三岐鉄道101系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

どちらかと言えばセメント輸送がメインな感がある三岐鉄道藤原線。旅客輸送も30分に1本程度と地方幹線の普通列車並ではあるもののまったり頑張ってる感じですね。

 

旅客列車は全車両が西武鉄道からの譲渡車両となっています。主力はこの101系、元の黄色にオレンジのラインを追加した外観で活躍を続けています。

 

車内です。21m級3扉ロングシート、誰もいないと本当にガランとしていますね(笑) なるべく着席定員を増やしたかった当時の西武鉄道の心意気を感じます。本家は今やそんなこと言ってられないくらい混むようになりましたが、三岐鉄道ではこれくらいがちょうどいいのでしょう。

 

ドアです。化粧板無し、両側の隅丸戸袋が「いかにも」西武らしいなぁと思わされます。

 

車端部です。この車体断面もやはり西武らしさが出ており、天井の平べったさが際立ちます。また仕切り扉は無く、幅広の貫通路で結ばれています。結果としてワンマン運転にはこれが良い具合ですね。また妻窓は二段窓で開閉可能、これまたやっぱり西武らしく日除けも備わっています。

 

最前面です。都市型ワンマン運転、運賃箱等はありません。両側に座席はあるものの、車掌台側には何やら機器が追加されたため座りながらの前面展望は困難となっています。

 

天井です。冷房はスポット式、ポツポツとラインデリアも設置されています。かつては吊り広告もギッシリだったと思うのですが、今ではもて甘し気味ですね。

 

窓です。ドア間は二段窓が4つ並んでおり、下段は開閉可能です。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプとなっています。

 

で、こちらが最前面の側窓ですが…日除けの生地が異なっていますね…。

 

座席です。ドア間は6+6の12人掛けでしょうか。袖仕切りは簡易なパイプ式、使い勝手はあまり良くありませんね…。

 

車端部の6人掛けです。丸くくり貫かれた非常用コックの穴も特徴ですね。座面と背ズリが分離されており背ズリが短めで第一印象は短距離向けかなーと思ったのですが、これまたなぜだか座り心地は良好なんですよねぇ…。