先日、実家を訪れた際、
冷凍庫に、野菜に混じって、
使いかけのゴマが輪ゴムで閉じられた状態で
冷凍されているのを発見。
「はて、ゴマって冷凍保存するもの?」
なんでもかんでも冷凍すればOKと思ってる母に訊いても仕方がないので、自分で調べてみることにしました。
■常温保存か冷蔵庫・冷凍庫保存か
ゴマの袋の裏面を見ると、ゴマの保存方法が書かれています。いわく
「直射日光や高温多湿の場所を避けてください」。
そんなの当たり前でしょ。
日光が照りつける場所や浴室に置いておく人なんていませんもの。
問題は、「常温保存がいいのか、冷蔵庫・冷凍庫保存がいいのか」
ですよね?
そこで、あるゴマメーカーのホームページを見てみたら、
「常温で保存してください」とありました。
食品卸問屋さんに訊いても「冷蔵も冷凍も必要なし。常温で良い」
との返事。
そうか常温でいいのか。
もとよりゴマは、冷蔵庫なんてなかった時代から、
私たちの食卓にあった食品です。
わざわざ冷蔵庫に入れる必要なんてないんですね。
ところが、ゴマの袋の裏面には、使用上の注意として
「開封後はチャックをしっかり閉めて冷蔵庫に保存し、お早めにお召し 上がりください」とあります。ということは、
開封以前は常温保存でもいいが、開封後は冷蔵庫で保存すべき、
ということなんでしょうか?
いろいろ調べていくうち、ゴマメーカーによっても見解が異なること がわかりました。
開封前はいいとしても、
開封後はやっぱり冷蔵庫に入れた方がいいというメーカーと、
いや、開封後もそのまま常温でOKとするメーカーと。
共通するのはどちらも「なるべく早く使い切ってほしい」ということ
でした。
保存方法はどうあれ、開封したら1ヶ月以内に使い切るのが目標の
ようです。
■問題は保存後、食べる時に
開封したら冷蔵庫、と言ってるメーカーは、
やはり鮮度を気にしているようです。
確かに、冷蔵庫に入れておけばその点は安心ですから。
しかし、問題は食べようとした時です。
冷蔵庫から取り出すと、途端しけってしまうのです。
この傾向は冷蔵庫より冷凍庫の方がより顕著です。
なぜかというと、冷蔵庫・冷凍庫で冷やされたものが、
急に暖かいところへ出されたため結露ができるのです。
冷凍庫の方が温度差があるため、より結露が生じ、
しけった感が強いというわけです。
いったん結露が出来たものを
食べるたびに何回も入れたり出したりすれば、
当然風味が損なわれるというもの。
あの、ゴマ独特の香りが落ちてしまうのです。
ですからわざわざ冷蔵庫、ましてや冷凍庫に入れて保存する必要は
ない、と言えるのではないでしょうか。
鮮度を気にするなら、密閉容器に防腐剤とともに入れて、
冷暗所で保存するだけで十分だと思います。
■こうすればしけったゴマも復活
じゃ、しけったゴマはどうすればいいかというと、
実は、フライパンでちょこっと煎れば、
すぐに風味も香りも戻ってくるんです。
食べる前に煎る、を習慣づければいいのです。
しかしこれが意外に面倒…。
だったらゴマを買うときに、食べ切れる少量にすれば問題なし。
ゴマは健康にいいので、毎日こまめに摂っていきたいですね。