで、ここの部分のみ、縮みを作っています。



プラス、前ポケット袋布もスレキに。



これもまたもちろん、既製品のまま忠実に再現していますし、赤いダブルステッチも30番手で同じようにすることにしました!





裁断が終わり、

ステッチ糸と、地縫い糸を生地の上に並べ、

どの色にしようかと悩むときも楽しい。





こんな感じで、

1回目、2回目と、レッスンが終了していき、

ワクワク感がさらに増して、

次回の縫う楽しみへと進んで行かれました‼︎



また、レッスンレポートは次回へ続きます。




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