四国ケーブル コ-1形 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

「四国八十八箇所お遍路の旅」、この言葉に反応を示すのは某バラエティ番組藩士か某スリーピースバンドのファンのどちらかのような気がしています(^^;; 85番札所八栗寺は、八十八箇所の中で唯一ケーブルカーで上がれるお寺となっています。また、この近くにあるうどん屋「山田家」さんはぶっかけうどんの発祥店(諸説ありますが・・)で、ざるぶっかけの冷やしは絶品の一言で、軍団やバンドメンバーの御用達となっています。

 

珍しく話が逸れまくっていますが、八栗寺までのケーブルカーを運営しているのは八栗寺ではなく、四国ケーブルという会社です。他にも21番札所太龍寺へのアクセスを担う太龍寺ロープウェイや、66番札所雲辺寺や人工スキー場スノーパーク雲辺寺へのアクセスを担う雲辺寺ロープウェイなども運営しており、何かと寺へのアクセスに関与している会社となっています(笑)

 

さて、八栗ケーブルに使用されているのはこのコ-1形です。登場はなんと東海道新幹線と同じ年、登場時はアイボリーにブルーラインという塗装となっていたそうな。こちらは1号車、赤色の塗装とされています。

 

そしてこちらが青い塗装の2号車。特徴的なデザインをしていますが、かつては同形の車両が2本の他社別路線に存在していたようです。

 

車内です。階段状になっているのはケーブルカーではお馴染みです。必要最低限の設備しか無いのは目的が観光というよりも山中にあるお寺への参拝という「交通手段」だからなのでしょうね。

 

ドアです。折り戸式で、片側に3つ配置されています。

 

運転台(?)です。右側は係員さんの座る席ですが、運転は山頂側で行うので非常時の対応のため、と言えますね。

 

山頂側はこの通り。右側は一般席として開放されています。

 

天井です。照明にはカバーが掛けられています。なお、登場時から非冷房を貫いております。乗車したのは春でしたが、夏場は大変厳しくなりそうですね…(^^;;

 

窓です。二段窓で、下段は開閉可能です。夏の涼はここからの風となりそうですね。

 

座席です。そらそうよ的にクロスシートとなっております。座り心地はケーブルカー独特の振動を多少緩和させる程度にはクッションが効いていると思います。それ以上は乗車時間も短いですから求めてはイケません。

 

そして展望席です。大人二人で座るとちょっと狭いですね…。

 

今日も八栗寺へのアクセス手段として登り降りする毎日です。

 

 オマケ、うまい!!