岡山電気軌道7900形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

岡山市内の足、岡山電気軌道の主力形式のひとつとして活躍しているのが7900形です。この形式、全6両のうち7901~6という付番ではなく、なぜか7901~8501という付番方法となっています。創業からの年数を形式の上2桁にする形式の付け方によるものですが、一見すると全車がその形式のトップナンバーみたいですね(^^;;  この8501は吉備団子の広告車両となっています。岡山土産の定番ですね。


車内です。特徴的なのは大きく面積が取られた側窓ですね。


ドアです。引き戸式で、足元にはステップが残ります。低床車両実現まではもうしばらくの時間を待つこととなりました。

 

運転台です。中央に簡単な仕切りが設置され、その手前に運賃箱が備わります。点灯式の「次とまります」も懐かしい一品です。


天井です。冷房吹き出し口は蛍光灯の外側に配置されています。それ以外は取り立ててどう、ということもありません。


窓です。二段窓で、上段は中折れ式で開くことが出来ます。少し残念なのは日除けが無いことで、「これだけ大きくしてやったんだから外をしっかり見てくれ!」と言った声が聞こえてきそうです(^^;;  一応熱線九州ガラスは装備しているようですが、眩しさのシャットアウトに大きくは寄与していないのでは?

 

座席です。ズドーンとロングシート、着席区分がありませんが、一体何人座れるんでしょうか(^^;;  袖仕切りは肘掛けを兼ねた板、座り心地は背ズリが薄めですが短距離利用を考えればこんなものでしょう。


形式によっては袖仕切りの形状が微妙に異なります。


最後に運賃箱です。ICカードリーダーが増設されていますが、位置が低すぎではないでしょうか(^^;;