大阪モノレールの主力の一角をなすのが1000系ですが、今回はその後期車を取り上げます。前面デザインが多少変更されていますね。多くの編成で広告ラッピングが施されており、一般塗装に会う方が難しいかもしれません。
こちら、阪急と同じようなマルーン色になった編成です。
車内です。かつては転換クロスシートを搭載していた編成もあったのですが、更新工事が行われた際に、混雑緩和を目的として展望席を除き全車ロングシートとなっています。
ドアです。化粧板が貼られたもので、窓もまずまずの大きさを確保しています。
編成中央の車端部です。4両編成なので、ここのみとなります。仕切り扉は窓が大きいもので、妻窓も設置されいます。
その他の車端部は、きのこ型の貫通路となっており、2両で1両のように見えます。
最前面です。仕切り窓は大きく取られており、前面展望も良好です。
天井です。蛍光灯はかつて照明カバーがかけられたものでしたが、更新によりカバーが撤去されてしまいました。ラインデリアは連続調となっています。
車端部付近は、冷房機器の関係からか、ラインデリアが飛び出た形になっています。
座席です。ドア間は10人掛けです。変更点といえば、袖仕切りが板状になり、肘掛を兼ねられるようになったことですね。
中央の車端部、5人掛けです。座り心地は初期車と同様のもので、柔らかめとなっています。
それ以外の車端部です。少し高いですが、壁を肘掛として使うこともできます。
展望席です。ハイデッキ構造となっており、窓側にも肘掛があります。背ズリ部分は折れ曲がった構造ですが、あまり形状がフィットしません。もうちょっと高さが必要かもしれません。
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