秩父鉄道7500系 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

羽生から三峰口まで意外とかなりの距離がある秩父鉄道、どうしてもSLに目が行きがちとなってしまいますがたまには普通列車にもフォーカスを当ててみましょう。

 

7500系、東急8090系を譲受の上使用しています。普通列車で結構目にする主力車両で、元8500系を譲受した7000系共々、せっかく乗りに来た東急沿線民をデジャヴとサッドネスの渦に突き落とす破壊力たるや、いくら安上がりだとは言えもう少し工夫してあげてもいいんじゃないかと思っています。

 

2両編成はブラックフェイスがワルさを感じる7800系です。怪我の功名的に前パンになっているのが関西私鉄チック。

 

車内です。外観は帯色こそ変わっていますが、車内はほぼ東急時代そのまんま…。

 

ドアです。登場当初から比べるとイエローラインが追加されています。また何気にドアチャイムも付きましたね…。

 

また千鳥配置でLED表示機が設置されています。旅客案内量が増えたことは良いことですが、文字が薄い緑色だか青色だかで視認性の低いこと…。

 

車端部です。恥ずかしながらまだ活躍しているとは言え本家東急8090系は未取材なのですが、右側の妻窓は埋められたものなのか元々なのか…。仕切り扉は両開き式、この辺りは8000系の流れですね。

 

そして数少ない秩父鉄道のオリジナル点、片開きの仕切り扉が追加された車端部です。かつては貫通路だけだった場所と思われ、幅を狭くした上で追加しています。冬季の寒風通り抜けの対策なんでしょうね。

 

最前面です。運転台側はかつて窓があったはずですが、デカい機器が鎮座し窓を塞いでいます。前面展望は残りの窓からどうぞ。

 

天井です。一応デカく張り出した冷房が付いていますが、ここでは見えないものの扇風機も残されています。ちょうど電車に冷房が付き始めた頃の車両なので、効きもイマイチなのかもしれません。

 

座席です。全席ロングシート、ドア間は3+4の7人掛けです。袖仕切りは見慣れない(というかこの時代局地的に見られた)縦のパイプ構成です。立ち席客との分離くらいしか役に立たず着席側は一方的に使い勝手が悪いものですね…。

 

車端部の3人掛けです。妻面にもモケットを貼っているのが当時の東急なりの気配りだったのでしょうね、最近の電車ではそんな素振り一切ありませんが…。座り心地はやはり硬め、この見た目にして硬め…。もう少し沈み込んでもいいんじゃないかとも思うのです。

 

車椅子スペースです。ヒーターがあるのが冬は寒くなる秩父らしいですね。