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50000系列の導入が一段落した一方で、既存ステンレス車両のリニューアルも行っている東武鉄道、今回はリニューアルされた10030系を取り上げます。
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行き先表示がフルカラーLEDになっていますね。字は明朝体となっています。
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車内です。50000系列に近いレベルまでリニューアルされており、野暮ったかった印象がかなり軽減されています。
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ドアです。LED表示機のあるドアとそうでないドアの二つを並べてみました。千鳥配置で、字の大きさはまずまずです。窓の押さえが新型車両で見かけるような支持方法となり、ドアの触れ合う部分には黄色いラインが塗装されています。
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車端部です。仕切り扉が窓の長いものになり、隣の車両の見通しがよくなりました。
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車椅子スペースを有する車端部です。リニューアルに際して設置されたものですね。
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一般座席の優先座席です。どういうわけか、元々あった仕切り扉を撤去してしまっています。「必要最低限あればいい」という考えなのかどうかは分かりませんが、今一度仕切り扉が果たす役割を考え直す必要があるのではないかと思います。
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乗務員室です。運転台側に仕切り窓は無く、仕切り扉部分と車掌台側にやや高めのものがあります。車掌台側の仕切り窓に渡された数本の握り棒が少し目障りですが、日中でもそれなりに混雑する路線に投入されるだけあり、ラッシュ対策の痕が見て取れます。
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天井です。冷房吹き出し口はラインフロー化され、ラインデリアも設けられました。照明は相変わらず剥ぎ出しの蛍光灯です。
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窓です。一段窓を2枚配置しています。日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプのままですが、リニューアル車共通の冬の雑木林をイメージしたような柄入りとなっています。
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座席です。ドア間は7人掛けとなっています。かつては黄緑のエコーラインという、当時の東武鉄道通勤電車の典型のような座席でしたが、リニューアルに伴い50000系列と同じモケット柄となり、座面のみバケット化されています。袖仕切りは板状のものです。標準車両の袖仕切りとは微妙に形状が異なっていますが、基本的な使い勝手の良し悪しは変わっていません。もう少し奥行きを増やした上で窪み下辺を肘掛として使えるようにすれば居住性は格段にアップするのですが・・。
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車端部は3人掛けです。10000系では4人掛けだったので、編成ベースで4人分(車椅子スペースがある場合7人分)の着席定員が減ったことになります。その代わり一人当たりの横幅は広げられており、若干のゆとりがあります。座り心地ですが、座面が新品のバケット形状をしたものになったので多少の硬さはありますが、背ズリは昔の柔らかいままです。総じて悪い気はしませんでした。
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優先座席です。こちらはアイスグリーンのモケットになっています。
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そして車椅子スペースです。握り棒、非常通話装置を備えています。窓上の荷棚は撤去されており、主な使われ方であろう立ち席スペースとしても機能するようにしています。