JR四国キハ54形0番台 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

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松山地区の非電化区間で運用されるキハ54形です。最近後ろにチラッと見える8600系等、コーポレートカラーである水色を使った列車が減りつつある昨今においてそのカラーを維持している存在でもあります(登場時?聞かないで下さい )。

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北海道にも同形式の車両がいますがあちらは500番台、ここ四国にいるのが0番台となります。500番台と違い暖地仕様であり、部品もバス用のものが多数使われています。

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車内です。松山地区(特に松山以西)と言えば、「単行、トイレ無し、ロングシート」と18きっぱーからしてみれば地獄以外の何物でも無い悪条件がこれでもかと言うほど揃っている鬼門ですが、キハ54はその鬼門を司る一角を成しています。

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ドアです。もろに路線バスでよくみられる折戸そのものです。これで内子線を爆走された日にゃあそりゃもう…といいつつ、最高速度が95km/hなのでたかだか知れてますね。

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運転台です。典型的な地方ローカル線のレイアウト、半室構造で車掌台側は客室として開放されています。このダイナミックな前面展望を楽しめるのが地方気動車の楽しみだったりします。コストダウンの結果出てきた副産物に過ぎないでしょうけどね。

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天井です。こう見えて冷房も備わり、ラインフロー式となっています。照明はカバーの無い蛍光灯、間隔をあけて設置されているため夜は少々薄暗いかもしれません。

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窓です。二段窓がズラリと並んでいます。キハ32形とは違って日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプとなっています。

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座席です。見事なスーパーロングシート、片側34人くらい座れるでしょうか。しかし、その割に連続性が感じられないのはバケットシートとなっていること、途中に肘掛けを入れていること、それに合わせてモケットの色が黄色になっているからでしょうね。

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向かい側のロングシート。それでも、こう撮るとさすがに圧巻ですね。座り心地は500番台のロングシートと同形状に見えますが、あちらと比べてクッションも柔らかめです。背ズリも高めなのでバケットシートのお手本のような座席と評します。間に肘掛けも入っていますし、これを背にして進行方向を見ながら予土線の四万十川をボーッと眺めるのも悪く有りません。そんなに混まないでしょうし(笑)

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ドア横の袖仕切りです。なぜか暖地仕様にも関わらず透明な板が入っています。ある程度の風避けという役割、肘掛けの役割は他の座席にくれてやる!って感じですね(笑)

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