JR西日本115系 体質改善30N更新車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

新型車両導入が決定し、ようやく国鉄広島もJR化を迎えようかと言ったところですが、リニューアルされた編成は今後10年ほどは走り続ける予感全開です(^^;; 今回は、表示機がLED化されている、岡山所属の体質改善車を取り上げます。もうほとんどが画像のように末期色・・真っ黄色になっています。

こちらは4両編成です。

車内です。これが115系の車内と言うとちょっと「!?」かもしれませんが、正真正銘の115系の車内です。

ドアです。ここはほとんど手を加えられていません。

半自動ボタンです。後の改造のため、あまりスマートではありません。

車端部です。化粧板が西日本お得意のベージュ色に貼り替えられています。

優先座席を有する車端部です。仕切り扉に関しても、JR世代の車両と同じものに交換されました。

トイレのある車端部です。向かい側は車椅子スペースとなっています。115系に車椅子スペースというのもちょっとアンバランスです(笑)

最前面です。仕切り窓は依然として小さいです。

そして、こちらは座席が撤去された最前面です。保安機器の関係でしょうか、とにかく何やら物々しいです(^^;;

天井です。大きく構造は変わっていませんが、化粧板が交換されたため少しすっきりして見えます。

窓です。ここも相変わらずでして、日除けの生地を交換した程度です。

座席です。223系2000番台の後期車と同等の転換クロスシートです。座り心地としては、かなり扁平なもので、転換クロスシートとしてはあまり得点が高いとは言えません。そして、223系と決定的に違う点として、どういうわけか、ヘッドレスト部分が「四角い」です(笑) 見るからに硬そうというか、「あまり期待はするな」と言わずして言っている様に見えます(^^;; 

窓枠はいじられていないため、中央にはこのように修行席もあります。眺望的に一番ベストなのは、この直後の右側の席です。そしてテーブルは撤去され、窓側に肘掛などもありません。223系ならば窓枠部を広げてペットボトル程度なら置けるようになっているだけに、窓側にも少しの配慮が欲しいところ。

 

 

ドア横の固定クロスシートです。こちらの方が座面にしっかり角度がつけられていることもあり、ある程度は快適かと思われます。ただ、窓は戸袋窓なんですよねぇ。


優先座席はカバーの上部が緑色となっています。

固定クロスシート背面はモケットと、少し腰を掛けるためのクッションがあります。「クッション」という程柔らかいものではありませんが、有るのと無いのとでは大きく居住性が変わってくるだけにありがたい限り。ちなみに、全区画補助椅子はありません。

車端部の座席です。本来であれば固定クロスシートが設置されているのですが、どういうわけか転換クロスシートが設置されています。しかも、この座席、「転換できません」。転換機構は固定されており、この方向でしか使用できないようになっています。恐らく、背面にある機器のための処理と思われ、点検時にはロックを外して転換できるようにしていると思われます。

最近では、モケット交換車も出てきています。おなじみ、滑りにくいが安っぽいものですね。肌触りという面では前モケットの方が優れていると思います。

ごく一部にロングシートが残っています。いずれも2人掛けで、袖仕切りは肘掛を兼ねた板となっており、居住性改善が図られています。

そして、車椅子スペースです。やはり国鉄型車両とあって少し場違いな気もします(^^;; 一応握り棒の他にヒーターも備わっているようです。

 

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