西鉄7050形 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


「久留米以南の天神大牟田線・甘木線の輸送力適正化」を目的として登場したのが7000形・7050形です。これまでの車両では、左右非対称の前面窓に丸いライトというデザインが長く採用されていたのですが、これが大幅にモデルチェンジされ、大型のパラミックウィンドウをブラックフェイスで引き締め、ライトも角型になっています。4扉車が7000形で、今回紹介するのは3扉車の7050形です。


車内です。カラーコードは従来の西鉄電車を引き継いでいますね。


ドアです。これまでは化粧板が貼られていたのですが、この系列からコストカットのため化粧板が省略されています。


千鳥配置でLED表示機が設置されています。字もまずまずの大きさです。


車端部です。仕切り扉は無く、大型貫通路で結ばれています。ワンマン運転対応のためではありますが、今時の車両でこの形態は珍しいですね。


乗務員室部分です。画像は2編成併結時です。直後に座席はありません。


天井です。蛍光灯はカバー無し、一部は抜き去られています。西鉄は昼間消灯もすれば蛍光灯の一部抜き去りもするという、徹底的な節電を行っています。ラインデリアの羽は連続調となっていますが、吹き出し口は一部に留まります。


窓です。一枚窓で、日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。


座席です。ドア間は10人掛け、背ズリのみバケット形状になっています。以前は座面もバケット形状になっていたような気がするのですが、気のせいでしょうか・・。袖仕切りは板状のものに穴を空けた、肘掛を兼ねたタイプになっています。これがもう少し縦方向に大きくなれば、立ち客との衝突防止となるのでしょうね。外気との遮断は出来ませんが(^^;;


車端部の優先座席です。モケットは青系となっています。座り心地は硬めですね。大牟田-甘木間や大宰府-福岡天神間などでは少し厳しいかもしれません。まぁ天神大牟田線内は特急や急行などで行けばいい話なのですが。


車椅子スペースです。付帯設備は握り棒、非常通話装置、ヒーターとなっています。九州北部は冷えると聞きますから、それに備えた装備なのでしょうね。隣には2人掛けの優先座席があります。窓にかかるためか、袖仕切りの形状が変わっています。

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