千葉市に行くと宙を走るモノレールを見ることがあるかと思います。それこそが千葉都市モノレールで、全国に3例しか存在しない懸垂式を採用しています。
ここで活躍しているのが1000形で、この編成はここ千葉を築いた千葉常胤の生誕900年と、北斗の拳35周年のコラボラッピングとなっています…。
北斗の拳、何が関係あるんでしょうか??(^^;;
連結器はおでこの部分に付いており、かつて存在した重連運転時に利用されていたもので、現在も緊急時に使用されています。
一部編成の行き先表示はLED表示機となっています。どのような法則性があるのかは私には分かりません(笑)
車内です。ラッシュ時を考慮し全車オールロングシートとなっています。色合いがどことなく大阪モノレールに似ていますね…。
ドアです。化粧板が貼られた両開き式で、ドア横の立ち席スペースはほとんど設けられていません。元々の背が低いこともあり、ドア上の広告枠がえらい位置に…(笑) 見上げたまま見つめると首が痛くなりそうです。
車端部です。貫通路は繋がっていますが、カーブでの間隔が広くなり過ぎるため緊急時を除き通行禁止となっています。「それでも仕切り扉は開くのでは?」…とまでは思いましたが、さすがに実行にまでは移せず(^^;; そうでもしないと、緊急時にはどうせよと。
最前面です。どうしてこうも懸垂式モノレールはどこも殺風景なんでしょうか(^^;; 前面展望、結構迫力があると思うのですが…。ここは次世代車両にて大きく改善されているようですね、都合により乗れていませんが…。
全線開業により懸垂式モノレールではギネス記録となったようですね。跨座式も負けていられませんね(笑)
天井です。吊革、照明、冷房吹き出し口…これだけです(笑) 肩部には広告がガッツリ入っています。
窓です。内折れ式で開閉が可能となっておりますが、そのために日除けがありません。構造上致し方ないか…。
座席です。ドア間は12人掛けで、間に衝立が入っているのが特徴ですね。
その衝立には消火器が入っています。スペースを有効活用したのか、消火器を入れるためにデッドスペースとしたのか…。
車端部は6人掛けです。それにしても、地元の感覚だと大阪モノレールがそうなのですが、なぜモノレールは背ズリが分離した形状が多いのでしょうか(笑) 気になる点としては、座面が逆傾斜っぽく角度ゼロなところでしょうか。乗車距離は知れてるのでそこまで気にはなりませんが…。
優先座席は青いモケットとなっております。袖仕切りは80~00年代によく見られた肘掛けを兼ねた板とパイプの組み合わせですが、肘掛けとしては少々頼りない感じもします。
フリースペースです。シンプルに握り棒のみ、ワンマン運転にして非常通話装置が無いのは問題無いのでしょうか…。
で、かつて向かい側には座席があったはずですが…変わりに何かの機器が鎮座しております…。